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実母との確執

精神病院を退院して出てくると 人と少し話をすれば
ホントに心配してくれる人、冷やかしの人が手に取るようにわかります。
親族や同級生、仕事でお世話になっている人は親身になって心配してくれます。
近所の人やあまりかかわりの無い人は 
面白がってぺらぺら喋っているんだろうなというのがわかります
アル中アル中と馬鹿にしているんだろうな と思ってしまいます
  
アルコール依存症になったのは自分の責任です。
今後は、迷惑をかけた全ての人に償いがしたいです。
焦らずに、人としての道を踏み外さないようにじっくりとやって行きたいと思っています。

私は妻子と私の実母と実家暮らしです。
アルコール依存症になった要因のひとつとして、同居している私の母親との不仲があります。
彼女は、男の人だったら「おれがおれが」の人で、自己中心です。
常に上から目線です。なんでも命令口調です
話題の中心に自分を置かないと気が済まない性格です。
口を開けば武勇伝にも似た自慢話と、世間話とは程遠い人の悪口、陰口
妻には聞こえないところで 私や孫達のいるところで妻の悪口
エピソードはここでは書ききれないほどたくさんあります。
それを聞くのが嫌で私は事務所にこもって酒に逃げていました。
彼女が寝室に上がるのを見計らって食事や風呂に自宅に戻っていました。
数年前に亡くなった私の父も、家に帰りたくないので、外で飲み歩いていました。
  
妻は、私の母親との性格の不一致のことで市の福祉課や家族支援センターに相談に行ったそうです。
しかし80年以上培ってきたその性格は直ることは有りません。
孫も大学生なので大体のことは理解出来ています。
いつものように妻への陰口が始まると子供たちは自分の部屋に行ってしまい聞く耳を持ちません。
現在では私も妻も彼女とは必要最小限の会話しかしません。
夫婦揃って断酒会の例会に出席することも、あまり良くは思っていないことでしょう。
彼女は私の病気のことを単に肝臓病だとしかとらえていません。
精神病院に入院していたことも、アルコール依存症だということも、アルコール性肝硬変も、
彼女にしてみれば「汚れ」なのでしょう。
アルコール依存症とアルコール性肝硬変で死にかけたことも認めないでしょう。
しかし、なぜ私が彼女の言う肝臓病になったのか?というところからこの病気は始まっています。

気苦労をした妻も現在は週に4日パートに出ています。
夜は断酒会の例会にも同伴してくれます。
私の母親との接点が少なくなった分、こころなしか妻の性格が丸くなってきているように感じます。


つづく。








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