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攻め過ぎに注意

今まで生きて来た中で学んだことと言えば、
攻めすぎても守り過ぎてもダメだということです。
成功した時は良いのですが、攻めすぎて失敗して挫折し人間不信に陥ったこともあります。
その時々で、冷静に判断し行動することが大切なんだと思います。
  
そんな挫折した時に逃げ込んだのが「酒」でした。
元々酒は大好きなほうでしたが、私の好きな「酒」は、楽しい酒です。
逃げるための手段としての酒ではありません。
逃げるための酒は、決して美味しいものではなかったです。
飲みたいわけでもない、味なんて感じられない。
口に酒を運んでいないと、何かに押しつぶされそうになっていました。
思考能力も判断力も麻痺し、自分だけの深い闇の中に居ました。
病院に連れて行ってもらうまで、こころも身体も別のところにあったので、
どんな病気なのかも知りませんでした。 “死”への恐怖も有りませんでした。
入退院をし病気が回復し始め、病気についての勉強を始めて、
やっとこの病気の恐ろしさを知りました。
  
今は、昔のようにてっぺんを取りたいといった野心は有りません。
2番目、3番目、もしくは閣外協力のほうか居心地が良いです。
順番で回ってくるものは喜んで引き受けますが、
出しゃばって前に出ることはしません。
しかし、自分を追い込むことは回りに迷惑をかけないので、
とことんまで攻めて追い詰めるという性格は変わっていません。
やると決めたら結果が出るまで徹底的に自分を追い込む。
やらないと決めたらスイッチをOFFにして一切何もやらない。
火災にたとえると、鎮圧ではなく鎮火です。
  
その性格は幼少期からのもので、
やりすぎて、小学校の時にはイジメ(無視)にあった経験もあります。
しかし、その仕返しとしてイジメの主犯格の数人を、居場所がなくなるまで追い込みました。
しかしそれは決して後味の良いものではありませんでした。
私がくも膜下出血になった時、私が弱くなったことを利用して攻めて来たヤツがいました。
そいつのことは、完膚なきまでに叩き潰し、輪の中から追放し逃げ場を塞ぎました。
そいつには、一生こころを開くことは無いでしょう。
アルコール依存症に関しては、まだ攻められた経験はありません。
ですので、裏で何を言われているかがとても怖いのです。
ほとぼりが冷めるのを待つしか無いのかもしれません。

酒の出る席には必ずと言って良いほどに顔を出していた私が、出席を断るようになり、
誰に聞かれても「死ぬまで飲まないよ」と言い続けていることも浸透しつつあります。
今後、私が酒を飲むようなことはありません。
それは飲酒が肝臓に悪影を及ぼすからであって、飲酒欲求の抑制ではありません。
肝臓のことを考えたら飲酒欲求などねじ伏せる自信があります。

もう家族にも自分にもウソはつけません。  

つづく。









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ヒロポン

うちの断酒会には、脳出血して車椅子。
なのに飲んでいる人がいてました。
生きているのかどうかもわかりません。
本当に恐ろしい病気だと思います。
by ヒロポン (2020-05-30 15:48) 

七(なな)

最初に自助グループの存在意義を再確認する必要がありますね。
慣れ合い同士の仲良しグループの暇つぶしが目的ならば、
本気で断酒しようとしている人には悪影響ですよね。
アルコール依存症の回復方法は人それぞれ、
自助グループの他にも、
Twitter、YouTube,ブログ、最近流行りのオンライン例会など、
回復手段はいろいろあると思います。
自分に合った回復法を見つけることが出来れば、
ALL OKではないかと。

by 七(なな) (2020-05-30 19:25) 

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