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冷静さを忘れない

コロナ再発中!
生命を取るか?経済を取るか?
貧困層で基礎疾患を持っている私には判断できかねます。


妻が俺の断酒会退会について蒸し返してきた。
「代わりにこの断酒日記を書いている」と話してみたが、彼女の反応は薄かった。
  
飲酒欲求はゼロだが、もし再飲酒をするとしたらどんな原因があるのか考えてみた。
妻や子供たちに何かあったら?
肝硬変や肝細胞癌で余命宣告され、先が短かったら?
そんなことはないとは思うが、
生きていくことに絶望を感じたとき、飲んでしまうかもしれない。
それも中途半端な飲み方ではないことは十分予想できる。
俺はそもそもとても弱くてもろい人間だ。
その時は、それこそ死ぬ気で飲んでしまうのではないかと思う。
  
嬉しい時、例えば子供の結婚式や孫が生まれたくらいでは飲みたくはならない。
その反対に、信用していた人からの裏切り行為、戦意喪失した時など、
それは時と場合によると思う。HALTの中のAとLだ。
  
ありがたいことに今は飲酒に関して冷静な気持ちでいられている。
他人が泥酔している姿を見ると、「バカだな~」と思える。
酒売り場を避けて通らなくてもよくなった。
飲酒以前に「酒」自体が汚物のように見えている。
スロットをやめたあの時と同じような心境だ。
スロットをやめるのにも時間は掛からなかった。
副業だったので当然禁断症状もなかった。
タバコも入院していた5ヶ月間は完全禁煙だった。
そして今は加熱式タバコのノンニコチンタール改造爆煙仕様で禁煙している。
そう、禁煙を楽しんでいるのだ。
だから、「酒も絶対に止められる」といった妙な自信がある。
  
自分で言うのも恥ずかしい話だが、元々俺は「お祭り男」である。
酒が入り気持ちが高揚すると、羽目を外してしまう傾向にある。
今はそれを無理して押し殺している。
酒席や酒の存在を感じられる所は避けるようにしている。
感情の起伏を抑えて我慢ばかりしている。
言い方を変えれば、つまらない人間になりつつある。
  
でも今はそれで良いと思っている。
冷静さを失い隠していた本性をあらわにしてしまうと、取り返しのつかないことになる。
それは、俺本人が一番よく知っている。
本当の自分が出てしまうと、今までの努力が全部無駄になってしまう。

俺には似合わないが、冷静な自分で居続けることが
今後の生活に繋がるための近道だと考えている。

辛抱我慢!

つづく。



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ヒロポン

私は17年前にスリップしました。
「一杯位いいだろう。」
「もう治っただろう。」
そんな気の緩みでした。
それが一番多いそうです。
by ヒロポン (2020-06-05 07:23) 

七(なな)

私のスリップは退院直後でした。
何の気なしにコンビニでチューハイ買ってました。
買ってからヤバイ!と思いましたが、
隠れて飲んで、呼気でバレました。
by 七(なな) (2020-06-06 05:33) 

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