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肝臓の通院日

肝硬変にしてもアルコール依存症にしても、完治することの無い病気である、
これらの病気の回復のための断酒は、1年経とうが10年経とうが単なる旅の途中であって、
命が尽きてもそこが目的地ではない。
酒を飲むことなく一生を終えても、志半ばなのである。
1年ごと、10年ごとなどチェックポイントとしての目標とするのはとても良いことだと思うが、
それを勲章のように自慢するものではない。
ゴールは無いが再飲酒による途中棄権はあるという終わりなきデスゲームだ。
途中棄権とは“死”を意味する。
まだ初期段階の人はこのゲームにエントリーする前に引き返して欲しい。
俺のように“死”の恐怖にビクビクしながらの生活を送らないで欲しい
適量を見失わないで欲しい。

今の俺は昔のように無茶できない。
食事制限で腹八分、肉体労働もあまり無理できない。
一生懸命、我武者羅、根性、気合とはかけ離れた生活だ。
人間が一回り小さくなったように感じる。
しかし、後ろばかりは見ていられない。
後ろを向くのはバカだった自分を反省する時だけで良い。
今生きていることに感謝し、少しずつでも前を向いて前進して行こう。

今日は午後から3ヶ月に1度の肝臓のほうの病院の通院日だ。
前回コロナ自粛でパスしたので、約半年ぶりの病院だ。
さすがに半年空けると採血の検査結果が気になる。
自粛による運動不足も否めない。
前回のCTから1年経つので、そろそろCTかMRIの検査も近いだろう。
去年超音波の検査で引っかかっているので、肝癌への恐怖も半端ない。
数こそ減ったがコロナも周りで毎日のように出ている。
基礎疾患のある俺はコロナに感染したらイチコロだ。
新品のマスクとアルコール除菌液持参、完全防備で行ってくるよ。
採血の結果は今夜書くことにする。

(数時間後)

病院から帰宅。
コロナの影響もあり、病院内はガラガラだった。
検査の結果だが、医師より「問題ありませんね」と太鼓判を押された。
日ごろからの節制の賜物と喜んだ。

次のCTの予約を入れて来たよ。
CTで影が見られなければ今年いっぱいは安心できる。
まあ腫瘍マーカーの数値も良いし、大丈夫だろう。

つづく。



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