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癌患者のコロナ予防(復習)

非常事態宣言が発令された今、忘れないように、
改めて、がんとコロナについてのおさらいをしておくことにする。

大人、子どもとも関係なく、がんを含む重篤な慢性疾患をもつ患者は、
COVID-19のような伝染疾患よって重篤な合併症を患うリスクが高くなる。
現在のところ、COVID-19を予防するワクチンは開発されていない。
予防に最も効果的な方法は、ウイルスと接触しないようにすること。
COVID-19の感染を回避する方法は、インフルエンザなど他の感染性呼吸器疾患の予防方法と同じ。


【がん患者のコロナに対する心構え】
新型コロナウイルスで重症化する患者の特徴は十分解明されていないが、
がんを患っていることや抗がん剤の治療を受けていることは、
肺炎など重症化のリスクである可能性がある。
抗がん剤治療を受けていると、感染に対する抵抗力が低下している可能性がある。
がん治療経験者は、免疫力が若干弱くなっている場合があり、
新型コロナウイルスに感染や重症化のリスクがあることは否定できない。
感染を防ぐことが極めて重要で、人混みを避け、手洗いなど一般的な衛生管理をすることだ。

明らかなエビデンスはないものの、がんの罹患は重症化リスクの一つであるとされている。
免疫抑制状態もリスク因子とされているため、
抗がん剤治療を受けている患者はさらに厳重な注意が必要だ。

新型コロナウイルス感染が確認された場合は、速やかな感染対策の上、丁寧なモニタリングを行い、
必要に応じて治療の一時中止や延期を考慮する必要がある。


【毎日の予防策】
・大勢で集まらない、病気の人と近い距離で接触しない
・握手など、不要な人との接触を避ける
・自分の目、鼻、口をむやみに触らない
・日に何度か、特にお手洗いに行ったあと、食事の前、鼻をかんだあと、咳をしたあと、
 くしゃみのあと、他の人と接触したあとは、短くても20秒、水と石鹸で手を洗う
・インフルエンザの予防接種を受ける

【生活圏内で集団感染が発生した場合】
・可能な限り自宅で過ごす
・長時間の自宅待機に備えて、数週間分の薬と消耗品の備蓄を確認する
・外出する際は、人混みを避ける
・船旅や不要な航空旅行は避ける

【治療を受診する際の心構え】
コロナによって、がん治療医も「いつ」「どのように」治療や経過観察を行うのか、
変更する必要がある。
いくつかのがん治療は安全性を保って遅らすことができるが、
延期できないがん種もある。
定期的な経過観察は、問題なく延期するか、遠隔診療で実施される場合がある。
病院や医療機関は、コロナウイルスに感染した患者から遠ざけるために、
他の医療機関に行くことを薦めるかもしれない。


結論としては、
とにかくテレビの中で行っているような一般的な衛生管理を守ることに尽きる。
過敏になり過ぎると言われるかもしれないが、
俺たち癌患者は、感染すると正常な人と比べると死亡するリスクは高い。
そりゃぁそうだろう、いつ死ぬかとビクビクしているし、
一般の人より生きることに必死なのだから、ビビって当然だ。
一般の人よりも寿命が短いことは解り切っている。

だからこそ、残された貴重な時間を必死になって生きているんだ。


つづく。



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