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腹に入ればみな同じ

昨日の帰り道、ネコたちのゴハンを買いにHCに行った。
家ネコのみぃはピュリナワン7歳以上用、
小食の事務所ネコのシロはモンプチの毛玉ケア、
ノラ3匹は8kgの大袋
全部でだいたい4,000円
コロナ禍で配られた地域振興券も使い切った。

キャットフードは、周期的に1~2ヵ月おきに買いに行っているのだが、
全体的に1割~1.5割値段が高くなっていた。
お値段据え置きの商品は、内容量が少なくなっていた。
でも、当時の俺の酒代に比べたら安いものだ。

当時の俺の1ヵ月の酒代の内訳は、
家飲み用の備蓄酒(焼酎)7000円
外飲み*2回で7000円
コンビニ酎ハイ2000円
それにタバコ代を加えると2万円以上は散財していたことになる。
現在はそれが0円だから、年間では20~30万の違いがある。
「断酒」は、健康的な生活を送れるだけではなく、
経済的な面からも財布にやさしいことがわかる。

俺を含むアル中は、酒の味よりも安さとアルコール度数に重きを置く。
何でも良いから酔って嫌なことを忘れたい、疲れを麻痺させたい、睡眠をとりたい。
そっちのほうがメインだ。
しかし、安くても自分の口に合う「酒」の選択だけは心得ている。
「酒」がメインの生活がゆえ、食費を削っても譲れない部分もある。
俺の場合、主力となる焼酎甲類(4Lペット)の備蓄酒は、安さだけを求めた。
たまに買う缶チューハイは、巡り巡ってSTRONG ZERO DRY一択だった。

外飲みを我慢して家飲みだけにしても、飲酒量は変わらないと言うより逆に増えた。
どうしても1万円/月はかかっていた。
食事は我慢できても酒だけは我慢できなかった。
てか、酒浸りだから空腹感は消滅していたので、酒が流動食と化していた。
そりゃあ胃が破れて血反吐も吐くよな。

誤解を恐れずに言えば、そもそもアル中はバカ舌だ。
今半のすき焼き用の牛肉と吉野家の牛肉の区別がつかない。
パティシエの作る高価なケーキとスーパーの100円ケーキの区別もつかない。
「山崎製パン最強!」、「腹に入ればみな同じ」これが口癖だ。

俺みたいな屈折した感覚にならないように、おかしなルールを作る前に、
酒より大事なものを見つけよう。

つづく。


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