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ロックスター がんで死去

シーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠さん74歳が膵臓がんで死去された。
奥さんのシーナさんと、派手で渋くて仲良しのカッコいい御夫婦だと憧れた。
シーナさんが亡くなられた時もショックだったが、今回の訃報も本当に残念。

癌については当事者である俺も本気で勉強したので多少解かっているのだが、
膵臓がんは症状がないから始末悪いがんで、膵がんの5年生存率は数パーセントと低い。
膵臓がんの多くは膵管の細胞から発生する。
膵臓の形を検査するのは難しく、腹部超音波検査でも膵臓の全体を観察するのは困難で、
また、膵がんの早期診断に有用な検査も無いらしい

膵臓は進行してくると、腹痛、食欲不振、腹部膨満感、黄疸、腰や背中の痛みなどが起こる。
膵臓にあるがんは数センチの小さな塊であっても、周囲の血管やリンパ管にがんが浸潤し、
これらの管の中を通って肝臓や肺などへ運ばれ、
転移により新たながんの塊を作りその臓器本来の働きができなくなってしまうことが多い。
それに、膵がんに有効な抗がん剤は少ない。
膵がんでは他の臓器のがんに有効な抗がん剤がほとんど効かず、
膵がんに有効とされる抗がん剤も、膵がんを完治させることはできない。

俺がシーナ&ザ・ロケッツの曲に出会ったのは中学1年生の時、
友達の兄貴がもっていたスネークマンショーのレコードを聴かせてもらったのが初めて。
「レモンティー」は中学生の俺には衝撃的だった。
代表曲はJALのテレビCMに起用されてブレークした「ユー・メイ・ドリーム」、
他には「レモンティー」など。
20代のころ通っていたスナックのママが、酒焼けした声で歌う「レモンティー」を思い出した。

鮎川さんは昨年5月にがんが発覚し、医師から余命5カ月ほどと宣告を受けたが、
みんなに心配をかけたくないという強い希望から一切病気を公表せず、
ライブの合間に治療を続けながら全国ツアーを続行したと言う。
数年前に子宮頸がんで亡くなられた奥さんのシーナさんと同じ『ロック葬』で送られるそうだ。

今後、俺の肝臓がんが再発や転移を繰り返し、数か月の余命宣告を受けたら、
はたして鮎川さんと同じ行動ができるだろうか、いや、できないと思う。

2年前のガン摘出手術の前後から、メンタルトレーニングは積んできているつもりだが、
いざ、「俺の番だな」となったら、
強がりながらもストレスがオーバーフローしてしまうかもしれない。

もしかしたら、「酒」を飲んでしまうほど追い詰められてしまうかもしれない。
そのときは、隠れ酒ではなくありたい。


つづく。


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