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ブロック大会不参加

昨日、妻は断酒会の地方ブロック大会に参加した。
酒害者本人の俺はというと、総会が1つとその他仕事が入っていたので欠席した。
まあ仕事が入っていなくても行く気はなかったんだけどね。
そもそも断酒期の全国大会やブロック大会ってなぜやるの?

チラシの謳い文句はコレ
 ↓
アルコール依存症からの回復の祭典!!
アルコール依存症から立派に回復した人たちの声を聴き、姿に接することで、
アルコール依存症が回復する病気である事を広く社会にアピールするイベントです。

俺も入会したての頃に一度全国大会に参加したことがある。
全国各地から来た発言者の体験談の内容は、地域によって様々で、
周りの環境が違い過ぎて、自分に当てはめて考えることが出来なかった。
アルコール依存症にも地域性があるんだなと思ったことだけは覚えている。

大会参加者は断酒会員が殆ど、その他には医療関係者がちらほらで、
内輪のお祭りのようで、決して社会にアピールする場ではなかった。
それに、断酒会寄りの病院は断酒会を勧めるし、AA寄りの病院はAAを勧める。
大会執行部として重要視するのは、大会に呼ぶ来賓者だろう。
首長や議員など行政へのアピールは、今後につながる可能性があると思う。

大会では、別に他の都道府県の人と知り合いになる気も無く、
普段は会えない朋友と会うことができるといった楽しみも無い。
一度参加すると、翌年もメンバーに入れられてしまう可能性もあるので怖い。
出席率が高くなるにつれ、ズルズルと役員への道が開かれてしまう。
それだけは回避したい。

一泊研修や断酒学校にも参加したことがあるが、
自分の発言の順番を待ち、例会と同じようにA4に書いた体験談を制限時間を気にしながら読み、
休憩時間には、したくも無いのに毎回トイレに行き、
決まった時間に食事をとり、決まった時間に寝て起きる。
只々時間が過ぎるのを待つだけで、その二日間は苦痛でしかなかった。
「仲間が語る体験談に皆が聴き⼊り共に泣き笑い」と言われても、内容を一つも覚えていない。
「行事に参加した」という記憶だけが残るだけだった。

俺が若かったころ、「仕事に繋がれば!」と、どんな集まりにも率先して参加した。
各種組合や団体の全国大会やブロック大会にも何度も参加した。
しかし、覚えているのは大会後の懇親会(酒宴)と、翌日の観光のことだけ。
ほぼ旅行に近いものだった。
そんな経験があるので、断酒会主催の各種大会にも足が遠のくのかもしれない。

ある団体の県の役員をした時には、大会本番の1年前から前日まで準備した。
本番当日も裏方として馬車馬のように働いた。
だから役員への打診があっても、軽く良い返事が出来なくなっている。


つづく。


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