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ゲリラ豪雨と線状降水帯

一昨日昨日と、台風2号の影響により各地は大荒れだった。

以前は大雨と言われても怖さをあまり感じなかった。
しかし近年の大雨は尋常ではない被害が各地で起きている。
頼みの綱の天気予報も天気実況と化しているので当てにはならない。
50年に一度と言う大雨が毎年降るんだから、予報以上の心構えが必要だ。
去年も次々に湧き出る雨雲によるゲリラ豪雨で、ウチの周りでも集中豪雨が止まらなかった。
それによる被害は地上波のテレビでも報道されるほどだった。

台風接近ならばある程度身構えることが出来るが、ゲリラ豪雨だけは予測不可能だ。
さっきまで晴れていたと思ったら突然の豪雨、それも一カ所に長く停滞し災害をもたらす。
毎年のように起こる集中豪雨による土砂災害の復旧も未だに完了していない、
というか、復旧箇所が毎年新たに増えている。

かつては「夕立」と呼ばれていたが、急に降ってくる大雨による災害が目につくようになり、
近年では「ゲリラ豪雨」という名前で呼ばれるようになってきている。
気候変動やヒートアイランド現象など複数の原因が重なって、
気温が上昇傾向にあることと関係がある。

10年ほど前から「線状降水帯」による被害が全国各所で注目されるようになった。
線状降水帯とは ↓
次々と発生する積乱雲が列をなし、同じ場所を通過または停滞することで、
線状に伸びた地域に大雨を降らせるもの。
気象庁では2021年から、以下の基準を満たす線状降水帯が発生した場合、
「線状降水帯」というキーワードを使用した顕著な大雨に関する情報を発表するようになった。

日々降り続ける雨で地盤が緩んだところに更に大雨が降ると、
山が近くハザードマップで真っ赤な我が家は危険度MAXだ。
昨夜、豪雨による避難について家族と話した。
「どの車で非難所に行く?」
「家財を乗せて車2台で逃げる?」
「ネコたちはどうする?」
ばあちゃんは、「足が痛いから私は避難しないよ、みぃ(猫)と一緒に家に残る」と言うが、
ばあちゃんひとり残して他の人間が避難できるはずもない。
4年前の台風19号のときには、避難したけど避難所となっている体育館は満タンで入れず、
体育館の駐車場で車中避難していた人もいた。
一夜明けて車内で帰宅しようとしたが、途中の県道に倒木があり、
う回路を見つけて車を進めたが通行止め、自宅に帰るのに半日かかったとも聞く。

その原因は、異常気象や地球温暖化に深く関係しているのであろうが、
世界の二酸化炭素排出量は増加を続けており、
世界平均の気温上昇を、産業化以前を基準に2℃以内に抑えるには、
世界の排出量を急激に減らしつづけ、今世紀末には排出量をゼロやマイナスにする必要がある。

呼吸するなってか? ムリじゃん。


つづく。


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