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高温多湿と貧血

日曜日の天気は雨で肌寒いほどだった。
ようやく梅雨入りと思っていたのもつかの間、
昨日は梅雨入りしたとは思えないほどよく晴れ、
加えて暖かく湿った空気が流れ込み、気温がぐんぐん上がって35℃。
梅雨時期の晴れ間ということで、空気中に水分が多く含まれていてかなり蒸し暑くなった。

午後には汗が乾かず目の前に星がちらつき始め、吐く息が冷たく感じられた。
「ヤバい、これは倒れる感じだ」と直感した。
俺は若いころから高温多湿な昨日みたいな日に幾度か倒れた経験がある。

湿度が高くなると体にこもった熱を放出しづらくなり、熱中症のリスクが高まってしまう。
「学校の朝礼で貧血になって倒れた」なんてよく言うが、
いわゆる貧血と呼ばれるものは「脳貧血」あるいは「立ちくらみ」である。
血圧低下や徐脈を起こして、一過性に脳の血流が少なくなることによっておこるもので、
血管迷走神経反射とも言い、医学的にはこれは「貧血」てはない。

アルコールの過剰摂取によっても同じような症状になったことがある。
アルコールは利尿効果を持ち、トイレが近くなる。
血液の水分が尿中に排泄されて血液の量が減り、血管が開いて血圧が下がりやすくなり、
尿にNa,K,Mgといった循環と心臓にとって重要なミネラルが失われ、
熱中症のような状態を作り、循環が虚脱して失神を起こしやすくなる。
糖質やアルコールの過剰によって中性脂肪が極端に高くなると、
血液がドロドロになって脳の血流が、一過性に障害されて失神を起こす可能性もある。

それに俺は15年前、作業中に目の前が真っ暗になりクモ膜下出血で倒れた経験もある。
あの時は開頭クリッピング手術で一命を取り留めることができたが、
またいつ同じようなことが起こるか分からない。
なので、目の前に星がちらつき、吐く息が冷たくなったらすぐに休むようにしている。

悪いとは思ったが、15時には早上がりをさせてもらい、
エアコンの効いた事務所でデスクワークでサボることにした。
水分を大量に摂取し、徐々に体調は良くなっていったが、食欲は戻らなかった。

梅雨なのにもう夏バテかよ。。。


つづく。


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