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がん治療の選択

自由診療で「がん細胞が死ぬ」と勧められた点滴を投与された後に死亡したとして、
がんを患っていた男性の遺族がクリニック院長に損害賠償を求める訴えをに起こした。
遺族側は点滴の中身が何か明らかになっておらず、危険性などの十分な説明がなかったと訴える。
俺も肝細胞がんを4年前に切除し、いつ再発転移をするかわからない。
爆弾を抱える身としては他人事ではないと感じた。

その男性は「米国製の治療薬」とされる点滴を受けたのだそう。
何にでもすがりたくなる気持ちは分かるが、
結果的には冷静に治療を選ぶべきだったと言うしかない。
病院治療以外の「自由診療」はやはり自己責任なのだと聞く。
がん治療で、自由診療に走る前に標準治療を受けるべきだった。
標準治療とは実績が異なりすぎる、自由診療は賭けみたいなものだ。
それで亡くなっても文句は言えないのかもしれない。

「患者のことを第一に考えるべき」という実績のある従来通りの治療法を選ぶ医師と、
「実績をあげたい」という思いが先に立ってしまう医師が存在するのではないかと思う。
劇的な回復を見せて本人や家族を喜ばせたいという気持ちもあるかもしれないが、
他人の命を実験台にするのは如何なものかと思う。
賛否両論あるとは思うが、俺のガンが再発した場合には従来通りの標準医療を選ぶだろう。
それに俺は延命治療を望まない。
精神的に体力的に金銭的に家族に迷惑をかけてまで無理やり長く生きようとは思わない。
そのかわり今まで迷惑をかけてきた分、罪滅ぼしと恩返しは精一杯するつもりだ。


飲食店の倒産、過去最多ペースで推移しているそうだ。 
最も倒産があった業態は居酒屋を主体とする「酒場、ビヤホール」
居酒屋と「バー、キャバ、クラブ」を合わせた倒産件数は全体の35.4%を占めた。
特に小規模事業者が多い飲食店業界は、食材・光熱費の高騰や人材確保のための賃上げなどで、
収益が圧迫され、価格転嫁も進んでいない。
それはどの業界にも言える、価格をあげれば客はより安価なものを求める。
客の席生活も厳しい、財布の紐は固い。
庶民の手取りが少なくなれば、自炊の割合は増える。
しょっちゅう呑み歩く団塊世代やバブル経験者が出歩かなくなり、
コロナの影響もあり、団塊ジュニア以降は外飲みをしない。

若者の酒離れと言われるが、中年の酒離れも多くなってきた。
アルコール依存症の俺としては、酒を飲む機会が減るということは大歓迎なことだが、
当時通っていた店が次から次へと無くなっていき、
街並みが変わっていく姿を見ると、他所の街に来たみたいに感じ少し寂しい気もする。

これも時代の流れなんだよな。


つづく。


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