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ドント方式と惨敗率

昨日今日と少し肌寒い朝となっている。
明後日から11月となるのに「肌寒い」とは、おかしな表現ではあるのだが。

昨日は、俺が傷つけてしまった共聴アンテナ線を張り替えるため、
工事業者(弱電屋さん?)が予定通りの時間に来てくれた。
車の配線や100Vの電線なら俺も多少いじることができるが、
テレビや電話しかも光ファイバーではとてもじゃないが手を出すことができない。
引込線の張り替えだけなので作業自体はスムーズに終わった。
部屋の中で待機していたばあちゃんに。「テレビつけてみてー」っと叫ぶと、
「映ったー!前より画面がきれいだよ」と、歓喜の言葉。
とりあえずホッとして、昼食後からは午後の仕事に戻った。
これで毎晩嫌味を言われないで済む。
アンテナ線張替工事終了後、1時間ほどしたら雨が降って来た。
この天気が半日ズレていたら、工事も雨天順延になっていたことだろう。
ギリギリセーフ。


日曜日に衆院選挙が終わった。
小選挙区の投票率は53.85%、前回2021年と比べ2.08ポイント減少し、
戦後3番目に低い投票率だったのだそう。

結果を見ると地区によっては小選挙区と比例区両方から当選しているところと、
小選挙区にしか当選者がいないところとがあった。
なぜかと調べてみると、「ドント方式」というものがあるのだそう。
選挙無知な俺は初めてその言葉を知った。
ドント式についてちょっと勉強してみた。
比例代表の当選者は、衆参いずれの国政選挙でも、得票数に応じて、
「ドント式」と呼ばれる計算方法で各党の獲得議席数が決まる。
各党に議席を割り振った場合、
その1議席あたりに反映される票の多い順に当選にしようというもので、
具体的には各党の得票を整数で割ってその商(得票数)の大きい順に議席を得ていく。

それに惨敗率というものがあり、衆議院議員比例代表選挙の立候補者は、
小選挙区選出議員選挙との重複立候補が認められている。
この重複立候補者の当選順位が同一で届けられている者がいる場合、
当該選挙と同時に行われた小選挙区の当該選挙区における、
最多得票数に対する当該候補者の得票数の割合を惜敗率という。
同一順位の中では、この惜敗率の最も大きい者から順次、定数内で当選順位が定められる。

とりあえず計算方法と当落の仕組みはわかった。


つづく。


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