オープンダイアローグ

週末になり仕事も一旦落ち着いたので、
月曜日に妻のお供で行った断酒会家族会主催の研修会のことを振り返ってみる。
講師の先生は精神科医、表題は「オープンダイヤローグ」
そもそもオープンダイアローグなんて単語は聞いたことも無かった。
勉強熱心な妻は、研修前に講師の書いた著書を読んで事前に予習済みだった。
さすが、抜かりがないな。

オープンダイアローグとはなんですか？　ChatGPTに聞いてみた。
オープンダイアローグ（Open Dialogue）は、特に精神的な健康問題に対する治療方法の一つで、
主にフィンランドで発展した心理社会的なアプローチです。
この方法は、個々の患者だけでなく、患者を取り巻く家族や関係者、専門家が、
一堂に会して開かれる対話を中心に構成されます。
オープンダイアローグは、精神的な問題を理解し解決するために、
コミュニケーションと対話を重視する点が特徴です。

オープンダイアローグの主な特徴
精神科医、心理士、ソーシャルワーカーなど、多様な専門職が連携して関わり、
患者本人とその家族も治療チームの一員として参加する。
解決策を一緒に模索し、対話を通じて問題の本質にアプローチする。
面接から治療まで、時間をかけてじっくりと話し合いを進め、
患者のペースに合わせ柔軟に対応し、患者の自立を促進する。
薬物治療を最小限に抑え、薬を使わない方法で治療を進める。

オープンダイアローグの目的
精神的な困難に直面している人々が、支え合い、理解し合いながら回復していくこと。
また、精神的な問題を解決する過程で、個人とその周囲の人々の関係性を強化し、
社会的なつながりを深めることも目指す。

オープンダイアローグの効果
特に統合失調症のような深刻な精神疾患に対して、薬物を使用せずに効果的である。
患者が回復する過程で、家族やコミュニティとの絆が強化される点も評価されている。

結論
オープンダイアローグは、患者の症状や家族の支援が重要な役割を果たすアプローチであり、
治療の過程で多様な視点からの対話を重視することで、精神的な問題への理解と回復を促進する。

俺の私見
オープンダイアローグは、コミュニケーションと対話を重視する点から、
統合失調症やアルコール依存症などの精神疾患のほかガンや重病患者にもあてはまる。
相互理解や支援をし合うという点では断酒会やＡＡなどの自助グループと同じだが、
自助グループには医師や専門家が入っていないので、個人個人が別の思考と回復点を持つ。
多方面から様々な有益な意見も参考にするが、最終的に答えを導き出すのは自分自身だと思った。


つづく。



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