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過剰反応

今朝は久しぶりに前の道路が乾いているのを見ました。
そろそろ梅雨明けかも?


(2019.12月某日)
朝からブーブー言われた。
04:30 起床 → 事務所清掃、ネコのトイレ、朝のルーティーン。
06:00 火曜日なのでゴミをまとめて、もう1匹のネコのトイレ。
06:20~06:40息子を計3回起しに行った
2回目が終わったら「もう1回行って!」と怒られた。
「おとーちゃんは早くに寝てられていいよね~」
07:05 息子を駅まで送る。
帰って来て「弁当ありがとう」と言ってゴミを出して事務所へ。
(自分は夜中までスマホピコピコしてるくせに)と思うが
言うとケンカになるので言わない
    
18:30~ 組合の理事会。
忘年会とか新年会とかが無いから、ただ出席していれば良いだけだった。
不味いノンアル飲まなくていいし、揚げ物も見たくない。
酔っぱらいの話なんて耳に入ってこない。
苦痛な2時間が無いのは、ホント助かる。
    
周りが酒に対して過敏に反応してくれている。
これも、俺がアルコール依存症を暴露しているからなんだけどね。
ありがたいことだけど、自分が一番わかってるから。
もう酒は飲まないって言ってんじゃん!
酒の話を聞くのも喋るのもイヤなんだよ。
臭いも、飲んでる姿も、店に陳列されているのも、全部イヤだ。
それなのに、飲酒欲求がとかスリップとか、再飲酒とか、
もうウンザリなんだよ。
勝手に一日断酒してろよ。
酒酒酒酒 うるせーんだよ!

なんて言えないけど。。。
    
みんなが断酒の話を出汁にして、仲良しごっこをしているのも見るに堪えない。
もう俺のアル中とは切り離して、好き勝手に楽しんでくれ。
事務所で独学してるほうが、よっぽどためになる。
原稿を考えている時が俺の断酒会のすべてだ。
この時間だけが、病気と真摯に向き合える。
    
断酒会も、最初の半年くらいまでは良かった、勉強になった。
しかし、その後は惰性でしかなかった。
単なるタクシー運転手だったよ。
人前に出ると俺はつい他人うけする言葉を探してしまう。
俺の悪い癖だ。
まあ、原稿作成する機会を与えてくれたんだから、それは感謝だ。
    
つづく。


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フォーラム不参加

(断酒フォーラムの日の朝)

04:00 起床
おかあちゃん、なんかバタバタしてる。
俺「おはよう♪」
妻「・・・」
俺「土曜で駅の駐車場混むから送って行こうか?」
妻「大丈夫」
俺「ふ~ん」(ムカッ)
俺、何か言おうとしたが、ケンカになるのが嫌なのでやめた。
妻「これからお風呂入るから、(ピシャッ)」ドア閉
俺(ムカムカッ)
毎朝のルーティーンをこなした、床の水拭きまでした、ピカピカだ。
06:00ネコのゴハンと朝食を取りに行った。
家の中が真っ暗だった。
一通り終えて、電気とテレビを消して俺が居た痕跡を消した。
    
気分の悪い朝だ、朝くらい気持ち良く始めようよ。
俺が今日の依存症フォーラムに行かないことが気に入らないみたいだ。
おかあちゃんにとっての断酒会は、
自分のAC,子供に対するDVのことが本命だ。
俺のアルコール依存症など、どうでも良いのだ。
09:00 妻「ごはんは~?」とTEL有り。
俺「食べた~、ネコの世話とゴミ出しも済ませた~」
10:00 末っ子を駅まで送って行った (10:40帰宅)
そろそろおかあちゃんが断酒会のフォーラムに出かける時間だろう。
おっと、何も言わずに出かけて行ったようだ。
そうですか、そういうことね。
と思ったら、
「行ってくるからあ」とTELで捨て台詞有り。
「ハイッ」と答えた。
彼女の「○○からぁ」や「はぁ~っ??」が怖くて仕方ない。。
昼のパンは確保した。
彼女がフォーラムから帰ってくるのは20時頃だろうから、夕食までは我慢する。
末っ子が「明日は模試だからちょっと早く帰るかも?」と言っていた。
帰りが同じくらいの時間になるかもしれないな。
この前みたいに「電話かけてこないで!」って言われちゃうかもだから放置することにする。
どうせ着信もLINEもメールも見ないのわかってるからね。
妻19時過ぎに帰宅。ちょっと早く終わったようだ。
20:45息子を迎えに駅へ。

今日は寝る。
    

つづく。


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X'mas

九州の次は東北の豪雨災害、
被災地の方がんばってください。
うちも去年台風19号でやられました。
まるで他所の国の話のようです。


(2019.12.24の日記より)
今日は、X’mas Eve だったんだね。
仏教徒の俺には、あまり関係のない話。
末っ子は2学期の終業式。受験まであと少し、正月返上で気合入れるだろう。
長女の正月は繁忙期のため帰省無し
二女は実家に帰らずコミケだろうな。
断酒については何も考えなかった一日だった。
  


(2019.12.25の日記)
今日はX’mas当日。
なかなか外が明るくならない。
でも気の持ちようで、冬至が過ぎたので後は明るくなる時間が早くなるばかりだ。
おかあちゃんと夕方スーパーに寄ったら、ケーキも足付きのチキンも売っておらず、
そこには普段の日常があった。KFCも予約のみだったらしいし。
そして、お正月用のコーナーが設置されていた。

正月用の切り餅を農協から届いた。
「ちょっと早くない?」と思ったけど、これも働き方改革の影響なのかね。

今日は断酒会の例会。
おかあちゃんは「疲れたから欠席」と。
そりゃあ毎晩じゃあ疲れるでしょう。
ご苦労なこってす♪
  


(2019.12.25の日記)
04:30起床、朝のルーティーン完了、仕事に向かう。
  
今夜は断酒会の例会。
おかあちゃんは「今年最後の例会だから」と。
俺はいつものようにお留守番。
夕食用のパンも調達済み。
妻「行かないの~?」
俺「行かないよ~、お気をつけて~♪」
  
なんかどこの断酒サイトを見ても共感できるものが見当たらない。
慣れてきちゃった感が否めない。


つづく。



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世渡り術

GOTOしながらワーケーション?
ちっちゃいマスクも8000万枚?
もう正気の沙汰ではありませんね。


(2019.12.23の日記より)
アルコール依存症とは本当に厄介な病気だ。
依存症者が病気を認めて専門医療に繋がり、
自助グループに繋がる事は回復への必須条件なのは言うまでも無い事だが、
案外見落としがちな事はその家族も同様に繋がる必要があるということだ。
まあ、おかあちゃんの場合は、俺なんかより断酒会にドップリだから心配なし。
  
一般的に自助グループに参加することは、
アル中が回復していく過程で実社会に復帰する前段階の予行演習のようなものだ。
自助グループには色んな人が居る。
個性的という言葉では表せ切れないほど個性豊かな人たちが集まり(自分を含め)、
その中を泳いでいくにはそれなりの世渡り術が必要。
ストレスも溜まるが、これを克服できない限り社会復帰はムリなのかも?
  
統計にどれほどの信憑性があるか分からないが、医療に繋がるアル中だけで4%
すでに100人中4人がプロのアル中という事になる。
確かに冷静に考えてみると、世の中にはアル中である事を自覚していない。
ましてや診断もされていない隠れアル中は五万といる事も間違いない。
過去に俺が酒を手放すまで一緒に飲んできた飲み友達たちの中には、
明らかにアル中だと思われる人間は何人も存在する。

(アルコール依存症)
回復はあるが決して完治することのない死に至る進行性の病。
専門の医療に繋がって尚且つ病気を認めても、
3年以上断酒継続できるのは100人中1人だけ!
99人は死に至ると言う、決して軽んじられる病ではない。
生半可な気持ちではいけない。
根性きめて取り組もう。
  
あるサイトで、
「断酒1000日達成!これは通過点に過ぎないけど」
「娘にケーキかってきてもらおーっと♪」
と書き込んだ。
ホントは1008日目だったけど、カマかけてやった。
そしたら、釣れる釣れる。もう入れ食い
「今夜は祝杯だー」とか「飲んじゃえ飲んじゃえ」とか。
でも一人だけ、「終わりがないんだから通過点は間違いだ」と
何度もケチをつけてくるやつがいた。
そいつは、2日をまたいでしつこかった。
何が気に入らないのかわからない。
ひょっとしたら、娘のケーキに反応したのかも?
まあ、辞書を引用して撃退したが、また新たな手で来るかもしれない。

まあ。断酒を楽しんでいるよ。


つづく。



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細く長く

新しい1週間の始まりです。
今週もコロナに踊らされるのでしょうか?


(2019.12.22の日記)
俺の断酒の始まりはアブノーマルである。
健康のために断酒を始めたわけではない。
飲み過ぎだから断酒を始めたわけではない。
血ヘドを吐いて、精神病院に強制入院。
そこが精神病院だということも、俺が何の病気かも、
脳ミソがイカれていたのでわからなかった。
5ヶ月の入院で、病名も、当時俺が置かれている状況も把握した。
退院してからも、飲酒欲求など起きたことはない。
「酒は飲んではいけないもの」と自己完結していたからだ。
断酒会は原稿作りが本番で、例会出席は惰性でしかなかった。
  
冷めた目で見ていたので、自助グループの長所も短所もよくわかった。
それでなくとも好き嫌いの激しい性分、その上アル中特有の異常なまでの白黒思考。
ずいぶん自助会に対してその必要性を悩んだのも事実だ。

しかし悩み抜いて出した答えは強い!
おかげで自分なりの自助会との付き合い方が煮詰まってきた。
アル中仲間とのスタンスの取り方も自分なりに答えが出てきた。
まだまだ正解には程遠いかもしれないけど、確実に近づいて来ている。
断酒会を離れずに今後も細く長く繋がって行こうと決心した。
改めて考えてみると、ストレスを抱え込んでしまう自分に気付いた。
自助会においては、自分にとってプラスになるものだけ吸収して、
マイナスな部分は反面教師にと考えていたが、
これはあくまでも正論であって、嫌なものまで反面教師として吸収する必要は無い。無視すれば良い。
こんな簡単なことが出来なかった。
誰がなんと言おうと、口を出すだけでは責任は取ってくれないのが世の常ならば、
自己責任でお気楽にすれば良い。
  
覚書き(家族の回復)↓
断酒会(家族会)、AA、アラノン、
こういった自助グループも基本的には集団精神療法を行っている。
専門医療が自助グループを手本に治療法として取り入れていると言った方が正しい。
酒害からの回復には、この集団精神療法が最良の治療法であると考えられている。
これは、共依存、AC、DVの治療にもつながる。
アルコール依存症はいまだに不治の病である。
回復(寛解)はあっても完治はない。
飲んで死ぬか素面で生きるかの道しか残されていないのだ。
飲み続けてもすぐに死ぬわけではなく、
また酒で弱って死にかけても現在の医療は簡単に死なせてくれない。
依存症者が飲酒を続ける事は緩慢な自殺と同じことなのだが、
多くの依存症当事者もその家族もこの事実をなかなか認められないでいる。

つづく。


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忘れると言うこと

4連休最終日、
雨は止むこと無く降り続いています。
結果、自粛に似た連休を過ごされている方も多いのではないでしょうか?
梅雨明け早々8月頭の酷暑を迎えることになると、救急車の出動が増えそうですね。



(2019.12.21の日記より)
  
たった3年弱、酒を口にしていないというだけのつまらぬ自信から、
自分でも気付かないうちに大いに慢心している。
業界的には断酒3年を目安にと言われているが、
日常的に飲酒欲求から遠ざかっている今のペースで行けば、
ほぼ間違いなくそれを達成できると思う。
俺は、何の根拠もない変な自信に満ち溢れている。

今、一杯の酒に手を出すと間違いなく大量飲酒に繋がる!
恐らくアルコールに対する欲求は、この2年数カ月の断酒期間中に落ちているはず。
落ちているというよりも、異常なまで高まっていたアルコールに対する欲求が、
常人の域に落ち着いているはずである。
しかし、飲める口だけは以前と何ら変っていない!
ここで大量飲酒をすれば人間が壊れてしまうのは必至、
これが死に至る進行性の病と言われる所以と思われる。
今のところ落ち着いているので酒に逃げようなどと狂った考えは起こりそうにないが、
何時また狂った考えが頭を過るか分からない。
  
心身に苦しさを伴う時、麻酔としての飲酒を求める事がある。
こういった欲求は人それぞれだとは思うが、
俺の場合は今まで楽しい酔いに隠れていただけで、
本来は取り組まないといけない自分の弱点が表に出てきたのだということに気付いた。
アルコールという薬物を使った自傷行為である。
結局は言い方を変えているだけで飲酒欲求には変わりない。深い根は残ったままなのである。
ここは慎重に初心に戻らなければ断酒の継続は無い!
  
医療に繋がっているアル中は、総患者数の4~8%以下とも言われている。
予備軍がどれほど多いかがわかる。
健常者のふりをしている予備軍も、明日は我が身である。
その上で実際に断酒に及んでいる人はどのくらいなのか?
更に1年以上断酒できている人はどのくらいいるのか?
5年以上、10年以上の人はどのくらいなのか?
アルコール依存症とは、世間一般的に認知されていない病気であり、
発症していても認めがたい病気であり、自覚できても簡単に酒を手放せない病気なのである。

人は人生の中で激しく失望したり、強く恐怖した事を忘れる事ができずに、
繰り返し思い出すと情緒の安定性が損なわれ、PTSDに陥ることもある。
そして激しい鬱状態になり自傷する結果にもなる。
忘れるという能力はとても大切な事なのだ。
俺は特に忘却の能力に長けているようだ!
多分、忘れる事が得意なおかげで今まで自殺する事も無く酒に溺れても生きてこれたのだと思う。
しかし、酒を止め続けるには、悪しき過去を忘却するべきではない。
これだけは肝に銘じて、これからもできる限り長く生きて行こうと思う。

つづく。



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アル中のエリート

この期に及んでも「再びいま緊急事態宣言を出す状況にはない」と安倍ちゃん
スウェーデン式を狙ってるのか?
年寄りと基礎疾患を持つ人は切り捨てか?
まるで姥捨て山
身体の丈夫なバカだけが残れば良いと思っているのでしょうか?



(2019.12.20の日記より)
  
断酒会の現状は地域によって様々な特色を持っている。
よく言えば個性的、逆に言えば統制が取れずにやりたい放題!

どんな組織にも完全なものは存在しない。
個人個人の価値観やその他の尺度によって良し悪しの評価も様々。
断酒会が掲げる本来の目的である『酒害からの回復』を達成出来るか否かも、
個人によって、また個々の会によって違いは出てくる。

さらには、『酒害からの回復』という言葉の意味の取り方でさえ個々に違う。
結果、俺を含めて色んな考え方の人間が集まっている。

断酒会は生きかたを学ぶ場である。
すばらしい教師とも出会えれば、最低の反面教師とも出会える。
ただ残念ながら、俺は反面教師を全面的に受け入れる事ができるだけの受け皿を、
未だ持ち合わせていない。
今後は少しずつでも受け皿を大きくしていけるよう努力はしていくつもりだ。
  
アル中は飲んで死ぬか、飲まずにで生きるか、どちらかしか選択肢はない!
  
長年飲酒によって気分をコントロールしてきたアル中にとって、
素面で悩み抜くのは非常に辛いものがある。
一杯飲んで憂さを晴らして問題を先送りにしよう、と考える癖が付いてしまっている。
  
今まではアル中という「キ〇ガイ」を放し飼いにしていた事になる。
自分自身の行動ながら恥ずかしいが、
そんな放し飼いのキ〇ガイは世の中に溢れている。
その多くは、ただアルコール依存症と診断されていないだけのことだ。
  
一般的にアル中と呼ばれている人は、医師にアルコール依存症と診断されたエリートだ。
隠れアル中よりたくさんの知識を兼ね備えている。
飲酒欲求からの対処法も知っている。
相談できる断酒仲間もたくさん居る。
俺はアルコール依存症と診断されて良かったと思っている。
  
あの時、身体を壊して病院に行っていなかったら、
いまごろ俺は生きていないかもしれない。
  
  
つづく。
  
  

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ゴール無きゲーム

(2019.12.19の日記より)
妻「事務処理のほう、やってよー」
俺「だから、最初だけ教えて、後はやるからひな形だけでも出してよー」
妻「・・・」
いつもここで終わる。
断酒会を1回休めばできるのに・・・
彼女にとっての断酒会は心のオアシスだからダメか?
  
最近、アル中としては非常に好ましくない感情が芽生えてきている。
妻とは対照的である。
今まで居心地が良かったはずの断酒会の仲間達との関わりが鬱陶しくなってきた。
何が不満なのか自分自身の気持ちを整理できないが、
何故か自分の居場所が無いような閉塞感を感じる。
仲間との距離を詰めすぎたのかも知れない。
回復に向かって一皮剥けはじめたのか?
それとも単なる精神病患者の根っこにある症状なのか?
  
日々思った事を出来るだけストレートにこの日記に表現するようにしている。
またそのように歯に絹を着せず吐き出すことで俺自身が楽になるようにしている。
度々断酒会について批判的なことも書き込んできた。
俺は断酒会を全否定している訳ではない。現に俺は断酒会の会員でもある。
所属している支部はとても大切に思っている。
逆に、講演会で断酒会から¥貰って喋っている講師のほうが、
自助グループに否定的な断酒者を全否定しているように思えて好きになれない。
  
断酒者の中には自助グループに合っている人とそうでない人が居る。
世話になっている病院も合っている人とまだ探している人も居る。
病院に行くことすら拒否している人も居る。
病気を公表している人も隠している人も居る。
  
いつも言っていることではあるが、回復方法は人それぞれである。
回復に向かうルートは数限りなくあるのだと思う。
どんな方法でも、酒を止めることが出来れば良いじゃないか?
  
だが、この病気にはゴールが無い。
1滴でも口にすれば即振出しに戻ってしまうデスゲームだ。
挫折は許されない。
  
このゲームは命ある限り続く。
  
つづく。

 

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酷い年

本日より4連休です。
私の業界では、祝日=平日なので通常運転です。
断酒会のHPを見たら、各会場は例会を行っているようです。
肝臓に疾患を持つ私は、当然のことながら欠席です。


(2019.12.18の日記より)
今日は昨日より暖かくなりそうだ
昨日は温度が上がると言っていたのに肩透かしを食らった感じだった。
二女の住む北海道は雪で大荒れらしい。
  
今夜は1カ月ぶりの所属支部の例会だ。
集金日だから地元だけは行く。
季刊誌の原稿も提出も終わっているし、今夜は何を喋ろうか?
最近の日記の抜粋をコピペしてお茶を濁そう。
どうせみんなあまり聞いてないし。
例会終了後の雑談は楽しみだ。

21:40例会から一時帰宅した。
案の定、つまらなかった。
テンプレ発言の連発だった。
土曜日のフォーラムも、長女が帰省してくるからパス。
それに、講師が断酒会から金貰って来る人の話だから、
断酒会寄りの内容で間違いなし。
新年会は準備と片付けだけで良いでしょう。
末っ子の送迎もあるし。
1月の1泊研修も、2月のフォーラム各種も行かなくて良いでしょう。
息子の大学入試優先で!。
上の2人の時に何もしてやれなかった分、頑張ってやらないと。
  
特に二女の大学受験と末っ子の高校入試の年、俺は人間ではなかった。
その年は4月になって2人の入学式と俺の入院が重なった。
妻は、二女のアパート探しで飛行機に乗った。
その後、末っ子の入学式に出席した。
末っ子の入学式の1週間後、俺が緊急入院した。
酷い春だった。

妻にも子供たちにも一生頭が上がらないよ。
素面に戻った今、どんなことでも良いから罪滅ぼしがしたい。

息子からメール着信。
22:35駅着 ということは22:20出発だな。
帰宅 → 夕食 → 就寝
長女は今週末帰ってくるのだろうか?
LINEしてみた。
年末忙しくて来年にならないと帰れないらしい。
  
つづく。



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季刊誌原稿

本日よりGOTO始まりです。


(2019.12.17の日記より)
今日は11月の暖かさらしいね。
南寄りの風だってさ。
  
おかあちゃんは夜家族会の日だ。
ちょうど良いから季刊誌の原稿をCD-Rに焼いたものを持って行ってもらうことにした。
簡単な作業だ。
毎日書いているんだから、書く内容には全然困らない。
毎回書いてもいいよ。
今回は過去に提出した原稿には無いような内容にしてみた。
入会してから2年間で既に3回原稿を書いている。(俺は季刊誌要員になっているみたい)
結構良い文章になっていると思う。(自画自賛)

過去の季刊誌の文章を読んでみると、だいたい

初飲酒の時期 → 武勇伝の数々 → 発病 → 入院 → スリップ → 現在
  
こんな感じのテンプレオンパレードでつまらない、飽きる。
だからチョット変化球を投げてみた。
内容が内容なだけに、もしかすると読む人に悪影響を及ぼすからボツってこともあるかも?
  
来年の2月にはその季刊誌が出来上がるそうだ。
  
ちょっと楽しみでもある。
  
  
(余談) ↓
  
ちょっとイヤな記事を見つけた。
ベテラン会員の人は知っている話だろうが、入会2年の未熟者の俺はビックリだ。
(記事抜粋)
ある県の前理事長が約10年分の運営積立金を着服し、
同県で2011年に開かれるはずだった全国大会を断念していたといった記事だった。
新聞社の取材に、前理事長は「着服金は借金返済に充てた。申し訳ない。返したい」と話した。
連合会の理事長は「断酒の励みとして全国大会を楽しみにしている仲間が多く、残念だ」
と話している。
  
だそうだ。

自助グループは職業ではない。自助グループでは食っていけない。
いったい何を勘違いしたんだろう? 疑問だ。
  
つづく。


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