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がん再発予備知識

再発した時に過度なショックを受けないようにする為、
予備知識を身に着けておこうと思う。


がん患者に共通することが2つある。
ひとつは、再発を告げられたときの強いショック。
ふたつめは、今、このときを精いっぱい生きているということ。

自分の置かれている状態を知る。
「再発した」という知らせに頭が真っ白になってしまって、
医師の説明が耳に入らなかった、という人は大勢いる。
再発の診断は、初発の診断よりももっとつらい出来事だ。
すべてを放り出してしまいたいという気持ちになるのも無理もないこと。

でも、自分が納得できる治療法を選ぶためには、自分自身の体の状態を知り、
がんの性質を知り、どのような選択肢があるのかを知ることが必要。
場合によっては厳しい現実を知らされるかもしれないが、
支えてくれる家族や親しい人の力も借りることも必要。
ひとりで立ち向かう必要はない。

相談支援センターや患者会などにも顔を出してみようと思う。

心の不調に対処する
気持ちが沈んだり、つらい場合には、精神科の支援を受けることも有効。
不安や落ち込みはもちろん、睡眠の問題や対人関係のストレスなど、
ストレス全般に関して相談することができる。

精神科にはアルコール依存症で5カ月間入院していた。
精神科の主治医とも仲良しだ。

厳しい現実に置かれれば、心もバランスを崩す。
風邪をひいたとき、咳止めや解熱剤などの薬を使うのと同じで、
眠れないときや不安で苦しいときには、眠れる薬や不安を軽くする薬を使うことで、
心の回復を早めることもできる。

でも依存体質の俺は、眠剤には注意が必要だな。

生きていること、持ちこたえていることそのものがとても重要。
落ち込んでも、逃げ出しても、誰かに怒りを向けていたとしても、
そのような中でも自分が踏みとどまっていることの強さを認める。
いつもの「きちんとした」「前向きな」「優しい」「配慮できる」
自分でいられないとしても己を責めない。
■ 消えない不安や恐れを感じるとき
■ 悲しみや落ち込みを感じるとき
■ 怒りやいらだちを感じるとき
■ 自責の念にかられたとき
■ 孤独を感じるとき
■ 生活の中の楽しみや喜びに気付くとき
■ 得たものに気付くとき
失ったことを取り戻すのではなく、別の形で得たものがあると考える。
少し見方を変えることで、気持ちが楽になる。

がんを経験した人の体験や、ほかの病気を経験した人の体験談も参考にしよう。  


つづく。


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転移と再発

今日は、転移と再発についてのお勉強。

転移とは、がん細胞がリンパ液や血液の流れなどに乗って、
別の臓器に移動し、そこで成長することを言う。
また、再発とは、治療の効果によりがんがなくなったあと、
再びがんが出現することを言う。
肝切除による治療後に再発する場合は、肝臓内での再発が殆ど。
初回再発の90%以上が肝臓内での再発と言われる。
その要因としては、肝臓内の血管を介した肝内転移のほか、
肝切除後の残存肝からの新しい肝細胞がんの発生が考えられる。

・肝臓以外の部位(肺、副腎、リンパ節、腹膜)に転移している場合
 転移がみられる進行性の肝細胞がんに対しては、
 通常、分子標的薬による治療を行う。
・脈管侵襲陽性の肝細胞がんの場合
 脈管への広がりの程度によって、塞栓療法または肝切除を行う。
 それらの治療を選択することが難しい場合は、
 肝動注化学療法または分子標的薬による治療を行う。
・骨に転移している場合
 分子標的薬による治療や、必要に応じて、
 痛みの緩和を目的とした放射線治療を行う。
・脳に転移している場合
 分子標的薬による治療や、必要に応じて、脳への放射線治療を行う。

療養(経過観察)
治療後も定期的に通院し、体調の変化や再発の有無を確認する。
肝硬変の場合は、肝臓の別の場所に新しいがんの発生に対する注意が必要。
再発の危険度が高く、頻繁、かつ長期的な通院が必要となり、
3 ~ 6カ月ごとに定期検査を実施。
定期検査では、肝機能や腫瘍マーカーを調べるための血液検査に加え、
必要に応じて、エコー検査や造影CT検査、MRI検査などの画像検査を行う。
また、PET検査、骨シンチグラフィなどを行う場合もある。
自覚症状として、熱がなかなか下がらない、おなかが張って苦しい、
息苦しい感じが続く、疲れやすい、足がむくむ、食欲がない、
何となく足元がふらふらする、手指が震える、ぼうっとしたり、
眠りがちになったりする、などの症状が普段の状態と比べて強いとき、
あるいは急にひどくなったときは、担当医に連絡して受診。

また、セカンドオピニオンも視野に入れておく。
   

つづく。


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術後、前を向いて。

がんは治療から5年再発がなければ、一般的に”完治”とみなされる。
これは、がん治療において最初の5年間が大切であることを意味している。
多くのがん種で5年生存率と10年生存率に大きな開きが無いことから、
治療から5年間生存していた患者様は10年後も生存している可能性が高い。

一方、肝臓がんは5年たっても安心出来ない、治療が困難ながんである。
肝臓がんの再発が非常に多い理由の一つとして、
局所治療(手術・ラジオ波治療など)を行っても、
肝臓の中で散らばったがん細胞を全て死滅させることは不可能である。
また現在、再発を予防する有効な治療法は確立されていない。
ステージ4になると5年生存率が急落するがんが多いため、
ステージ3までで食い止める事が重要と考えられる。
肝臓がんは手術可能なステージ1からステージ3であっても、
他のがんに比べ5年生存率が低い。

肝硬変は肝臓病の終末期といわれ、肝癌のほとんども肝硬変から発生する。
俺は肝硬変から、肝臓がんというラスボスと対決せねばならなくなった。
おれの癌は幸いステージ1で肝臓の機能も安定していたので肝切除することとなった。
これも3ヶ月に1度の外来受診及び血液検査、
定期的なCT,MRI,エコーの検査をしていたため早期発見ができた。

いずれにせよ、酒に逃げなければアルコール依存症にもならなかったし、
肝硬変にもならなかったし、肝臓がんにもならなかったわけだ。

手術後として、特別な食事の制限、生活の制限は無いと言う。
断酒は勿論、禁煙、バランスの取れた食事、規則的な生活。
注意すべき点は、肝硬変になってからと同じだ。

焦って怪しい○○療法や、高価な薬物療法には引っかからないようにしたい。
おかしな宗教への勧誘が来たら末期だな。

ビクビクしながら再発しないことを祈るしかないのか?

物は考え様だ、残された寿命を10年と仮定してそこから逆算すれば、
今やるべきことがひとつひとつ見えてくる。

掛かりつけの病院の医師のいうことを聞くことにするよ。

再発は覚悟できている。
再発したら、またその時に考える。


つづく。

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飲酒と肝がん

今日は、肝臓がんと飲酒についてのお勉強。


飲酒は肝臓に悪いことや大量飲酒習慣が肝硬変の原因になることは、よく知られている。
硬変から肝がんへと進行することもあり、飲酒は肝がんの原因であると長らく考えられてきた。
日本には肝がんが多い。その9割以上はC型またはB型肝炎ウイルスへの慢性感染によるもの。
日本人には、お酒に弱い、すなわちアルコールの代謝物である
アセトアルデヒドを分解する酵素の働きが弱いタイプが多いので、
飲酒の肝がんへの影響が欧米と異なることも考えられている。
日本では、飲酒と肝がんリスクの関連を示す科学的根拠は確実であるという結論になった。

世界で肝臓がんが原因で死亡した人は年間74万人以上。
部位別にみると、肝臓がんは2番目に多い。
1日3ドリンク以上の飲酒をすると、肝臓がんを発症するリスクは上昇する。
また、アルコールの摂取量が10g増えるごとに、肝臓がんのリスクは4%ずつ上昇していく。
飲酒量をアルコールに換算して分かりやすく表示する方法が多くの国で行われている。
その基準となるのが「ドリンク」で、1ドリンクはアルコール換算で10gになる。
アルコールによる肝臓がんのリスクを減らすために、
安全な飲酒量を、1日に男性は2ドリンクまで、女性は1ドリンクまでと定めている。
それ以上飲むと、肝臓がんのリスクは上昇する。
2~3ドリンクの飲酒量は、アルコール度数5%のビールであれば500mL(中ビン・ロング缶1本)、
12%のワインなら200mL(ワイングラス2杯)、15%の日本酒なら180mL(1合)に相当する。
一般に女性は男性に比べてアルコール分解能力が低いので、
女性の飲酒量は男性の2分の1から3分の2程度を推奨している。

肥満と過体重と肝臓がんとの関係も明らかになった。
肥満・過体重により肝臓がんリスクは増加し、
身長と体重から算出される肥満指数(BMI)が5増えるごとに、
肝臓がんの発症が30%増えるという。
アルコールが原因となる肝臓障害のなかで、もっとも多いのが「脂肪肝」だ。
アルコールをとりすぎると、脂肪酸から中性脂肪が大量に合成されて、
肝臓の細胞に蓄積されるため、脂肪肝が起こりやすくなる。
余分な中性脂肪はさらに血液中にも流れ込み、高脂血症や動脈硬化の原因になる。
また、コーヒーを飲むことで、肝臓がんのリスクが1日1杯あたり、
男性で14%低下するという結果が示された。
ただし、女性では統計学的に有意といえるほどのリスク低下はみられなかった。
さらに、シリアル、スパイス、ピーナッツ、ピスタチオ、チリ、黒コショウ、
乾燥果実などに付着することのあるカビの一種「アフラトキシン」は、
肝臓がんのリスクを増やすので注意が必要だ。

お勉強の結果、決して「酒は百薬の長」ではない。
飲まないに越したことはない!
と言う結論に達した。


つづく。


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肝臓がんと喫煙

今日は肝臓がんとタバコについてのお勉強。

たばこの煙には数多くの発がん物質が含まれている。
たばこによるヒトの肝がんリスク上昇を示している事が明らかになった。
ただし、肝炎ウイルス感染状況が考慮されているものは、
まだわずかで、症例対照研究の結果は必ずしも一致していない。
よって、喫煙による肝がんリスクはおそらく高くなるとの結論が出た。
より確かな判定を下し、喫煙の肝がんに対する影響の大きさを算出するためには、
肝炎ウイルスの感染状況がはっきりしている集団の結果が追加されるのを待つ必要がある。

喫煙は肝臓病の危険因子の 1 つで、研究によると、
飲酒による肝臓病の発生リスクが 19%増に対し喫煙は 23%増と、
喫煙は飲酒に匹敵する危険因子である。
B 型または C 型肝炎ウィルス、飲酒による肝臓がんの危険性とともに喫煙は重要な危険因子である。

肝臓は血流が非常に豊富な臓器であるため、血中に含まれた発がん性物質にさらされやすい臓器だ。
その上、発がん性物質の中には肝臓で分解されるものもあるため、
肝臓は長期間に渡って発がん性物質の被害を受けることになる。
その結果、肝細胞のDNAがダメージを受けて発がんを促すとされている。
また、たばこのけむりに含まれる炎症性物質によって肝臓の細胞は線維化することがわかっており、
肝硬変のリスクを高めることで将来的な肝臓がんの発症率も上昇させるとの報告もある。

ウイルス性肝炎に起因する肝臓がんでも、そうでない肝臓がんでも喫煙はリスクを倍増する。
多くの場合は、ウイルス感染は自分ではどうにもならない危険因子になるが、
喫煙は回避できる危険因子だ。

ウイルス性慢性肝炎の患者は肝臓がんを合併しやすいことが知られているが、
喫煙は合併率を大幅に増大させる。
重喫煙者と非喫煙者を比べると、合併率の差は5年後で5.8倍、10年後で3.5倍になる。
このことからウイルス性慢性肝炎の患者が重度の喫煙を行うと、
長期経過によって肝臓がんを発生させることは必至といえる。

肝臓がんの危険因子というと、多くの人がまずアルコールの過剰摂取を思い浮かべるが、
これらの検証や研究から、タバコはアルコールに匹敵、
もしくはアルコールをしのぐ危険因子であることがわかった。

俺が吸っているのはプルームテック互換機(0ニコチンタール)
植物性グリセリン+プロピレングリコールのリキッドだ。
プロピレングリコールは加熱の過程でプロピレンオキサイドという発がん性物質に変わる。
何が入っているか分からないので、中国製には注意したいところ。
いっそのこと、それも止めてしまえば良いのだが・・・


つづく。


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肝臓がんについて

昨日は休日だったので、また勉強してみた。

確率を数値化するのは諸説あるが、
肝細胞癌は再発率が高く、切除術後2年以内に約70%で再発するとか、
5年で80%以上で再発するとか言われている。
しかし、再発の約90%は残った肝臓内の再発であり、
可能な限り再肝切除やラジオ波焼灼術などを施す。
これら治癒を狙った治療が困難な場合では、
肝動脈塞栓治療や肝動注抗がん剤治療、
抗がん剤による全身治療で少しでも長く癌を抑えることを狙う。

肝臓がんの多くは肝炎から発生する。
肝炎の定期的な検査を受けていれば、早期に発見することができるがんである。
近年では医療の発達により、B型C型肝炎が減り、
アルコール性やNASHの比率が高くなっている。
肝臓がんは、また、再発する可能性の高いがんでもある。
できたがんを治療しても、別のところからまた、がんが出てくることがある。
手術(肝切除)をして1年以内に再発する率は25~30%。
5年以内なら70~80%となり、ラジオ波焼灼(しょうしゃく)療法などの局所療法では、
その割合がさらに高くなる。
このため、肝臓がんの治療は「モグラたたき」にたとえられ、
出たらたたく、をくり返すことになる。
何度も治療をしなければならないのは辛いことだが、
見方を変えれば、再発してもさまざまな治療手段があるということを示している。
ここが肝臓がんとほかのがんとが大きく異なるところで、
あきらめずに根気よく治療を続けることが大切だ。

分化度は「がんの顔つき(タチがよい・悪い)」ともいわれ、
肝細胞がどれだけがん化しているかの程度をみるもので、
正常な肝細胞に近い高分化がんは悪性度が低く、細胞の形がいびつで、
完全にがん化してしまった低分化がんは、悪性度は高くなる。
分化度は術後の病理検査だけでなく、治療前の生検で確認することもある。
肉眼分類は、がんの形態をみるもので、手術で切除したあとに調べる。
被膜に包まれた丸みのある「結節型(単純結節型)」は悪性度が低く、
被膜がなく境界がなくなっている「浸潤(しんじゅん)型」は悪性度が高くなる。
分化度や肉眼分類で悪性度が高いということは、すなわち再発しやすいということだ。
再発をくり返す肝臓がんでは、特に治療後の定期的な診療を重視する。
そのため、治療後の経過観察をより頻回に、注意深く行っていくことになる。

俺のガンは手術によって切除された。
ラジオ波よりも再発率は低い。
形状は、切除されたガンの写真を見ると、丸みのある結節だ。
悪性度は低いと、勝手に思い込んでいる。
まあ、気休めだ。

俺のもぐらたたきゲームは始まったばかりだ。

明日は肝臓がんと喫煙について調べてみる。


つづく。


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肝癌診療マニュアル 第4版

肝癌診療マニュアル 第4版

  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2020/04/20
  • メディア: 単行本



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なぜかスッキリ

さっき気付きました、
オリオン座が真上にありました。
冬はすぐそこですね。


なぜだろう?
病院で、切除した肝細胞癌の画像を見せられ、
「あ~、これで俺もガン患者だ」と思い、ショックを受けているはずが、
なぜかスッキリしている。
きっと1ヶ月以上モヤモヤさせられたその反動から来ているのだろう。
考えてみたら肝硬変になってしまった俺の肝臓は、いつでも癌になる可能性があった。
癌細胞が1cm未満といった小さなうちに発見及び切除できた。
早くにリセットボタンを押すことが出来た。
癌細胞が無くなり、また普通の肝硬変に戻っただけだ。
1からの再スタートだ。
そう思えたから気分が晴れているのだと思う。
さすが沈黙の臓器、昨日も通常営業できた。
逆に、家族のほうが俺に気を使っている様子が見て取れる。

外来の診察で医師は、俺の肝臓はF4という一番悪い状態だと言った。
「F4? チャイルドピュー(CP)分類とは違うものですか?」と聞いた。
CPとは違う分け方だそうだ。
CPがAランクでもF4はあり得る、またその逆も言えるそうだ。
俺の肝臓はCP分類ではAランクだ。
今までそれにあぐらをかいていた。

帰宅して調べてみたら、
肝線維化のステージを線維化がみられないものから次第に増加し、
肝硬変に至るまでを、F0、F1(軽度)、F2(中等度)、F3(高度)、F4(肝硬変)の
5段階に分けているそうだ。
線維化の重症度を言っているのね、納得。
F4=肝硬変 というだけのことだった。

肝がんが一年間に発生する率は、
肝硬変からが7%、肝がんからが30%(再発率)だそうだ。
俺の肝臓は肝硬変と診断されてから4年弱で肝がんとなった。
そして、今後は毎年30%の確率で再発するということか。
でも、物は考えようだ。
70%は再発しないんだ。
でも、5年間の再発率は80%・・・
肝臓がんは「モグラたたき」だそうだ。
俺はあと何回再手術をするんだろう?

まあ、良いほうに考えることにする。


つづく。


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結局ガンだった

風が変わって来た。
今朝は北西から吹いてたよ。
いよいよ冬がやって来るな。

昨日は手術をした病院の外来に行ってきた。
採血をして13時30分に受付をした。
予約していた14時までパンでも食べながら待とうとラウンジに座ったら、
受付時に渡された呼び出し受信機が「ピピピピ・・」
画面を見ると(15番診療室にお入りください)と書いてある。
「あらっ?早いのね」
掛かりつけの病院では1時間待ちはザラなのに。

「失礼しま~す」と診療室に入ると
医「術後の調子はどうだい?」
俺「抗生剤の影響で下痢が残ったますが、至って健康です」
腹の傷口を見せたら、貼ってあった絆創膏を無造作に剥がされた。
医「OK OK!」
腹に小さな傷跡が4つ残った。
俺はケンシロウになった(笑)
その後、モニタで切除された俺の肝臓の画像を見せられた。
結節は1.1cmだが、周りの部分を含め直径4cmくらい切除したそうだ。
ホルマリン漬けされていたので不気味な色をしていた。
モニタを見ながら「典型的な肝硬変の肝臓だね」
医「これでココでの診療は終わりです」
医「これからは掛かりつけの病院に戻ってください」
医「あっちの先生には週1で会ってるから何でも言ってね」
医「次回あなたに会うときは再発した時だね」
俺「ん~、出来れば会いたくないですね」
俺「何度も見たら、先生のこと嫌いになちゃいますよ(笑)」

そして病院を後にした。
結局切除した組織は癌か否かを聞かなかった。
まあ見れば解る、あれは100パー癌だ。
改めて思う「俺は癌患者なんだな」と。

覚悟はしていたが、ちょっと凹む。

でも、考え方によっては、
1度リセットできたんだ!
また1からやり直しだ!!!


つづく。


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退院

入院日記最終日 ↓

10月18日 日曜日

03:00 起床
例によって早くに目が覚めた。
タブレット用の充電器が壊れた。
昨夜からコンセントに刺しっぱなしなのに溜まらないなとは思っていた。
さすがチャイナ、日本のコンセントには慣れていないようだ。
何も出来ない。
仕方が無いので「入院手帳」に手書きで日記を書いている。

05:00 歯磨き、洗顔、洗髪、ひげ剃り、着替え
こんなに早く退院準備が整ってしまった。
あと5時間、タブレットなしでどのように時間を潰そう?
そうだ! BOOK OFFで110円の本を買っていたんだ。
本の題名は「猫と暮らせば」
これで10時まで何とかなる。

07:50 朝食
新陳代謝も良好だ。
請求書もコロナの影響で郵送してくれるそうなので、退院手続きも簡単だ。

10:00 今日の担当の看護師に簡単な挨拶をして退院
迎えに来た娘の車に乗り家路につく。
帰り道にコンビニに寄ってチョコモナカジャンボを買った。
くも膜下出血の時も、精神病院の時も、同じものを買っていた。

10:30 帰宅
まずはネコに挨拶、4日ぶりの再会にネコも大興奮だった。
続いて娘に案内され畑へ。
除草と間引きをしてくれたそうで、娘も自慢げな顔をしていた。
PCの前に向かうと一気に現実に引き戻された。
メールがたくさん入っていた。
ちょうど日曜日なので、時間をかけてゆっくり1つずつ処理した。

時間は飛んで、本日は23日金曜日
術後外来の日だ。

病理の結果を聞くのは怖いが、また明日書くことにする。


つづく。


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退院しようか?

個人番号カード交付通知書が来た。
意外と簡単なのね。



入院日記の続き ↓

10月17日 土曜日 (術後3日目)

03:00 起床
鎮痛剤のお陰でよく眠れた。
聞いてはいないが、あの薬は抗生剤だろうか?
熱が下がった、寝汗もかいていた。
朝の看護師の見回り時で、体温35.9度
ちょっと低すぎかな、でも体調は良い、痛みも大分少なくなってきた。

08:00 朝食
朝食後、本日2回目のオシッコと術後初ウンチ
息張れないから重力に任せてところてんのように。
内臓と言っても肝臓は消化器系じゃないし、お通じとは関係ないな。
歯磨きと洗髪を終え、ベッドでマッタリしていると、
「調子はどうだい?」と医師が入ってきた。
「熱も下がって痛みも少ないです」
「じゃあ明日退院しようか?」
「願ったり叶ったりです」
家に電話したら驚いた様子だった。
妻からは「もしかして、サジ投げられたんじゃないでしょうねぇ(笑)」と。
とりあえず退院は決まった。
週明けの仕事も入っている。
俺が居なくなったストレスから、ネコの発情が始まってしまったらしい。
早く帰らねば!

12:00 昼食
13:00 点滴を外される
やっと繋がれていた全ての手足が解放された。

15:00 最終リハビリ
今回は3階の廊下を2周した。

18:15 夕食
19:00 投薬、傷口のテープも外された。

明日の10時には退院出来るそうだ。
妻は仕事なので、娘に迎えを頼んだ。
   


つづく。


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