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田舎の酒事情

コロナの影響もさることながら、近年仕事の内容が変わって来た。
俺の住む田舎町では都市部と違って、新築工事がめっきり少なくなって来ている。
人口流出に加え、高齢化も激しさを増している。

次世代の人たちは、長男から先に田舎を捨てて都市部に出て行く。
近所には、若者も子供も見なくなりつつある。
うちの子たちの世代が最終便って感じだ。
同居問題や嫁姑問題も、うちらの年代が最終便だ。
みんな田舎を捨てて出て行っちゃう。
俺も地域の集まりでは未だに“若い衆”扱いされている。
「七ちゃんは若いんだから~♪」と言われ続けて20数年、
“若い衆”も体にガタが来てますよ(苦笑)

まあ、学校も就職先も近くに無ければ、人口流出も頷けるんたけどね。
一度出て行けば、定年後までは帰って来ない。
便利な都市部の生活に慣れてしまうと、田舎は不便だ、
都市部に永住して帰って来ない人たちも多い。

寂しい限りだ。

最近騒がれている「運転免許返納」も都市部ならではの成せる業だ。
田舎では、車が無いと生きていけない。
80過ぎでも、みな免許更新をしている。
時速20~30kmの軽トラが縦横無尽に走り回る。
酔っぱらいたちも、車が無いと飲みに行けない。
21時過ぎになると、どう見ても飲酒運転と思しき車もしばしば目にする。
やきとり屋で2000円、代行代5000円では、
危険を冒しても運転して帰って来ちゃう人も居るだろう。
どのコンビニでも酒が手に入るから、
缶コーヒーより安価なチューハイを飲みながら運転して帰宅する人も居るだろう。
「外で飲まなければ良いじゃないか」と、家飲みに転身するする人も居る。
しかし、その「家飲み」が曲者なのである。
スーパーやドラッグストアで箱買いが始まる。
帰宅の心配が無くなり、飲酒時間の制限も無くなり、寝落ちするまで飲み続ける。
そうやって「アル中」が完成する。
過去の俺がそうだった。
リモート飲み会もヤバイらしいね。

大幅に酒税を上げるか、いっそのこと酒を違法薬物認定しないと、
アルコール依存症者の人数は減少しないと思う。

つづく。


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