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精神的プレッシャー

こちらは今朝も、寒く乾いた朝だ。
一方、日本海側では大雪、
行動には十分注意してもらいたい。

大学入学共通テストの初日に東京大学前で起きた高2少年による刺傷事件、
事件後、「来年、東大を受ける」などと大声で叫んでいたという。
少年は、心理的に追い詰められていたのだろう。
親からのプレッシャーも想像を絶するものだったのではないか?
小学生の頃は、近所で「神童」とでも呼ばれていたのだろう、
数居る神童の中には、トップクラスも居れば最下層もいる。
最下層の神童は、自分より優れている上層神童にジェラシーを感じ、
蝶よ花よと持ち上げられてきたプライドはズタズタなのだろう。

世の中には、ペーパーテストだけできるダメ人間も数多くいる。
人として上手く生きる能力が高い方が大切だと思う。
俺は小中高と浮き沈みの激しい成績だった。
挫折も何度となく経験した。
しかしこれが社会に出てみたら、学力など全く関係なくなった。
人から学び、吸収することの大切さを知ったのだ。

この事件をアルコール依存症者に置き換えてみる。

大阪で起きた依存症患者による会社同僚刺殺事件では、
犯人は社長に次ぐナンバー2の立場にありながら、
たびたび職場で飲酒トラブルを起こしていた。
クビになっていてもおかしくない所業が繰り返されながらも、
社長から入院治療を勧められたが、医師に暴言を吐いて入院を断られた。
会社側と、飲酒トラブルを2度と起こさないという誓約書も交わしていた。
周囲が差し伸べた支援の手を振り払い、
身勝手な行動を取り続けた男による犯行だった。
会社を解雇された被告は、同僚社員を刺殺するという、
逆恨みともいうべき事件を起こした。

精神的にネジが1本外れると、人間は誤作動を起こすことがある。
飲酒による脳のマヒは、暴力や犯罪の引き金にもなる。
「アルコール依存症」は、自らの身体や精神だけでなく、
周囲の人間関係や生活にも影響を及ぼしかねない。

日曜は神社のお祭りの日だった。
昔は露天商がずら~っと並んでいたが、今は1店舗もない。
講の代理参拝の人が来るだけだ。
「講」といえば、神社や寺の講の数も減ってきた。
うちは、親父が倒れるのが早かったので、
20代のころから、親父の代役でいくつもの講に参加していたが、
現在残っているのは地元神社の講1つだけだ。
皆が、毎年決まった日に集って宴が催されていた。
何年かに1度、代理参拝の順番も回ってきた。
昔は、寄り合って盃を交わすのが一番の楽しみだったのだろう。

古き良き風習がどんどん消えていくのは寂しいことだが、
時代の流れなので仕方ない。

つづく。 


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