心のバランス
ここ数日、見たくないニュースばかりを目にする。
亡くなった俳優の渡辺裕之さんは、
自律神経失調症を患っていたそうだ。
心配性で先行きの不安を口に出すようになり、考え込むことが多くなっていた。
何事にもストイックで、一生懸命で、手を抜くことをしない人だったそう。
「眠れない」と体調の変化を訴えるようになり、
少しずつじわじわと、心の病で大きな不安から抜け出せなくなり、
医師にも相談し、希望の持てる治療を始めたところだったそうだ。
衝動的な行動だったのだろう。
日常生活の中でも、
高所作業をしていて、ここから1歩前に出れば・・・とか、
道を走っていてハンドルを少し右に切れば対向車にぶつかって・・・とか、
生と死の境界線なんて、簡単に引ける場面はどこにでも転がっている。
依存症にも言える話だが、
これは本人だけの問題だけじゃない。
周りの、特に家族の人を巻き添えにしてしまう。
タラレバにはなるが、人一倍家族思いだった渡辺さんも、
そのことを優先していたら、こんなことにはならなかったのかもしれない。
適応障害の治療に専念するために芸能活動を休止していた深田恭子さん、
若い頃から酒豪で鳴らしたという深田さんだが、
最近の飲み方は度を越えていたという。
深酒、朝酒、昼酒と、アルコール依存症末期症状だ。
彼女もまた、素面のときはものすごく繊細で、
仕事に対してもストイック。プロ意識が強すぎて、
自分のミスを重ねると、ずっと思い悩んでしまうようなタイプだそうだ。
2人とも俺の性格に相通じるものがある。
俺も、「この性格を変えればもっと楽に生きられるのに」と、
性格改善にチャレンジした時期がある。が、それが間違いだった。
「人に任せればサボってもいいじゃん」、「昼に飲んでもいいじゃん」と、
ひとりで背負わず自分を追い込まないようにしたのだが、
根っからの酒好きも手伝って、酒浸りの生活となってしまった。
そうしたら、脳みそをヤラレてしまったのか、
それ以上に思い悩むようになってしまい、病院送りとなってしまった。
ストイックで適度なストレスを感じるくらいのほうが、
俺にとってはノンストレスなのだと気づいた。
個々の精神の波や生活のペースは様々ではあると思うが、
その性格や生活とうまく付き合っていき、
心のバランスを取ることが、最重要視されるのだと思った。
つづく。
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亡くなった俳優の渡辺裕之さんは、
自律神経失調症を患っていたそうだ。
心配性で先行きの不安を口に出すようになり、考え込むことが多くなっていた。
何事にもストイックで、一生懸命で、手を抜くことをしない人だったそう。
「眠れない」と体調の変化を訴えるようになり、
少しずつじわじわと、心の病で大きな不安から抜け出せなくなり、
医師にも相談し、希望の持てる治療を始めたところだったそうだ。
衝動的な行動だったのだろう。
日常生活の中でも、
高所作業をしていて、ここから1歩前に出れば・・・とか、
道を走っていてハンドルを少し右に切れば対向車にぶつかって・・・とか、
生と死の境界線なんて、簡単に引ける場面はどこにでも転がっている。
依存症にも言える話だが、
これは本人だけの問題だけじゃない。
周りの、特に家族の人を巻き添えにしてしまう。
タラレバにはなるが、人一倍家族思いだった渡辺さんも、
そのことを優先していたら、こんなことにはならなかったのかもしれない。
適応障害の治療に専念するために芸能活動を休止していた深田恭子さん、
若い頃から酒豪で鳴らしたという深田さんだが、
最近の飲み方は度を越えていたという。
深酒、朝酒、昼酒と、アルコール依存症末期症状だ。
彼女もまた、素面のときはものすごく繊細で、
仕事に対してもストイック。プロ意識が強すぎて、
自分のミスを重ねると、ずっと思い悩んでしまうようなタイプだそうだ。
2人とも俺の性格に相通じるものがある。
俺も、「この性格を変えればもっと楽に生きられるのに」と、
性格改善にチャレンジした時期がある。が、それが間違いだった。
「人に任せればサボってもいいじゃん」、「昼に飲んでもいいじゃん」と、
ひとりで背負わず自分を追い込まないようにしたのだが、
根っからの酒好きも手伝って、酒浸りの生活となってしまった。
そうしたら、脳みそをヤラレてしまったのか、
それ以上に思い悩むようになってしまい、病院送りとなってしまった。
ストイックで適度なストレスを感じるくらいのほうが、
俺にとってはノンストレスなのだと気づいた。
個々の精神の波や生活のペースは様々ではあると思うが、
その性格や生活とうまく付き合っていき、
心のバランスを取ることが、最重要視されるのだと思った。
つづく。
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