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集団思考停止

BPOとか、コンプライアンスとか、ハラスメントなど、
ひと昔前には聞いたことのない言葉だ。
名誉、プライバシーの人権侵害があると訴えられないように、
ここ最近、テレビ局が世間からの批判を恐れて自主規制を強めている。

時代とともにコンプライアンスが厳しくなっていることも、
テレビがつまらないと感じる要因の一つだと思う。
視聴者側はもう少し寛容な心でテレビを楽しんでもいいのではないか?

痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー番組に対し、
不快感を覚える視聴者は一定数いるようだ。
報道番組、情報番組、ドラマの内容にしても、全てがんじがらめでツマラナイ。
深夜番組に対しての苦情も見受けられる
深夜アニメは子どもが間違って見ないように深夜に放送しているのであって、
子どもが深夜アニメの時間帯に起きているのであれば、
それは子どもを寝かさない親の責任でもあるのではないか?
昔の深夜番組は、今よりもっと直接的な表現のものも放送されていた。

テレビにしても、ネットにしても、クレームを入れる人は何時の時代にもいる。
匿名性のある、一方的な電話やメールで抗議できるからするのだろう。
自分の顔を見せず氏名を隠して言いたい放題、一番汚いやり方だ。
暇なんだろうか? 嫌なら見なければ良いだけの話なのだが。

近年重視されている「コンプライアンス」や「ハラスメント」
コンプライアンスに厳しくなるあまり、柔軟性やスピードが失われ、
不満を抱いている人も少なくないのではないか?
「前例がないからできない」
「リスクがあるからやらない」
「誰が責任をとるのか」
というような発想でいては、新たなチャレンジへの一歩を踏み出せず、
集団思考停止となってしまう。

思考停止を決め込めば非常に楽チンだ。
指示される側はその指示に従ってさえいれば良いだけだし、
発言する側も統制型、監視型の管理さえしていれば良いので、双方に責任がない。。

しかし、ルールでがんじがらめにされると、「子ども扱い」されている気分になる。
「プロとして見てくれていない」「人として見てくれていない」と、信頼感は低下。
それどころか、反発心が生まれ、逆に背任行為を起こしやすくなる恐れもある。
難しい。。。

ハラスメントという言葉が周知され、問題視されるようになった。
その半面、訴える側の過剰反応も多く出てきている。
交流を深めようとすれば「セクハラ」「アルハラ」、注意をすれば「パワハラ」
よって、当たり障りのない薄っぺらい付き合いと会話しかできない。
まあ、相手に不快に思われるくらいなら、
そっちのほうが楽チンで良いんだけどね。

「失敗してもケツは拭いてやる!」
「骨は拾ってやる!」
「責任は全部俺にある!」
そんな言葉は死語になってしまうのかもしれない。


つづく。


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