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ハロウィンの悪夢

昨日は日曜日、妻のパートも休みだった。
子供たちの週末帰省も無かったので、のんびりだった。

午前中はメダカの水槽の水替え、畑でチンゲン菜の収穫をした。
午後はちょっと買い物があったので、妻とドライブした。
陽も高かったので、帰りに公営の公園に寄って1時間ほどウォーキングした。
そこは、菜花や果樹、池も整備され、芝生の広場を囲うように遊歩道も整備されている。
遊歩道は30分コースと60分コースがあった。
俺たちは60分コースを選んで雑談しながら歩いた。
普段から近所のグラウンドを歩いている妻は、ちゃんと万歩計も持参していた。
歩き終わって車に帰り万歩計を見たら、1万歩を超えていた。
季節は夏から秋をダッシュで駆け抜け、初冬となっている。
夕方になって気温も下がり始めていたが、歩いたおかげでポカポカしていた。
これが1ヵ月前ならば、大汗をかいていたことだろう。


**** 韓国ソウルでの事故 ****
亡くなられた方々には、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
目撃者は、人々が意識を失う中でも前進を続ける様を「ハロウィンの悪夢」と言った。
ハロウィンイベントに参加していた一人の人は、
「救急車が行き交う音は聞こえたが、当初はそれもお祭りの一部かと思った」と語った。
明石の花火大会の歩道橋内で同じような事故が起こり、多くの犠牲が出た。
多くの人々が一斉に動き、それが倒れると人間雪崩のようになってしまう。

本来のハロウィンは、古代アイルランドに住んでいたケルト人が起源と考えられている祭りである。
世界中でハロウィンはお酒を飲んでお祭り騒ぎをする日だと誤解されている。
本来のハロウィンの過ごし方は伝統的に家族単位で楽しみ、特別な食事を用意する。
みんなで歌を歌い、家族の絆を強くしている。
日本では警察や自治体の努力で、なんとか死者が出ずにやっているのだと思う。
渋谷の厳しい対応も、こういう事態を防ぐためだということを改めて実感した。

ウチの子供たちはマンガアニメ好きである。次女に至ってはコスプレもする。
コスプレと言ってもハロウィンのコスプレは、コミケのそれとは別物である。
コミケは主催団体がありルールが規定され、
加者間のマナーもある程度共有されている「体裁の整ったイベント」だが、
渋谷ハロウィンは主催もルールも何もない「勝手に集まった群集」で、
いわゆるきちんとしたイベントではない。

韓国での今回の事故では、
酒の力も借りて気が大きくなっていた人も多かったのではないか?


つづく。


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ネコがまた泡吹いた

シロがまた泡を吹いた。
前回同様、発情中のことだった。
ネコはよく嘔吐するが、今回は下痢も伴っていた。
シロの顔を見ると、黒目が大きくなり口から泡とよだれが垂れていた。
また同じ症状だ。
前回は夜間専門の救急動物病院に駆け込んだが、
病院に到着したころにはシロの体調は好転し、すっきりした顔に戻っていた。
今回もこのパターンだろうと、しばらく付き添って様子を見ることにした。

病弱なシロは避妊手術ができない。
以前にも書いたが、頻繁に発情をする。
最近はサイクルが遅くなったが、数年前までは2週に一度発情していた。
脳に障害を持っているので、てんかんの気があるのかもしれないが、
詳しく診てもらったわけでは無いのでその限りではない。

夜も遅かったが帰宅せず事務所で一泊、シロのそばに居た。
夜中には体調も戻り、胃液まで全部吐いてしまったせいか、
お腹も減っているようだった。
それから食欲も戻り、カリカリを貪っていた。
今回は特別にと、総合栄養食のチュールもあげたらペロリと平らげた。
とりあえず大事にはならなかったのでホッとしている。
あんなに大騒ぎをしたのに発情は続行し、ナオ~ンナオ~ンと鳴いている。

シロの様子を見ながら、なんとなくネットを見ていたら、
「適正飲酒の10か条」と言うものを見つけた。
01.談笑し 楽しく飲むのが基本です
02.食べながら 適量範囲でゆっくりと
03.強い酒 薄めて飲むのがオススメです
04.つくろうよ 週に二日は休肝日
05.やめようよ きりなく長い飲み続け
06.許さない 他人(ひと)への無理強い・イッキ飲み
07.アルコール 薬と一緒は危険です
08.飲まないで 妊娠中と授乳期は
09.飲酒後の運動・入浴 要注意
10.肝臓など 定期検査を忘れずに

アルコール依存症と診断された人は、こんなことが出来るはずがない。
それができないからアルコール依存症になったのである。
結局、「適正飲酒の10か条」とは、
俺のようなアル中にはなるな!
といった注意喚起に過ぎないと思った。


つづく。


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メンタルケア

とてもショッキングな話があった。
近しい知合いのお宅の若夫婦のお子さんが、
大変残念なことに死産になってしまったそうだ。
妊娠5か月目で性別もわかっていただろう。
赤ちゃんの名前も決めていたのではないだろうか。
親子3人では今のアパートでは手狭だろうと、引っ越しも完了していたそうだ。
俺は何も言えなかった。

とにかく今は若夫婦の、特に奥さんのメンタルケアが必要だと思う。
周りがガヤガヤ雑音を入れるべきではない。
特に舅姑世代の人たちとは出産に対する考え方が違うから、
不用意な慰めや励ましの言葉も雑音に感じてしまうだろう。
「がんばって!」とか「次がある」とは、絶対に言ってはならない。
外野からの原因究明などはもっての外である。
専門家であり第三者でもある医師や看護師さんからの言葉のほうが、
もしかすると聞き入れてくれるのかもしれない。

体調不良や精神疾患を併発するかもしれない。
クリニックでカウンセリングを受けたり、
自助グループがあればそれに参加するのもメンタルケアに繋がるかもしれない。
時間が経ち、本人が喋ってくれるまでは、
周りは何も言うべきではないと思う。

俺も2年前に肝細胞がんの宣告を受け、一時は頭の中が真っ白になった。
しばらくは何も考えることが出来なかった。
「死」を本気で考えるようになった。
様々な書籍を読み漁り、動画もたくさん見た。
徐々に「癌」と向き合えるようになり、人生を逆算し始め、
生活の質を維持、向上させるために、
「残された時間の中で、俺が今やるべきことは何か?」
と、気づけることが出来たが時間はかかった。
一度痛い目にあっていた経験があるから、
不安を取り除くために酒に逃げることは無かった。

今後、いつ俺の身体にどんな異変があるかわからないが、
何があってもそれを受け止め、冷静に判断したいと思っている。


つづく。


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病気の公表

中居正広さんが、本人公表前に病名を報道されてしまった。
それについて批判が殺到しているようだ

病気でもケガでも、勝手に他人に言いふらされるのは誰でもイヤなものだ。
特に生死にかかわる病気や精神疾患などはウワサにされたくない。
そのウワサが引き金になって仕事に影響が出たり、人間関係に亀裂が入る場合もある。
だから、病名を暴露するには細心の注意が必要である。
しかし、本当のことを言わないと、
ウワサはどんどん負の方向に加速してしまう場合もあるので、そちらの注意も必要。

俺は20年ほど前、右手に大けがをした。
大型電動工具で指の骨3本骨折、それに神経や血管をつなぐ手術をした。
現在は握力が少し低下したのと手の甲の感覚が鈍い程度で、普通に仕事もできている。
しかしケガをした当日、救急車に乗り込む俺を見ていた近所の人は、
「七ちゃん、手首から先を切断しちゃった」と、周りに言い回ったようだった。
他人の不幸は蜜の味、
拡声器おばさんにとって、俺のケガは最高のネタとなった。
病院に駆けつけて来てくれた友人は、
「なんだよオマエ、手があるじゃねーか」と言っていた。
「オマエ、手を切断したって聞いたからさ~」
「ちゃんと付いてるよ」と、ケガをした右手を見せてあげた。

俺は、アルコール依存症であり、肝硬変であり、肝臓がんも手術した。
このうち、どの病気一つ取ってみても公表しづらいものばかりだ。
これを他人に勝手に言いふらされたのではたまったもんじゃない。
茶飲み話のネタに、面白半分で語られたくない。
逆算人生だとしても、今後の俺の人生設計に支障をきたしてしまう。

アルコール依存症は半年入院していたのでほぼ周知の事実だろうから、あえて公表しない。
肝硬変は、「肝臓が悪いので医者通いしている、酒の飲み過ぎだね(笑)」と言っている。
肝臓がんについては、まだ身内にしか言っていないが、
再発を繰り返すようになったら公表するつもりだ。

しかしそれらを公表する時期は全て俺のタイミングであって、
他人に口を出されたくない。


*** チビ猫情報 ***
近所の人に「子猫が1匹増えたんだね」と言われた。
「いやいや、捨てられた子猫が居ついちゃったんだよ」と返した。
ヤバい、ネコ屋敷と思われているのかも?
まずはチビのさくらねこ作戦だな。

つづく。


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捨て猫

ペット用の犬や猫を繁殖させて販売するブリーダーが国税局の税務調査を受け、
超多額の申告漏れを指摘された。
ペット業界は新型コロナウイルスの流行に伴う「巣ごもり特需」で業績を伸ばしており、
売り上げを意図的に申告しない悪質な所得隠しも横行していた。

ブリーダーは毎年、犬や猫の所有数や繁殖数、販売数を登録先の自治体に報告する必要がある。
新型コロナの感染拡大とともに自宅で過ごす「おうち時間」に癒やしを求め、
犬や猫を買い求める人は増えている。

ブームが盛んになればなるほど闇に葬られるペットが増えるとの懸念が、
動物愛護団体を中心に強まっている。
大量生産には必然的に売れ残りが伴うからだ。
排せつ物の処理などが適切に行われず体調を崩したり、死後も放置されたり、
路上や駐車場、高架下などに子ども産ませ捨てたたり。
畜産動物や動物実験、毛皮やフェザーに使われる動物など、
見えていない部分でも多くの動物が虐待され、殺されている。

動物の「命」ということを念頭に置いてもらいたい。
売れない動物はどうするのか?ブリーダーやるなら考えてからやるだろう。
命をお金で売買することがそもそも残酷すぎる。

事務所の白猫のシロは、左右の瞳の色が違う猫「オッドアイ」だ。
雨の中、長女に保護されてウチにやって来たのが6年前のこと。
俺がアルコール依存症で精神病院に入院中の出来事だった。
拾って来た時には、近所のノラ猫にいじめられて、
雨に濡れブルブル震え、まるで雑巾のようだったと聞く。
病院に連れて行くと、猫エイズのキャリアで脳に障害もあった。
最初の1年は自宅で点滴をしたり、薬の強制給仕の毎日だった。
シロの世話は、精神病院退院後の俺のリハビリメニューにも加わった。

猫のオッドアイは、特に白猫や、白い毛の面積の多い猫にでやすく、
オッドアイの猫は幸運を持ってくると言われて好まれるので、
選択交配によって生まれる確率を高くしているブリーダーもいる。
身体が弱く、しっぽのカタチがおかしなシロは、たぶんそんな人に捨てられたのだろう。

生粋のノラであるサビと去年産まれたクロの親子とともに居ついているチビも、
生後約1ヵ月くらいで、隣の公営駐車場に捨てられたのだと思う。

チビが欲しいと言ってくれている人も居る。
一度チビを見てもらおうと思っている。
里子に出すならその前に、去勢手術が必要だ。


つづく。


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天ぷらの衣を剥ぐ

いよいよ寒くなって来た。
防寒着までとは言わないまでも、朝晩はジャンパーが必要だ。
つい先月までは、一枚脱いだり着替えたりしていたのに、
汗もかかなくなってきたのでトイレも近い。
やっぱり今年も、秋をすっ飛ばして冬がやって来た。
風の方向でわかる、冷たい北風だ。
昨日は今季これまでで一番の冷え込みだったとか。
日中も初冬のような寒さだった。

昨日は現場の最終検査日(開発行為)だった。
建築と消防の検査はすでに終わっている。
午前10時検査開始、10時半検査終了。
何の問題もなかった ホッ。
引渡書類は整っている。
後は契約書通りに請求書を完成させるだけだ。


昼からは昼食付きの組合役員会だった。
俺はこの「昼食付き」が苦手だ。
なぜかと言うと、ホットモットかコンビニ弁当の味噌汁付き、
揚げ物とショッパイみそ汁は肝硬変の敵だからだ。
しかし俺も慣れたもので、フライや天ぷらの衣を剥ぎ、
みそ汁には手を付けず、持参した水筒のコーヒーを飲む。
このパターンだと思っていた。
しかし今回の昼食は一味変わっていた。
なんと、近くの割烹料理屋の仕出し天重だった。
コロナ禍で酒の席が無いので、予算消化と言ったところだろう。
コンビニ弁当の天ぷらは、衣を剥ぐとミミズみたいなエビが出てくるが、
今回のそれは身が厚かった。
さすが割烹 ラッキー!
その料理屋は、よくその組合で忘年会や総会の懇親会をしていた店だ。

しかし今後コロナが完全に収束しても、吞兵衛たちが楽しみにしている「酒宴」は、
完全に戻ることは無いと思っている。
飲みの席が無ければ、二日酔いが無いから身体にも優しいし、財布にも優しい。
みんな酒の席が無いことに慣れてしまったんだよね。


*** チビ猫情報 ***
最近撫でさせるようになったクロの背中を触ってみると、
何処を駆け回って来たのか、濡れて冷えていた。
チビはあいかわらず駐車場でカマキリと格闘していた。
夕方になって俺が帰宅すると、昼飯抜きだった野良たち3匹は、
カリカリの催促が激しかった。
もともと2食の事務所のシロは、空腹のそぶりを見せていなかった。


つづく。


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マイナカードとインボイス

ウチは8月決算だ。
昨日は税理士さんが決算書の下書きを持って来所した。
決して良い決算結果ではなかったが、とりあえず今期も乗り越えることが出来そうだ。

そのとき、マイナカードとインボイス制度の話題になった。
政府が2024年秋にも原則廃止をめざす紙の保険証について、
岸田総理はマイナンバーカードを持たない人も保険診療が受けられるよう、
「資格証明書ではない制度を用意する」と言った。
そもそも任意であったところのものが「実質義務化」というのがおかしいのでは?
ここまで来ると何のためのマイナンバーカードなのか目的も疑問だし、
わざわざ新たにマイナカードを持っていない人向けの制度までやらなくても。
保険証が良い人は保険証持てば良いし、カードが良い人はカードにすれば良いんじゃないかと思う。

それに、コロナや物価高、ロシアの戦争などによって影を潜めて、
あまり騒がれていないインボイス制度。
2023年10月からスタートするが、
売手が買手に対して、正確な適用税率や消費税額などを伝えるというのが目的。
制度開始からインボイス発行事業者となるためには、3月31日までに登録申請が必要で、
あと半年を切っているにもかかわらず、理解率が低いというのは、
マイナンバーカードの普及同様、低空飛行でのスタートとなる可能性もある。

インボイス発行事業者になるかならないかは任意だ。
ただ、インボイス発行事業者であるか否かで、取引の線引きにされてしまうとかなりの痛手となる。
インボイスをきっかけに廃業・転職するという人も多く存在する。
小規模の飲食店や小規模スナック等も廃棄を検討している人が多いと聞く。
ウチの業界では、材料支給で工事のみ請け負うフリーの職人が廃業危機である。
ただでさえ人手不足なのに拍車がかかりそうで怖い。

末端の個人事業主は免税ありきの低い単価で仕事している。
今の消費税免税対象になり易い個人事業、零細企業などの取りこぼしをイ課税したいのが目的。
免税の個人事業主の生活を守るために課税分の値上げをしなくてはいけなくなるだろう。
そしてそれは多業種に言えるので、
結局世の中の消費者が負担することになり、国民に関係ない人はいない。
要するに値上げ→物価高物価高、免税事業者がずるいとかそういった問題ではない。

個人事業主には多くの年配の方がいることを考えればマイナカード同様、
インボイス制度を理解させるのは難しい。
インボイス制度で収入の少ない個人事業主を狙い撃ちして増税することに意味があるのか?
多くの個人事業主を廃業に追い込んでどうしたいのか?


*** チビ猫情報 ***
昨日は寒かった。
クロとチビは、おがくずの上で身を寄せ合いながら丸くなっていた。
まるで姉弟のようだった。


つづく。


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隠ぺい体質

世界での新たな変異株のシンガポールで広がるXBB鳴るものは日本でも広がるのか?
第6波が起こった2022年1月頃からオミクロン株BA.1が主流となり、
その後BA.2に置き換わり、第7波の初期からBA.5に置き換わっている。

世界的にも、未だ検出される新型コロナウイルスの7割以上がBA.5系統という状況。
BQ.1とXBBは免疫逃避の傾向が強いようで、
これらが日本国内でも広がる可能性がある。
XBBは、BA.5よりも20%以上広がるスピードが速いと解析する専門家もいる。
過去にワクチン接種をし、さらにオミクロン株に感染した人でもXBBには感染するかもしれない。

このXBBがこれまでのオミクロン株と比べて重症化しやすいという報告はない。
現在日本は検疫体制を緩和しているので、
海外から日本国内に新たな変異株が持ち込まれるリスクはこれまで以上に高くなっている。
現在広がりを見せている変異株は全てオミクロン株の亜系統であることから、
効果の程度に差はあると思われるものの、
オミクロン株対応ワクチンによる感染予防効果は従来のmRNAワクチンよりも高いらしい。

でも、何度かワクチン接種している人も、ワクチンによる副反応を恐れる人が多い。
それに、何回ワクチンを受けても「どうせ感染するんでしょ」と言う人も多い。
「ワクチンを受けなくちゃ!」と言う人よりも、
「どっちでもいいや」とか、「家族に言われたから仕方なく受けた」と言う人が増えた。

俺の周りでも、感染経験者が増えた。
というか、犯人捜しをされなくなったから、個人の感染を暴露し始めた。
以前なら、感染をひた隠しにしていたであろうに。

なんか、アル中で精神病院に入院したことを隠しているアルコール依存症者に似ている。
かく言う俺も、精神病院入院のことは身内にしか知らせていない。
まあ、半年近く顔を見せていなかったんだから、バレてはいるだろうけど。。。
入院の件については、俺の前ではだれも触れない。
ケガや病気の入院ならば、心配もされるし同情もされるが、
精神病院入院は、別の目で見られるのが分かっているからそれを隠す。

「みんなやさしい」と言うか、
「裏で何を言われているかわからない」と言うか、
表面上は上手くやっているつもりでいるが、過去は消すことはできない。

酒に逃げたことは十分反省しているし、
一生断酒を決めた俺は、今後酒を飲むことは無い。

結局、これからを見てもらうしかないんだよね。

つづく。


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断酒会、仲間とは?

先週の日曜日、断酒会の全国大会が奈良県で行われたそうだ。
入会したばかりのころは、全国大会にも誘われていたのだが、
現在例会もたまにしか行かない俺は、今回も当然誘われることは無かった。
まあ誘れても、引き渡し直前の現場は土日関係ないので行けるはずもない。
参加した皆さんは、良い勉強ができただろうか。

俺は断酒会とは別の集まりで、全国大会や関東甲信越ブロック大会などに参加したことがある。
関東甲信越ブロック大会に至っては開催県であったため、大変な労力を投じた思い出がある。
大会以外にも前夜祭や後日のオプションツアーの裏方でてんやわんやだった。
そこでは断酒会ではないから当然酒も付いた。
というか、観光や酒が目的で来ている参加者も少なくなかった。
そんな経験があるので、「〇〇大会」と聞くと、年に一度のお祭りと認識してしまっていた。

断酒会の大会は、コロナが流行する前に一度だけ関東大会に参加したことがある。
その時の印象は、「大きなホールで行われる研修会」だと思った。
一泊研修にも何度か参加したが、順番で体験談を話すのは例会と一緒だと思った。

たくさんの体験談を聞くと、いろんな人が様々な過去を持ち、
これから先も頑張って断酒継続をしていくという意欲を感じ、俺も刺激になった。
だがしかし、人それぞれの過去を持ち、仕事も家族構成も生活環境も異なる。
「刺激にはなるが参考にはならない」というのが俺の持った印象だった。

ここで、断酒会に行くとよく耳にする「仲間」とは、いったいどんなものなのだろう?
酒は一人ではやめられない、仲間が必要だと言う。
仲間と励ましあい断酒継続するのは良いことだと思う。
しかし、仲間は仲良しグループであってはならないと思っている。
コミュニケーションが苦手な人も居る。
断酒は、集団生活やチームプレーではないので、
勇気を出して例会に来たのに、例会場でワイワイ慣れ合っている姿を見ると、
参加したくても来れなくなってしまう人も居る。

人づきあいが苦手な人、アルコール依存症は恥ずかしいと思っている人には、
名前も顔も声もわからない「ネットミーティング」も断酒への一つの手だと思う。


*** チビ猫情報 ***
長女がまたプチ帰郷している。
拾い主の長女とのご対面に事務所のシロも大興奮だ。
クロもチビも、かん高い長女の声に呼び寄せられ、
猫じゃらしで遊んでいた。


つづく。


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甘味が止まらない

今更ではあるが、断酒開始時から甘いものが止まらない。
甘いもの好きの妻とチョコレートを取り合いするほどだ。
食事の基本は、炭水化物、肉や魚などのたんぱく質・脂質、野菜などをバランス良く食べる。
それはわかっているのだが、脳が糖分を欲してしまう。
突然断酒をすると、それまで常にアルコールにさらされていた体がびっくりしてしまい、
色々な症状が出てくる。
その中の代表的なものが、「酒を急にやめると無性に甘いものが欲しくなる」という症状だ。

酒をやめると何故甘いものが急に欲しくなるのかについては、いくつかの説が存在する。
1つ目は、お酒には糖分が多く含まれているので、急に断つと糖分が一時的に不足してしまい、
甘いものが欲しくなるという説。
が、この説には限界もあり、ビールや日本酒などの醸造酒には糖分が含まれているが、
蒸留酒であるウイスキーや焼酎などには糖分が含まれていないからだ。
そのため、あくまでも醸造酒をずっと飲んでいた人が断酒した場合のメカニズムだと考えられる。

2つ目は、インスリンを切り口にした考え方で、お酒を飲むとインスリンの分泌が減少し、
一過的に血糖値を下げることができない状態になるため、糖分を欲しいと感じない。
しかし、酒をやめるとインスリンの分泌が正常に戻り、血糖値のコントロールが正常になるため、
糖分を摂取したいという要求度が増すという説。
酒を飲みながらのおつまみ食べすぎは、インスリンが原因ではないかと考えられる。
また、お酒を飲んである程度の時間が経つと無性に糖質が食べたくなるのは、
抑えられていたインスリン分泌が回復するためとも考えられるので、説得力がある説である。

3つ目は、ドーパミンを分泌するためという説で、
断酒によって分泌されなくなったドーパミンを、甘いものを摂取することで分泌しようとする。
これも結構説得力がある説で、この説のキーワードとなるドーパミンは、甘いものだけでなく、
脱法ドラッグなどでも分泌され、依存症に関与する快楽物質と言われている。
よってアルコール依存症の人が薬物依存などになりやすいのも、
このドーパミン要求性が高くなっているためと考えられている。
加えて、ドーパミン分泌が減ると食欲が増えるので、断酒によってドーパミン分泌が減り、
その分泌を補うために糖分を要求することに加え、食欲自体も上がるため、
より糖分摂取が増えると説明できる。

さらに別の説として、飲酒時は胃にダメージを与えていて甘いものを避ける傾向にあるが、
断酒することで胃の状態が正常に戻るため甘いものへの要求が回復するというものもある。
通常、胃に糖分が入ってくると胃酸分泌が促進されるため、多少胃粘膜にダメージを与える。
とはいっても、胃粘膜は保護されているため、糖分を取っても胃痛になることはない。
しかし、アルコール摂取によって胃粘膜が傷んでいる状態の胃に糖分が入ると、
さらに胃にダメージを与えてしまい胃痛などの不調につながってしまう。
空腹時にアルコール濃度の濃いお酒を大量に飲酒した結果、翌日胃痛に悩まされた経験があるが、
まさに胃粘膜をアルコールが傷つけた証拠といえる。

どの説も、何となくではあるが俺にすべて当てはまっているような気がする。
精神科医からは、「お酒をやめると甘いものが欲しくなるんだよね~♪」と言われる。
何を隠そう精神科の先生は大の甘党でプリン好きだ(笑)
肝臓の医師からも、採血の結果を見ながら、
「食べ過ぎないようにね♪」くらいにしか言われない。

はたして俺は健康のために甘いものを克服できるのだろうか?


つづく。


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