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男の更年期

男性の更年期は話題に上がることも少なく、なんとなく“女性特有のもの”と思われがちだが、
原因は女性と同じくホルモンの減少で、症状も突然のほてりや汗、不安、イライラなど似ている。
男性の場合、30歳以降に男性ホルモンが減少し始め、40代後半で症状が現れることがあるが、
女性と比べて変化が緩やかなので気づかないことも多いそうだ。
その特徴としては ↓

●関節や筋肉に痛み
●発汗・のぼせ
●眠れない・眠り浅い
●イライラ・不機嫌になる
●神経質になった
●不安になりやすい
●筋力の低下
●自分のピークは過ぎたと感じる
●ヒゲの伸びが遅くなった
●性欲の低下など

「ヒゲの伸びが遅くなった」といった男性特有の症状から、更年期障害に気づくこともあるそう。
俺は診断されたわけではないが、鬱からのアルコール依存症だと思っていたが、
もしかして鬱ではなく更年期だったのかも?
イライラ、神経質、不安になっていたのは毎日だった。
確かに「自分のピークは過ぎた」と感じたこともあった。
更年期症状はホルモンバランスが崩れるだけでなく、
社会的な要因、心理的な要因が絡んで起こりやすくなる。
仕事や家庭など、年齢的に浮上する悩みにも結びついて症状が出やすくなるそうだ。
“更年期”は人に言いづらく、1人で抱えてしまい家族や職場で理解してもらえず苦しむ人もいる。
だからこそ、症状に悩んだ時は専門医を受診し、自分の心と体に向き合うことが大切だそうだ。

男性更年期障害の症状には、鬱病と重なるところが多い。
中年層の忙しさ、ストレス、そして1人になれる時間がない等、
そりゃ体力共にあらゆる支障が出て当然とも思える生活形態ではある。
ホルモンバランスの崩れも大きく出そうな気がする。
何かをしていないと落ち着かないといった俺のような人も多く、
休日や空いた時間に充分な休息を取れなかったり、
逆に何もしたくない、休日も動きたくないなど。
気持ちのON OFFの切り替えとは別のもので、無気力になって体が動かなかったりする。
それはそれで身体にも心にも悪かったりする。
男性更年期の諸症状について、心療内科等で抗うつ剤等を処方されることがあり、
更に症状が悪化することもあるようだ。
精神疾患は人それぞれで、ひとくくりにはできない病気だと思った。

つづく。


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2年ぶり神社参拝

一昨日は午後から雨、
雨が降っていては仕事にならず、半休にした。
そこで、肝臓がん摘出手術を受ける直前にお参りに行った神社に行くことにした。
本当ならば去年の一周年で参拝しなければならないところだったが、
去年の今ごろは、多忙でなかなか体の自由が利かず、
たまに思い出しては気になっていた。

妻もパートが休みの日だったので、「一緒に行こう」と誘ってみた。
妻もちょうどその時間に用事があったので快諾。
昼食後、2年前に買ったお札を持参し二人で神社に行った。
2年前は俺の肝臓がんの手術、去年はばあちゃんの乳がんの手術、
2人分のお礼と、これからの健康を祈願してきた。
神社の境内では、年に一度の記念祭に奉納する獅子舞の練習をしていた。
参拝後、社務所に立ち寄り「病気平癒」のお札を再び買ってきた。
獅子舞の練習をしばらく見て、神社を後にした。

肝硬変は一生完治しない、癌は再発転移の可能性が非常に高い。
今回の神社参拝は、願い事(病気平癒)のコンティニューのような形ではあったが、
とりあえず神社に足を運ぶことが出来て、何となく気持ちがスッキリした。
しかし、神頼みだけでは病気は良くならない、
今後とも運動と食生活には日々気を付けて行こうと改めて思った。

その後、妻の血圧の薬をもらうために近くの医院に寄って帰宅した。
その帰り道、妻が医院の先生から聞いた言葉の中に、
「先週ワクチンが余ったので捨てちゃったよ~」と言う発言が。
行政のHPではワクチン接種の予約受付をしておらず、
現在電話予約もしていないそうだ。
いつ4回目のワクチン接種に行こうかと迷っていた俺たちにとっては、
とてももったいない話であった。
妻は「先週来てくれていたらワクチン打てたのにね~」と言われ残念そうだった。


*** チビ猫情報 ***
昨日の朝も、チビは餌場にやって来なかった。
が、昼休みに家に帰ると、クロの後からチビがひょっこり出て来た。
丸2日帰って来なかったのに、
チビは何も無かったかのようにゴハンをねだって来た。
カリカリをも持って餌場に行くと、チビの皿にはバッタの死骸が。
まあ、腹が減ったらバッタでもミミズでも食べるわな。
見ていたら、クロも纏わり付いてくるチビに対して「フーッ」と怒っていた。
ネコも過度なストーキングはイヤなようだ(笑)

つづく。


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夫婦の信頼関係

俺は、嬉しいことがあった時、嫌なことがあった時、
いつも妻それを妻と共有するように心がけている。
と言うか、俺の行動言動に不安があるため、妻に同意を求めているのかもしれない。

結婚前からの時期を含め、妻と35年も一緒に居ると、
親兄弟よりも妻が俺の一番の理解者だと思っている。
俺のダメな部分も、たまに良い部分も妻は知り尽くしているため、
俺が暴走しそうになった時には、必ずブレーキをかけてくれる。

ただ、アルコール依存症になったときには、
俺が隠れ酒をひた隠しにしていたため、バレるタイミングが遅れた。
若いころから毎日晩酌をしていたし、酒の付く会合にもちょくちょく出ていた。
飲み会への送迎も妻に頼んでいたほどだ。
そんな俺を見ていたから妻も、「まさか俺がアル中になっている」とは思っていなかったであろう。
たくさんの嘘をつき、隠し事をして、妻に言えないようなことをしてしまった俺にとって、
妻の俺に対する信頼を回復することは簡単なことではない。
過去にもどってやり直すためのタイムマシンも発明されてないし、
つらい記憶を消してくれる薬も売っていないし、
アルコール依存症をなかったことにはできないし、
失った信頼をすぐに元通りにする方法もない。
できることは、俺が妻に対して『どうあるべきか』を明確にし、決意をもって実践することだ。

妻も完璧な人間ではないので、もちろん俺も妻に言いたいことはある。
しかし、相手には過剰な期待をもたない、あるいは持たせないということは、
相手にも喜ばれ、相手を落胆させないコツの1つかもしれない。
過剰に期待しないことで、相手の言動で、落胆する機会も減り、
喜ぶことができる機会が増えるかもしれない。
過度に期待しないことは、夫婦の信頼関係を保つ上で意外と大切なことだと思っている。

*** チビ猫情報 ***
チビが帰って来なくなった。
一昨日の夜は元気にカリカリを食べていた。
クロ姉さんにも纏わりついて、跳ね回っていた。
しかし昨日は丸1日顔を見せなかった。
サビ親子は、チビが居なくなって少しは心配しているのかなと思ったが、
逆に、じゃれ合って親子仲が良くなっていたように感じた。
「あれっ?チビは追い出されたかな?」
チビがクロの後を付いて回るようになってからと言うもの。
距離を置くように、サビ母さんの別行動が目立っていた。
もしかするとチビは、サビ母さんに、
「ウチの娘から離れなさい!」と、一喝されたのかもしれない。
野良の生態はわからないが、きっと夜中に何かあったのだろう。

つづく。


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悪く思われたくない

俺は、周りからの目をとても気にする。
俺の性格は、「人からよく思われたい」と言う意識が強い。
と言うより「悪く思われたくない」のほうが先に立つ。
その反面、他人には邪魔されないから自分には厳しい。
ついつい自分に対して過剰なノルマを課し、ハードルを上げてしまう。

「人からどう思われてるいのだろうか」との気持ちが強くなると、
人に嫌われるのが怖くて、良い人を頑張って演じてしまいがちだ。
ダメな奴だと悪い評価をされるのが怖くて、つい無理な仕事でも笑顔で引き受けてしまう。
自分に無理をさせてでも周囲の期待に応えようとしてしまう。
このように他人に合わせようとする傾向が過度に強く、
自分の気持ちを否定し抑えることを「過剰適応」と言うそうだ。
しかし、周囲に合わせるのが過剰になったときには、
週末にどっと疲れて何もできない無気力になったり、突然気持ちが爆発してしまったり、
心身の不調となって現れたりする。

その反面、「自分に厳しい」、「嫌なことは自分の腹の中に納める」
といった性格も併せ持っていると思っている。
自分に厳しい = ストイックと表現できるが、
目標達成のためにあらゆる欲を我慢し、ゴールまで努力し続ける、
やると決めたら最後までやり通さないと気がすまない、
さらに自分を追い込んで厳しくし、辛くなって酒に逃げた。
挙句の果てに身体を壊し、脳ミソも崩壊してしまい、
5ヵ月の精神病院入院となった。

自分に厳しい人は、他人から褒められるために厳しくしているわけではない。
そのため、他人から褒められても喜ばないことがほとんどだ。
自分の行いに満足するいわゆる自己満足度が人一倍強く、
誰に何と言われようと、自分が満足できなければ意味がないと考えている。

自分に厳しい人は、真面目で勉強家の人が多いと言う。
真面目とは、悪くいえばバカ正直で融通がきかない性格だ。
自分に厳しいと、完璧を求めすぎてストレスが溜まることもある。
無駄に考えなくていいことまで考えてしまうため、心配事も絶えず苦しい日々を送る。
周囲に悩みを打ち明けることもできず、1人で悩んでストレスを溜めてしまう。

俺は、悩んでストレスをためるのが怖くて、
日々、スケジュールをパンパンに詰め込み、
嫌なことを考える時間を与えないようにしているのかもしれない。

大切なのは厳しさと甘さのバランスを保つことだ。
白と黒の中間の灰色を心がけたいと思っているが、
それがなかなか上手く行かない。


つづく。


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肝臓がん復習

昨日は日曜日、時間があったので復習を兼ねて少し勉強をした。

10月15日で、肝臓がん摘出手術より2年が経過した。
俺の肝臓はF4という状態だ、F4とは肝硬変を意味する。
CP(チャイルドピュー)とは違う分け方だそうだ。
CPがAでもF4はあり得る、またその逆も言えるそうだ。
俺の肝臓はCP分類ではAランクなので、
今までそれにあぐらをかいていた。

肝線維化のステージを線維化がみられないものから次第に増加し、
肝硬変に至るまでを、F0、F1(軽度)、F2(中等度)、F3(高度)、F4(肝硬変)の
5段階に分けているそうだ。
俺のガンは「中分化型」だった。
分化度は「がんの顔つき(タチがよい・悪い)」ともいわれ、
肝細胞がどれだけがん化しているかの程度をみるもので、
正常な肝細胞に近い高分化がんは悪性度が低く、細胞の形がいびつで、
完全にがん化してしまった低分化がんは、悪性度は高くなる。

確率を数値化するのは諸説あるが、
肝細胞癌は再発率が高く、切除術後2年以内に約70%で再発するとか、
5年で80%以上で再発すると言われている。
俺のガンはステージⅠで、2年6ヵ月目からの再発率は50%、
再発が認められないケースもあると言う。
「あわよくば」といった期待もあるが、
常に最悪の結果を覚悟して日々の生活をしていないと、
再発した時のショックが大きくなるので、
「肝臓がんは再発するものだ」と、肝に命じている。

肝臓がんの治療は「モグラたたき」にたとえられ、
出たらたたく、をくり返すことになる。
何度も治療をしなければならないのは辛いことだが、
見方を変えれば、再発してもさまざまな治療手段があるということを示している。

肝硬変は肝臓病の終末期といわれ、肝臓がんのほとんども肝硬変から発生する。
俺は、肝硬変から肝臓がんという「ラスボス」と対決せねばならなくなった。
俺のガンは幸いステージⅠ、で肝臓の機能も安定していたので肝切除することが出来た。
これも、定期的な血液検査、CT,MRI,エコーの検査をしていたため早期発見ができた。

いずれにせよ、酒に逃げなければアルコール依存症にもならなかったし、
肝硬変にもならなかったし、肝臓がんにもならなかったわけだ。
お勉強の結果、決して「酒は百薬の長」ではない。
飲まないに越したことはない!
と言う結論に達した。

「飲み過ぎだな」「ヤバいな」と気づいた方は、今なら遅くない。
俺のように生死に不安を抱かないよう、飲酒量を節制してほしい。

つづく。


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ガン摘出から2年

一昨年の10月15日、
俺は、腹腔鏡手術による直径≒11㎜の癌細胞の摘出手術をした。
いわゆる、【第2回手術記念日】だ。
入院をしたのが10月14日、その翌日が手術、
術後丸1日ICUに入り、その後2日で退院だった。
一昨年も去年も、この時期はよく雨がふ降っていた。
手術入院のとき、病室から外を眺めるといつも雨が降っていたな。
手術自体は、腹腔鏡手術だったので痛みは全く無かった。
ICUに居る間は点滴と導尿で繋がれて、身動きが出来ず、
腰が痛かったのを思い出す。

造影剤入りCTで癌細胞が発見されてから2ヶ月で手術、
その後、幸運にして丸2年間再発も転移も無い。
あとどれくらい無発症でいられるのだろう?
確率的には術後5年で再発80%だからなぁ。。。

来月には造影剤入りMRIを受けることになっている。
どうか今回も無事に検査で良い結果が出ますように(祈)


マイナンバーカード義務化
閣議決定のもとで、よりマイナンバーの取得普及と利用拡大に乗り出すようだ。

現行の健康保険証と運転免許証について、
24年の廃止をめざすと共に、23年には一部の地域限定だが、
警察庁との連携で免許更新の講習をオンラインで受講できるようにするという。
今回の保険証と運転免許廃止を受け、国民全員が取得しなければならなくなりそうだ。

メリットとして一番楽になるのは「役所への書類提出」で、大幅に簡略化されること。
マイナンバーカードにはメリットも多いが、ネット上にはアンチの声も大きい。
常に情報漏洩の危険性があるマイナンバーカードを作ることに、
抵抗感や不安を感じている人が多いようだ。
さらに、マイナンバーカード事業を通じて、
政府と特定の企業との癒着も報道されており、
「国民のため」というよりも、
政治家と企業が甘い汁を吸うためにおこなわれているのでは?と感じている人も多い。
結局、マイナンバーカードによって政府が国民を支配するという
「デジタル・ファシズム」に対する激しい抵抗感が根本にあるようだ。
しかし、「デジタル化」のかけ声に全ての自治体や医療施設が対応できるかどうかは不透明だ。
市民の側から訴えなければ進まないほど、各役所のマイナンバーカードの普及スピードは遅い

つづく。


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酒の力に頼らない

Windows11にしてみた。
おれのPCは9年前から使う古いもので、最初はWin7だった。
Win11は諦めていたのだが、古いPCでも入れられることを知り実践してみた。
とりあえず1日使ってみたが、少しメモリの使用量が増えて程度で、
今のところ目立った不具合はない。

最初のPCは、30年ほど前に知り合いから譲り受けたPC9801(MS-DOS)だった。
当時、ギガとかテラなんて単位は知らなかった。
フロッピーもドクター中松の8インチだった。
その後、Win98SE → WinXP機 → Win7機だったこのPCが4台目だ。
昔に比べ、定期的にメンテをしていればPCも壊れなくなったよね。


昨日、少しショッキングな出来事があり、なかなか立ち直れないでいた。
詳細はここでは書けないが、
相手の発言に対し、長年信じて来た人に裏切られた気持ちでいっぱいだ。
それは相手との意見の相違、価値観の違いから来るものだが、
ショックと言うよりも、幻滅に近いものがある。
そこでは、20年前のことを持ち出して言いがかりをつけられたのだが、
「20年前の平成6年のとき云々・・・」
てか、20年前の2002年は平成14年だよ(笑)
それに平成6年では、俺はまだリーマンで他の会社の社員だったので、
因縁を付けられても困る。

まあ、こちらは書類のデータも証拠写真も日付入りで保管してある。
もちろん当時の決算書も請求書領収書もある。
過去の古いWin98SEのPCで作成した書類が、こんな時に生きてくるとは思わなかった。

この書類を利用して、理詰めで攻めれば負けることは無いが、
「それを言っちゃあオシマイよ」である。
何とか時間をかけて打開策を見つけて、ことを穏便に済ませたいところではあるが、
今後、その人とは少し距離を置くこととなるのは仕方ないと思っている。

昨夜は頭にきてなかなか眠れずにいたが、一晩寝た今は何とか落ち着いている。
昨夜、目を瞑って心の中で言いたいことを全部言ったからスッキリしているのだろう。
うつ病、アルコール依存症になりやすい人の特徴でもあるが、
俺は、自分の中だけで大きな爆弾を爆発させ、
人前では、そのうっ憤を口にも顔にも出さないのが得意技だ。
しかし、人前で爆発したら手が付けられなくなるのが難点でもある(苦笑)

酒を飲んでいたころは、こんな時には酒をあおって憂さを晴らしていた。
しかし昨夜は、頭に血が上って熱くなり、心拍数も増え、手も震え、
鼻息も荒くなっていたのを自分でも気づいていたが、
不思議と酒を飲みたくならなかった。
これも、5年半断酒を継続している成果だと思っている。

些細なことをきっかけに飲酒して、
あの悪夢のような日々に逆戻りはしたくないからね。


つづく。


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例会場のカラー

昨夜の妻は、断酒会家族会の例会日だった。
隣の部屋では酒害者本人の例会も行われていたが、
その例会場の雰囲気とメンバーが好きになれない俺は欠席だった。

なぜ俺がその例会場が嫌いかと言うと、
ベテランさんばかりの固定メンバーの上、
そのベテランさんの「先生化」「例会の私物化」と、男尊女卑発言が理由だ。

全国に無数にある例会場は、各会場によってカラーがあり、メンバーも様々だ。
断酒を始め、これから自助グループに参加しようと思っている人は、
とりあえず各会場に足を運び、その場の雰囲気やメンバーを見て、
「ここなら通えるな」と思う会場に定着するのも断酒継続のひとつの手だ。

・メンバー固定の例会場
・ベテランさんばかりの例会場
・若い人が多い例会場
・断酒を始めたばかりの人が多い例会場
・入院患者が院外研修で参加している例会場
出席回数自慢をしたいがためにどこにでも行くサンデー毎日の人も居る。
数か月通ってみれば、自分に合っている例会場がきっと見つかるはずだ。

その点、妻が通う家族会はメンバー数も少なく、
酒害者の親や配偶者が多いため、中高齢者がほとんどだ。
そうなると、必然的にメンバーは固定化されがちである。
酒害者本人は、家族会の例会場には入室禁止のために、
何をしゃべっているのかは不明だが、妻は俺よりずっと長く通い続けている。

その中で妻が、
「〇〇さんが今夜来れない、来月のセミナーも来れないって言ってた」
「足が無かったら迎えに行きますよとも言ったんだけどね」
「もしかしたら〇〇さん、もう来なくなっちゃうのかな?」
そこで俺は、
「いやいや、断酒会はチームプレーじゃないんだから、そんな日もあるよ」
「用事に優先順位を付ければ、家族会は下位になるんじゃない?」

「たまに休まないと断酒会脳になっちゃうよ」とか、
「皆勤賞で出席していたら、あなたみたいに役員さんにされちゃうよ」
と言うと、怒り始めてしまうので言わなかった。

つづく。


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脱マスク化

「BA.5」が弱毒化していることを示すデータが発表されたり、
マスクによる予防効果が低いという事実が判明する中、
日本国内で一気に「脱マスク化」が進みそうな勢いだ。
しかし、問題は日本人の「脱マスク」に対する抵抗感だろう。
これほど日本人が脱マスクを嫌がる理由は一体どこにあるのだろうか?

屋外ではソーシャルディスタンスを保てばノーマスク、
屋内では基本的にマスクの着用が推奨されている。

「脱マスクに進む」か「現状維持」のままかは国民の世論にかかっている。
しかし国民の間では「マスクは必要」という人が多数派のようだ。

多くの人々がマスクに窮屈さを感じているのは間違いない。
「脱マスク派」の言い分としては、
マスク装着時は基本的に息苦しく、真夏には熱中症の危険さえある。
さらに深刻なのは、「コミュニケーション不足」という問題だ。
マスクは相手の口元を見ることができず、声がこもって聞き取りにくく、
相手が何をどう思っているのか読み取ることができない。
そのうち自然と距離ができて、会社や学校の仲間とも疎遠になってしまう。
Face to faceがコミュニケーションの基本だと思う俺は、屋外では脱マスク派だ。

そして、もっとも深刻なのが、マスクをしていない人に対する「同調圧力」だ。
コロナ感染に対する恐怖心が低くなってきても、
マスクをしていない人に対する「周囲の目の冷たさ」は変わらない。

マスク生活を窮屈に思う人がいる一方で、逆に「マスクを外したくない」という人も多い。
元々コミュニケーションが苦手なタイプや、書面でのやりとりの方が楽だった人にとっては、
効率的で有意義な時間だったのかもしれない。
自称「コミュ障」のウチの長女もその一人だ。
コロナは関係なしに、「顔パンツ」が定着している。


*** チビ猫情報 ***
生後間もないチビの付き纏いに耐えかねたのか、
1歳お姉さんのクロが俺に纏わり付いてくる。
食事の時間しか触らせなかったが、今は食事中以外でも触らせてくれる。
それを見ていたチビも、俺に触られても嫌がらなくなってきた。
もしかするとチビの里子チャンス?
このまま地域なるにしても、里子に出すにしても、
数か月後には、さくらねこ作戦は決行せねばなるまい。

つづく。


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全国旅行支援

全国旅行支援が始まった。
当然便乗値上げも増えるだろう。
入国者上限も撤廃だそうだ。
インバウンドをターゲットとした業者も増えるだろうね。

旅行に行けない人、行かない人は納税するだけで恩恵に授からない。
今はコロナが落ち着いているので、
支援が無くても観光地は賑やかになるはず。
特定者だけに優遇する給付金や補助金では不満に思う人が多くいる。

旅行支援とかなくても、行く人は行くし、行かない人は行かない。
急速な円安で海外旅行を当面はやめて国内で済ませる人も相当数いる。
それに入国規制を撤廃し、個人旅行を解禁すれば、
今や円安で海外から見れば日本国中バーゲンセール状態なので、
間違いなく大量の外国人観光客が見込まれる。
そんな状況下で特定の人しか恩恵を受けない旅行支援は本当に無駄だと思う。

Withコロナを実践しようとしながらワクチンを打て!
ワクチンを何回接種しても、感染もするし、ウイルスも保有する。
期日の決まった旅行なら、少々体調が悪くてもバックレて行くだろう。
まあそれが怖ければ、旅行に行かなければ良いだけの話だ。
今年も年末年始には感染爆発するだろうね。
そのとき、「コロナは風邪」と言えるだろうか?


旅行と言って思い出されるのは、
吞兵衛にとってはとても楽しみな、宴会を伴うバス旅行だ。
毎月コツコツと積み立てをし、1泊だったら毎年、2泊だったら隔年、
酒浸りの旅行をしていた。
出発が待ちきれず、前夜祭と称して前夜から徹夜で飲み明かし、
へべれけで旅行に出発した時もあったほどだ。

しかし今はコロナ禍も手伝って、バス旅行など皆無だ。
一生断酒の俺としてみれば、願ったり叶ったりである。
バスの車内の雰囲気、宴会場の雰囲気、
「絶対飲まない!」と心に決めていても、
根っからの酒好きの俺の気持ちが揺らがないわけがない。
それに、酒を飲まない人が増えて来て、
コロナ禍以前からも、積み立て拒否する人もいるようで、
みんなでワイワイバカ騒ぎをするよりも、
自分の時間、家族との時間を大切にする人が増えて来たそうだ。
そうなると、旅行に誘っても、「旅ハラ」とか「積立ハラ」とか言われるかもしれない。

まあ、今回の全国旅行支援は俺には関係ない話ってことで。


つづく。


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