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昼例会出席

昨日は、月1回開催される断酒会の昼例会に妻と一緒に出席した。
例会場近くにある工場の人と会う用事があったということもあり、一石二鳥って感じ。
昼例会が始まるのが午後1時、開会まで時間があったので久しぶりのランチデートをした。

夜例会では、酒害体験談として「言いっぱなし,聴きっぱなし」が原則だが、
今回の昼例会では、断酒新生指針・断酒会規範を順番に読みあげ、
改めて断酒について再確認し、それらについて議論し合った。

* 断酒新生指針
1 酒に対して無力であり、自分ひとりの力だけではどうにもならなかったことを認める。
2 断酒例会に出席し自分を率直に語る。
3 酒害体験を掘り起こし、過去の過ちを素直に認める。
 また、仲間たちの話を謙虚に聞き自己洞察を深める。
4 お互いの人格の触れ合い、心の結びつきが断酒を可能にすることを認め、
 仲間たちとの信頼を深める。
5 自分を改革する努力をし、新しい人生を創る。
6 家族はもとより、迷惑をかけた人たちに償いをする。
7 断酒の歓びを酒害に悩む人たちに伝える。

* 断酒会規範
1 断酒会は酒害者による酒害者のための自助集団であると同時に市民活動団体である。
2 断酒会には酒をやめたい人なら誰でも入会できる。
3 断酒会員は姓名を名乗ることを原則とする。
4 断酒会員としての活動は、原則として無償である。
5 断酒例会はあらゆる条件を超えて平等であり、支配者はいない。
6 断酒例会は体験談に終始する。
7 断酒例会は家族の出席を重視する。
8 断酒会は酒害相談はもとより、啓発活動を通して社会に貢献する。
9 断酒会は会費によって運営される。但し補助金、善意の寄付金等は受けることができる。
10 断酒会は政治・宗教・商業活動に利用されない。

上記の指針と規範の抜粋した箇所を出席者が1項目ずつ順番に朗読し、
朗読に際した時間は1時間半、こんなに読んだのは初めてだ。
夜例会で体験談を語るだけでなく、何のために断酒継続しているのかを再認識し、
「過去の自分の振り返り」「断酒に至るまでの過去の掘り起こし」
反省と新生、そして「償い」とは何ぞや、と言うことについて話し合った。

「償い」とは、ある目的のために身命や大切な物、事をささげること。また、そのささげもの。
与えた損害、犯した罪を金銭、品物、労働などで埋め合わせること、また、そのものと書いてある。
だが、アルコール依存症者の償いは金品や労働だけではない。
それに愛の押しつけは逆効果にもなりうる。
酒で迷惑をかけた人たちに精神しい向き合い、立ち直っていく様を見てもらいながら、
こんがらがってしまった糸のよりを戻し、関係性を深め発展させていくという結論を出した。
ちょっと甘えた償いの考え方かもしれない、もっと罰を受けなければいけないとも思う。

俺もうまく償っていけているかな?
いや、まだまだだ。


つづく。


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