涼みませんか？

昼休みに行うメダカ水槽の水入替えが日課となって来た。
去年の夏は俺の判断ミスでたくさんのメダカたちを煮魚にしてしまった。
あのような失敗は二度としたくないと、夏の間は風通しの良い日陰を作り、
今年からはガラスの水槽をやめて、鮮魚店から頂いて来た厚い発泡スチロールに換えた。
そうしたら猛暑日でも異常な水温上昇は無くなった。
週に1度の水替えも、1日おき、暑い日は毎日と頻繁に行うようになった。
メダカに使う水は井戸水なので、夏の暑い日も冷たい。

去年7匹まで減ってしまったメダカたちだが、今年は子孫を増やし、
数えたことは無いがおおよそ100匹くらいにまで増えてくれた。
近親交配になってしまうので、他のメダカも混ぜたほうが良いのかもしれないが、
とりあえず今年はこの形で試してみる。

行政からのメールが入った。
普段は熱中症や振り込め詐欺への注意喚起ばかりだが、昨日のメールは違った。
「図書館で涼みませんか？」
気候変動適応法に基づき、一部の市有施設において、
熱中症予防のための「まちのクールオアシス」「まちのクールナビスポット」として、
図書館も対象となているのだそうだ。
妻の勤める図書館でも同じ試みを実施しているらしいのだが、
毎日来るお爺さんに、「暑い！設定温度を下げろ！！」と怒られたそうなのだが、
「本も読まないのに快適さを求めるってちょっとおかしくない？」と言っていた（笑）

昨日は月末、￥をいじる日だ。
相手の都合もあるのでただでさえ忙しいのに、妻はいつものように出勤直前になってから、
「あれやっておいて」「これやっておいて」、
「も～間時間が間に合わない」、
「ワタシ知らないからね」
俺はいつも言う「直前でバタバタしないように段取りは余裕を持ってやっておけよ」と。

俺は慌てて騒ぐのがイヤだから、翌日の予定から逆算して前日準備、
人と会う時には、約束の時間の10分前集合をするタイプ。
やることを早く終わらせてから、後でゆっくりするように心がけている。
一方の妻は、時間を気にせずギリギリになって尻に火が点かないと動かないタイプ。
俺が同行するときは、出発時間を予定より10分早めて言っておかないと必ず遅刻する。
最近は妻も俺の作戦を覚えたようで、俺の言った時刻より10分遅れて来るようになった。
ん～、次の策を考えねば。
昨夜も妻だけ断酒会例会に行ってきて、例会後の雑談に花が咲いてしまったそうで、
帰宅したのは23時過ぎ、「明日は早番だから早く寝なくちゃ」と言っていたがスマホピコピコ。
さっき起きたら風呂に入っていた。
妻の口癖は、「最近寝不足なんだよね」
夜がエンドレスなら、そりゃあ寝不足にもなるわ。


つづく。



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