盆休み前

昨日の夕方もゲリラ豪雨にビクビクしていた。
16時ごろからあたりが暗くなり始め、仕事は中途半端だったが雨養生を始めた。
気温が少し下がるのは良いことだが、なんだか毎日この繰り返しで予定が狂う。

今朝は台風接近の影響からか、気圧の変化か、腰にムズムズ違和感がある。
起きた時に少し腰がビクッっとして嫌な予感がした。
あまりの暑さに梅雨明けから腰のコルセットを外していたが、今朝からまた装着し始めた。

今年の盆前は猛暑と台風接近もあり仕事も甘く、土日と山の日と振替休日が上手くハマり、
13日から16日が週のど真ん中になったこともあり、なんと明日から8連休となった。
お盆中も電話が入ればすぐに仕事モードになってしまうが、とりあえず長い休みにした。
台風は心配だが、日曜と月曜で墓地清掃と土場の草刈りを終わらせお盆に備えよう。
そのためには、忘れずに仕事帰りに混合ガソリンを買って来ないと。
両日とも午前中には終わらせるつもりだが、作業中は雨が降らないよう祈るばかりだ。


昨日、休憩時間にお施主さんと話した。
俺「今年のお盆はお子さんたちは帰って来るんですか？」と俺が聞くと、
主「今住んでいる家も近いし、ちょっと顔出すだけじゃないかな」
　「それにアイツらお盆の意味を把握していないし、来てもスマホしか見てないし」
　「七さん家ちは？」
俺「ウチも帰って来ますけど、仮眠室として使われるだけです」
　「昼間は寝ていて、夜は地元の友達と遊びに出て、帰って来てもスマホとにらめっこです」
　「ホントはお盆の1日前に帰って来て手伝いをしてくれると嬉しいんですけどね」
主「家の掃除とか、墓掃除とか、草刈りとかしてもらいたいよね」
俺「そうそう、迎える側だってお盆は休みたいですもんね」

せっかく帰って来てくれるんだから、迎える側もあまり仕事を押し付けられないし、
子供たちのペースもあるから、親とのコミュニケーションも無理強いできない。
何処のお宅もそうではないだろうか？
近ごろでは個人を尊重すべきという風潮が強まっているせいか、
何らかの働きかけが強要と取られることを恐れ、簡単に注意できない。
リアルなコミュニケーションを敬遠する節があることに不安を覚えてしまう。

まあ、本人たちも都市部の慣れない場所に住み、
たまに田舎の実家に「帰って来たい」と言ってくれているのだから、俺も放置プレーである。
たまに姉弟が集まると、妻も交えて夜中までエンドレストークになる。
そんな時は事務所に避難し、シロと一夜を共にすることになる。
毎日では困るが、年に何度もあるわけじゃないし、それもまた良いものだ。


つづく。



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