コメが無い
日曜日の断酒会家族会のイベントは成功したと妻から聞いた。
「上手く司会は出来たかい?」と聞くと、
「おとうちゃんが書いてくれたのをそのまま読んだ」と言った。
「アドリブは?」と聞くと、「無い」と。
まあ可もなく不可もなく無難にこなせたのだろうと少しホッとした。
その日の朝、子供たちも今住む場所に帰って行った。
長かったお盆休みも終わり、新しい1週間が始まった。
朝になって頭が仕事モードにギアチェンジすると、
不思議なことに連休のことは頭の中から一瞬で消えた。
すぐにその日の生活のことばかり考えてしまうのも年齢的なものか?
年齢を重ねるにつれ、1年が早く感じるのもそのせいなのかもしれない。
昨日の夕方、スーパーに立ち寄ったら米売り場の棚がスッカスカだった。
2024年はなぜコメ不足になるのだろうか?
需要側では、人口減少や食生活の多様化により、一人当たりの米消費量が減少している。
一方で、供給側では、減反政策の影響や農家の高齢化により、生産量が減少している。
さらに、気候変動による異常気象や自然災害により、収穫量が不安定になることもある。
高齢化による生産力の低下、猛暑による品質の低下、インバウンドによる外食需要増
それだけ?
在庫が枯渇している訳ではないものの、大手米卸等は販売先を確定し米を保管している。
米穀店等に自由に販売できる米が少ないという状況が推察されるため高騰している。
スーパーなどで消費者が購入する価格に大きな変化がある可能性は低いものの、
町のお米屋さんや小規模な店舗では一部欠品などが懸念される。
消費者をないがしろにしたコメ政策の実態が見えてきた。
猛暑の影響が大きいのは当然だが、農林水産省の政策間違いの影響も必ずある。
過去には、「米の需要が減るから田んぼを減らそう」といった減反政策をずっとやっていた。
最近農水省は農家に対し「米の需要が減っているから、家畜の飼料用に転換しましょう
転換したら補助金を出します」という政策をやって、米の供給を減らしている。
結果的に猛暑の影響などで供給が減って値段が上がっているので、政策ミスとも言える。
政府は電気代‧ガス代‧ガソリン代などを補助しているわけなので、米の値段も補助してほしい。
新米の登場によって、新米が市場に出回ることで供給が安定し価格が徐々に落ち着くと期待したい。
我々の取り扱う木材も、四角く製材して製品にするとコスト高となるので、
丸太をそのまま破砕機にかけ、木質チップとして出荷されるようになってきた。
それに、小規模な林業家がちまちまと施業しても、国が目標設定する木材生産は間に合わないので、
切り捨ててしまおうという考え、この点は小規模農家を切り捨てた農業政策にも通じる。
米も木材も、ホントに困ってにっちもさっちも行かなくならないと国は動かないんだろうな。
まあどうせ輸入に頼るんだろうけど。。。
つづく。
にほんブログ村
アルコール依存症ランキング
「上手く司会は出来たかい?」と聞くと、
「おとうちゃんが書いてくれたのをそのまま読んだ」と言った。
「アドリブは?」と聞くと、「無い」と。
まあ可もなく不可もなく無難にこなせたのだろうと少しホッとした。
その日の朝、子供たちも今住む場所に帰って行った。
長かったお盆休みも終わり、新しい1週間が始まった。
朝になって頭が仕事モードにギアチェンジすると、
不思議なことに連休のことは頭の中から一瞬で消えた。
すぐにその日の生活のことばかり考えてしまうのも年齢的なものか?
年齢を重ねるにつれ、1年が早く感じるのもそのせいなのかもしれない。
昨日の夕方、スーパーに立ち寄ったら米売り場の棚がスッカスカだった。
2024年はなぜコメ不足になるのだろうか?
需要側では、人口減少や食生活の多様化により、一人当たりの米消費量が減少している。
一方で、供給側では、減反政策の影響や農家の高齢化により、生産量が減少している。
さらに、気候変動による異常気象や自然災害により、収穫量が不安定になることもある。
高齢化による生産力の低下、猛暑による品質の低下、インバウンドによる外食需要増
それだけ?
在庫が枯渇している訳ではないものの、大手米卸等は販売先を確定し米を保管している。
米穀店等に自由に販売できる米が少ないという状況が推察されるため高騰している。
スーパーなどで消費者が購入する価格に大きな変化がある可能性は低いものの、
町のお米屋さんや小規模な店舗では一部欠品などが懸念される。
消費者をないがしろにしたコメ政策の実態が見えてきた。
猛暑の影響が大きいのは当然だが、農林水産省の政策間違いの影響も必ずある。
過去には、「米の需要が減るから田んぼを減らそう」といった減反政策をずっとやっていた。
最近農水省は農家に対し「米の需要が減っているから、家畜の飼料用に転換しましょう
転換したら補助金を出します」という政策をやって、米の供給を減らしている。
結果的に猛暑の影響などで供給が減って値段が上がっているので、政策ミスとも言える。
政府は電気代‧ガス代‧ガソリン代などを補助しているわけなので、米の値段も補助してほしい。
新米の登場によって、新米が市場に出回ることで供給が安定し価格が徐々に落ち着くと期待したい。
我々の取り扱う木材も、四角く製材して製品にするとコスト高となるので、
丸太をそのまま破砕機にかけ、木質チップとして出荷されるようになってきた。
それに、小規模な林業家がちまちまと施業しても、国が目標設定する木材生産は間に合わないので、
切り捨ててしまおうという考え、この点は小規模農家を切り捨てた農業政策にも通じる。
米も木材も、ホントに困ってにっちもさっちも行かなくならないと国は動かないんだろうな。
まあどうせ輸入に頼るんだろうけど。。。
つづく。
にほんブログ村
アルコール依存症ランキング