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秋彼岸の入り

17日火曜日は中秋の名月、続く19日木曜日は秋の彼岸の入りだった。
月曜日、彼岸前の墓地清掃の帰りに裏山に登って月見用のススキも採って来た。
中秋の名月とは、旧暦8月15日の月のことで昔からお月見をする風習があり、
中秋の名月を愛でる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われている。
日本での中秋の名月は農業の行事と結びつき、「芋名月」などと呼ばれることもある。
今年の月はゲリラ豪雨の直前、流れる雲と雲の間から数分だけクッキリと見ることができた。
思わずスマホのシャッターを切り、帰宅して妻とばあちゃんにその写真を見せたら、
「へ~、テレビのほうがきれいな月が見られたよ」と残念な言葉(苦笑)

昨日は秋の彼岸の入りだった、そもそもお彼岸とは?
彼岸という言葉の語源はサンスクリット語の「paramita(パーラミタ)」で、
日本においては「波羅蜜多(はらみた)」と表記された。
「波羅蜜多」の漢訳は「至彼岸(とうひがん)=彼岸に至る」になることから、
「彼岸」は「悟りの世界(お浄土の世界)へと辿り着く」という意味になる。

日本の仏教では、「此岸(しがん)」と「彼岸(ひがん)」という概念があり、
此岸(しがん)…こちら岸。欲や煩悩にまみれた世界(この世)
彼岸(ひがん)…向こう岸。仏の住むお浄土の世界(悟りの世界、あの世)
※この此岸と彼岸の間に流れる川のことを「三途の川(さんずのかわ)」と呼ぶ。
1.「お彼岸」という行事は、日本古来からある「日願(ひがん)」信仰と、
 仏教伝来後に生まれた「彼岸」という考えが結びついたことで生まれた。

2.古来より農作が盛んであった日本では、
 作物を育てる太陽と私達を守ってくださる祖先神への感謝を基本とした太陽信仰が定着しており、
 この信仰は「日願(ひがん)」とも呼ばれていた。

上記2つの思想が結びついたことで、
最終的には「ご先祖様への供養を行いつつ、仏教修行をすることで自分自身を見つめ直す時期」
というお彼岸行事が生まれた。

2024年(令和6年)の秋彼岸は、【9月19日(木)から9月25日(水)】までの7日間
9月19日(木)…秋彼岸入り(初日) 
9月22日(日・祝)…中日(秋分の日)
9月25日(水)…秋彼岸明け(最終日)
2024年のカレンダーは以下の通りとなり、大型連休はないが、
お彼岸直前に3連休 【 9月14日(土)~9月16日(月)】
お彼岸期間中に3連休【 9月21日(土)~9月23日(月)】
9月の祝日は、秋分の日のほかに敬老の日(第3月曜日)もあるため、
秋のお彼岸時期は大型連休(シルバーウィーク)と呼ばれている。

ウチの彼岸は墓地清掃も終えたし、子供たちも帰って来るとは聞いていないし、
姉夫婦がお墓参りに来るだけだと思うので気が楽だ。
お盆、正月、彼岸と、酒のふるまいをしなくなってから久しい。
語らいの場が減って少し寂しい気もするが、
アルコール依存症の俺にとっては願ったり叶ったりだ。


つづく。


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7回目退院記念日

今日は7回目の精神科病院退院記念日、
この日は毎年入院中にもらった家族からの手紙や過去のカレンダーや日記を読み返し、
ダメダメだった自分を振り返り、反省し、二度と同じ過ちを起こさないと再確認する日だ。

当時の俺は様々な悩みや不安に押しつぶされそうになり、大好きだった酒に逃げた。
来る日も来る日もひとり内に籠って酒をあおり、俺の身体はボロボロだった。
7年前の4月、突然の嘔吐下血で立ち上がれなくなり精神科病院に強制搬送された。
それから5か月間の長い入院生活は始まった。
入院から2日間は点滴を打ちながら生死の狭間をさ迷った。
落ち着きを取り戻してからは、常に周りからの目を気にしていた生活から一変、
3度の食事と薬の時間、排尿排便の回数を数えるだけの日々、
仕事もせず、身の回りのこともせず、楽チンではあったが、
徐々に「俺はこのまま終わってしまうのか?」と不安になっていった。

入院当初は、夢と現実の狭間をさまよいながら「なんでここにいるの?」って感じだった。
面会に来てくれた妻や姉に対して「どちら様ですか?」とか「面会お疲れ様です」と言ったり、
前日に見た夢の内容を現実のことのように話している俺を見て、
妻は、「この人、このまま戻って来ないかも?」と思ったそうだ。姉は泣いていた。

ようやくアルコールも抜けて脳も元通りになって来て、
夢と現実の狭間から抜け出すことができ、
院内講習のテキストの内容も理解できるようになり、
院外研修で自分の足で歩いたり、公共交通機関に乗ったり、
AAや断酒会のミーティングや例会にも出席して発言できるようになった。
退院間際には、早く退院したくて仕方なかった。
早く家族に会いたい、早く仕事がしたい、
気ばかりが焦っていた。

待ちに待った退院前日の院内例会には、
子供たちからの手紙を持参した妻と姉も来てくれた。
俺は1年に1度、この手紙を読み返すようにしている。
長女「私たちに力になれることがあったら頼ってね」
次女「もう病院に戻ってほしくないからお酒は我慢して」
長男「俺も勉強と部活を頑張るから、おとうちゃんも頑張ろう」

院内例会の最後に、俺の病院への感謝の言葉を聞きながら、妻も姉も泣いていた。
俺もつられて泣いてしまった。
妻や子供たちからの手紙を見るたびに目頭が熱くなる。
誕生日や他の記念日は忘れても、9月19日の退院記念日は絶対に忘れてはならない。

アルコール依存症と同時に重度の肝硬変にもなった。
その3年後には肝細胞がんにもなった。
全ては「酒」の飲み過ぎによる不摂生がそもそも諸悪の根源だ。
だからと言って、「アルコール依存症だから」と、病気のせいにして逃げてはいけない。


つづく。


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しれ~っとマイナ免許証

昨夜は「中秋の名月」、
昨夜のために日曜日の墓地清掃の帰りに裏山に登ってススキを採って来た。
雲と雲の間からしっかり見ることができたのもつかの間、お決まりのゲリラ豪雨だ。
少しの間だけでも見ることができたので良しとしよう

マイナ保険証の陰に隠れた「マイナ免許証」、しれ~っと来年3月24日から始める方針だそうだ。
マイナンバーカードと運転免許証が一体化した「マイナ免許証」は、
カードのICチップに免許証の顔写真や、免許の種類、有効期限などの情報が記録される。
希望する場合は、現行の免許証のみやマイナ免許証と現行の免許証の両方を持つこともできる。
じゃあ今まで通りで良いじゃんと思ったら、
●現行の手数料
 免許取得:2050円
 免許更新:2500円

●来年3月24日以降
 免許取得:2350円(現行の免許証)
      1550円(マイナ免許証)
      2450円(現行+マイナ)
 免許更新:2850円(現行の免許証)
      2100円(マイナ免許証)
      2950円(現行+マイナ)

マイナ免許証の取得も更新時も選択肢によっては高くなることもあるし安くなることもある。
また、免許更新時の講習について、マイナ免許証を持っている人については、
オンライン講習を受けることも可能になる。
オンライン講習の手数料は優良・一般運転手ともに200円で現行の対面講習より安くなる。

マイナンバーカードと各種サービスの紐付けについてはマイナ保険証と同じで、
情報の紐付けの誤りや個人情報漏えい、偽造、不正利用に対する不安が解消されていない。
たとえ現行の免許証の手数料をマイナ免許証より割高にしても、
マイナ免許証にシフトするドライバーは増える可能性は低いと思う。

ちなみに、マイナンバーカードの取得状況は、全体の80%弱
マイナンバーカードを健康保険証として利用している人は20%弱

マイナンバーカードと運転免許証は、発行・管理する場所(関係省庁)が別
また、それぞれ有効期限があって、一定期間ごとに更新手続が必要
マイナンバーカードと運転免許証の更新期限にズレがある
膨大な数のマイナカード読取り装置の普及も必須

読取り装置不足を利用して、偽造や詐欺が横行する未来が見えてしまうのは俺だけか?


つづく。


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墓地の苔について

昨日の早朝、秋の彼岸前に墓地清掃に行ってきた。
前夜は雨が降っていたので無理かな?と思っていたが、何とか持ちそうだったので強行した。
お盆前に大々的に掃除しておいたので墓石磨きと草むしり程度で済むはずだった。

前夜の雨のおかげで雑草は根から簡単に抜けた。
墓石を洗い、墓を囲む石の囲いの上を箒で掃いていると、ボロっと苔が剥がれた。
雨を含みミルフィーユのように層になった苔が剥がれた、と言うか破けた。
今まで墓石は洗うが、石の囲いに青々と生えた苔は「味」だと、あえて除去せずにいた。

剥がれた苔の周辺を手でつまむと、ベロベロと大きく捲れてしまった。
ちょっと遠くから見ると継ぎはぎみたいでとてもカッコ悪い、どうしよう・・・
決めた!囲い頂部の笠木のコケは全部剥がしてしまえ!!

車に積んだ工具箱から皮スキとダスターを出してコケ撤去作業開始。
水を含んだコケは面白いように大きく剝けた。
まあ優しく剝いたので、来年のお盆のころにはまたコケの緑が復活することだろう。

コケを取って良いのか悪いのか、帰宅してシャワーを浴びてから石材店のHPを見た。
すると、墓石の洗い方といっしょに苔のことについても書いてあった。
苔は一年中緑を保ち、墓地をよりよい景観に保ちます。
苔はお手入れがほぼ不要なため、きれいな景観を長い間保ち墓地に潤いを与えてくれます。
ん-、なるほど。
他のHPも見てみると、
お墓の苔は、先祖からのメッセージを伝えているという説もあります。
お墓に生える苔は、一般的に汚れや荒れた印象を与えがちですが、
実はスピリチュアルな側面から見ると良い縁起を示している場合があります。
苔は水分や日光が少ない環境でも生育できる強い生命力を持っており、
長寿や繁栄のシンボルとされているのです。
また、苔が生えたお墓は先祖代々大切に守られてきた証とも言えます。
ただし、あまりに苔が生い茂ってしまうと見栄えが悪くなるので、適度な管理は必要でしょう。

墓苔の存在は一概に良し悪しで判断できるものではなく、
その意味を考えながら向き合うことが大切だと書いてあった。

ん-、ピカピカにしすぎてもいけない、苔むしてしまってもいけない、
ちょうど良い微妙な加減が判断しづらい。

美的感覚、センスが問われるな。


つづく。


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今年の夏野菜終了

今日は敬老の日、仕事の相手先が休みなので俺も休みになった。
昨日は最高気温35℃の晴天で真夏を思わせるような1日だったが、
今日は秋雨前線の影響で1日はっきりしない天気との予報だ。
この時期は毎年雨が多い、これで暑い夏も終わってくれると良いのだが。。。
現在、彼岸前の墓地清掃をしようか、天気と相談中だ。
今雨雲レーダーを見た、午前中はダイジョブそうだ、行ける!
これを書き終わったころ夜も明けるだろうから出発準備だ。

昨日の日曜日も、前夜の予報によると夜から雨が降ってくるとのことだったので、
朝一に日記の更新後、6時から畑仕事を開始した。
気温が上がってしまうと体がきつくなるので、もともと早くから作業を開始すると決めていた。

まずはまだ青々としていて花も咲いている状態のるキュウリとゴーヤーを抜いた。
それからキュウリネットを張った木枠を解体し、5ヵ月ぶりにマルチを剥がした。
4月末に植えた苗も、花は付けてくれるが既に実が生らなくなっていた。
まだ葉が緑色で黄色い花を付けていたが、バシバシ剪定ばさみでぶつ切りにし根を抜いた。
これ以上収穫は望めないことは分かっていたのだが、なんだかとても心苦しかった。
苗を抜き、ネットを外し木枠を解体した後に雑草をむしりをした。
ミミズも数多く発見することもでき、土はまだ生きているなと感じた。

キレイになったところで、鍬を持ち出しそこを腐葉土を混ぜながら耕しておいた。
次に蒔くダイコンとチンゲン菜のための下準備だ。
今年はタマネギにもチャレンジしようと思っている。
茄子とシシトウの柵はまだ元気に実を付けてくれているので伐根は来週に先延ばしした。

2回ほど水分補給と休憩を交えながら作業を終了したのが9時少し前、
陽も上がり、どんどん気温も上昇中だった。
大汗をかいたので急いでシャワーを浴びた。

午後になって長女がアパートに帰った。
俺は午前中の疲れが残り昼寝をしている時に、「おとーちゃん、行くね~♪」娘の声で起きた。
俺「おう、気を付けて帰れよ」
娘「シロにもあいさつしなくちゃ、シロちゃ~ん また来るね~」
 「それじゃ、行ってきま~す♪」
毎度のことながら「気を付けて帰れよ」の返しが「行ってきます」だ
なんか違和感がのこるが、まあいつものことだ、これで良い。
妻の仕事が休みだったので行きが娘の運転で帰りは妻が一人で帰って来た。
片道1時間半のドライブ、これもいつものパターンだ。
帰り道にゲリラ豪雨に捕まり、妻はセブンで30分ほど雨が通り過ぎるのを待たされたそうだ。
何も買わずに雨宿りも気が引けるので、無糖炭酸水をお土産に買ってきてくれた。
無事に帰って来れたのでホッとした。

それでは墓地清掃に出発!


つづく。


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娘とドライブデート

昨日は3連休初日、朝から隣の公営駐車場は満タンだった。
トレッキングか川遊びか、この暑いのにご苦労様。
熱中症には気を付けてね。
どこに行っても道は混んでいた。
仕事しているのがバカらしくなってきた。

昼休み、週末帰省している娘に、「明日車空いてる?」と聞かれた。
「軽は空いてるよ、どこかに行くの?」と言うと、
娘「1ヵ月以上運転しないと感覚が鈍っちゃうんだよね」
 「昼間にちょっと出てくる」
俺「ガス欠近いから俺のおカードで入れといて」
娘「は~い」
彼女は会社でも車を運転することがあるらしく、帰省するたびに運転技術の確認をしているようだ。
大学時代は自宅から往復2時間毎日運転していたが、アパートから徒歩通勤している今では、
感覚を取り戻すのに時間がかかると言う。
そうだよな、俺も5か月間入院して退院後に車を運転した時には不安だったし緊張した。

彼女は車で通学できる距離の大学に行ってくれたため、
タダ同然の軽で自宅から通学してくれたので親の財布も助かった。
軽自動車の維持費と仕送りを天秤にかけたら、自宅からの通学のほうがありがたい。

俺「この車も次の車検は通さないから、今のうちに乗っておけ」
娘「そのことなんだけど、次の車検代と税金は私が出すからこの車まだ乗っていい?」
俺「あれっもう乗らないじゃなかったっけ?」
娘「帰って来て車運転できないのも困るし、アパートまでもちょくちょく乗って帰ってるし」
俺「トラックがあるじゃん」
娘「あんなデカい車運転できないよ、それにアタシAT限定だし」
俺「あ、そうか、あの車は俺もけっこう重宝に使わせてもらってるしな」
 「OK,その間の維持管理とガソリン代は俺が持つよ」
娘「交渉成立っ!(笑)」
結果、年末に廃車予定だった軽自動車は令和8年まで乗ることになった。

彼女の出かける方向に俺も用事があったので、同乗させてもらうことになった。
ばあちゃんのための敬老の日のプレゼントを買いに行くというので、
花木センターと大きなかりんとう製造工場の直売所に付き合った。
妻の運転と違って、娘の運転する車の助手席は安心していられるので少し眠たくなった。
かりんとう工場は、彼女も同業者なので興味もあったし、一度行ってみたかったのだそう。

秋の彼岸前に墓地清掃をする予定もあったが、35℃の炎天下ではやる気も失せていた。
墓地清掃は1ヵ月前のお盆前にガッチリ清掃しておいたので簡単に終わらせられるだろうから、
曇りの日の昼休みにでもできるので先延ばしすることにした。
ということで、昨日の午後は娘とドライブデートとなった。


つづく。


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院内ミーティング

昨日の朝、突然長女から電話が入った。
娘「今日帰りたいんだけど駅まで迎えに来てもらえる?」
俺「おう、夜だろ何時ごろ?」
娘「2時間後」
俺「えっ、仕事じゃないの?」
娘「休み~♪ 月曜日の代休」
彼女の勤める会社は食品関係なので365日24時間フル稼働だ。
去年から総務部に配属されて平日日勤となったが、たまにこういうことがある。
以新入社員のころは日勤、夜勤、曜日関係なしだったから急な出勤日変更にも耐性があるようだ。
あまり曜日に関係ない自営業の家庭で育っているので慣れているのかもしれない。
午前中にそっち方面で打合せがあったので、時間を合わせて駅まで迎えに行った。
彼女を駅でピックアップし、途中のミニストップでちょっと高めのソフトクリームを、
スマホに入ったQUOカードPayで買ってあげるのがいつものパターンだ。

一昨日と昨日の夜、妻は2連荘で断酒会の例会だった。
一昨日は家族会、昨日は支部の例会、もちろん俺は仕事を理由に欠席だった。
断酒会例会出席は彼女の生活サイクルに組み込まれている。
酒害者本人の俺は、相変わらず皆さんに忘れられない程度の出席率をキープしている。

断酒会例会とは別に、俺には行ってみたいミーティングがある。
それは、俺が7年前に入院していた精神科病院の院内ミーティングだ。
退院後2年間は毎月通院していたが、その後は病院には足を運んでいない。
7年前の9月中旬、5か月間の入院期間を経て俺はその病院を退院した。
節目となる7回目の退院記念日を迎えるにあたり、
久しぶりにその院内ミーティングに参加したいと思ったのだ。
懐かしさもあったし、病院内の雰囲気を味わってみたい。

精神科病院退院後は、そのミーティングのある日に合わせて通院日としていたのだが、
コロナ禍で3年以上院外からの参加が禁止となっていたこともあり、
ミーティング自体も継続しているのかどうかもわからないでいた。
4年間顔を出していなかったので、早速病院に問合せしてみた。
名前と診察券番号を言うと、本物の俺だと確認してもらえた。
事務局の話によると、コロナが落ち着いた現在では院外からの参加者も認められ、
以前のように週一のカタチに戻っているそうだ。

お世話になった病院の雰囲気を思い出し、もうここには戻って来ないぞと言う意識を再確認し、
ミーティング内で過去の過ちを反省し、ダメだった自分をさらけ出し、現在も断酒継続中だと話し、
少しでも入院している人たちのチカラになれればと思っている。
もしかすると入院中にお世話になった精神科医、看護師のみなさん、
同時期に一緒に入院していた人たちにも会えるかもしれない。
医師や看護師に、断酒8年目でスリップもしていないことも報告したい。

ミーティング参加がいつになるかは未定だが、近々行ってみようと思う。


つづく。


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上に良い顔,下には真逆

昨日は真夏と同じような天気だった。
今日もそうだろうから暑さ対策を万全にせねば。

兵庫県知事がパワハラ疑惑などで内部告発された一連の問題、
自分の部下が2人も亡くなっても泣かないのに、自分のことでは涙が出る、
自民党と維新みたいな強い者相手だと涙流すのはなぜ?
ゴマすりおじさんとかヨイショおばさんは二面性とも言われているが、
上司の前だけいい顔する人 = 腹黒い人 と俺は認識している。

彼は常に裁判を意識するような怖がりなのに 弱者に対する攻撃性がすごかったようだ。
目上の人の前だけに良い顔する人は、後輩に対して真逆の態度をとり反感をかいがちだ。
・本心とは違うことを言う
・良い人アピールが激しい
・計算高さが見え隠れする
もう客観的に自分を見ることができなくなっているのではないか?
メンタルが強いというよりも、世間を見ようとしないのだと思う。
今は自己防衛に一生懸命で、自分が傷つかないように必死で、
誰の言葉も届いていないように見える。

完全な四面楚歌の中、彼の中の歪んだプライドか見え隠れしている。
自らの非を決して認めず、屁理屈を重ねて謝罪を拒否では一番カッコ悪い生き方になると思う。
謝ったら死ぬ病? 発達障害? アスペルガー?

謝らない人はプライドが高いからと思いがちだが、実はそんなに単純なものではなく、
複雑な心理を抱えている場合があるため、一筋縄ではいかないようだ。
謝るためには自分の非を認めなければならず、精神的な余裕と強さが必要だ。
一般的には器の大きい人ほど、自分の非を認め調整していく力に長けている。
謝れない人は、自分の間違いや失敗を認め責任を引き受けるだけの勇気がない。

謝らない人は、どうして「ごめんなさい」の一言が言えないのだろうか。
完璧主義者、プライドが高い、自己愛が強い、
無意識下で他人を下に見ている。
謝る場面だと気づいていない、自分の責任ではないと思っている
相手にも原因があると考えている、自分の非を認めたくない

俺の周りにもゴマすりおじさんや謝れない病の人が居るが、接してみればすぐにわかってしまう。
そういう人と深く接すると、俺の場合キレて爆発してしまうので距離を置くようにしている。

15年ほど前、俺がクモ膜下出血で3週間ほど入院していたとき、
後から後輩からの告げ口で判明したのだが、
俺が居ないのを良いことに、ここぞとばかりに後輩たちに先輩風を吹かし、
そして、頼んでもいないのに無断で俺の代役として上層部との会議に出席したり、
さらに俺のことを陰で「死にぞこない」扱いしていたヤツ、
そいつとは今でも朝の挨拶と「おつかれさまでした」しか会話していない。
オレがオレがの性格で、重要なポストに就きたがっているのだが、
上には良い顔、下には真逆の態度を取るので、上から「彼に次期役員を」と推されても、
下からの人望は皆無なのでそれは永遠に実現しない。
本人もイライラしていることだろう。


つづく。


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頼まれごとが嫌な人

ウチは8月決算なので、9月の2週目は毎年決算書類まとめの時期だ。
年度の途中途中でこまめにまとめれば良かったのだが、
今年は「ま、いっか」で先延ばししてしまい、今週で一気にすることになってしまった。
朝から晩まで事務所に詰めていられれば作業も捗るとは思うのだが、
昼間は昼間ですることがあるので、どうしても早朝と夜になってしまう。
これも俺がサボっていた罰だ、何とか早く終わらせよう。

書類作成に必要な記入項目がいくつかあったので、妻に銀行に行ってもらうように頼んだ。
俺「美容院に行くって言っていたよね、ちょっと銀行に寄って記帳と書類を貰ってきてくれる?」
妻「え~~忙しいんだけど~」
俺「通り道だし、ついでだからいいじゃん」
渋々だったが引き受けてくれたので、通帳と印鑑とクリアファイルを手渡した。
すると、「バッグ持っていかないからクリアファイルは邪魔」と。
俺「いやぁ、書類が熱と湿気でシワシワになっちゃうからそれに入れてよ」
妻「そんな指図しないでよ、それが人に物を頼む態度?」
俺「あーーもういいっ! もう頼まないよ! 後で俺が行く!」
普段は温厚な俺もカチンと来てしまった。
一度手渡した通帳と印鑑を妻の手から奪い取った。

妻は昔から俺からの頼まれごとが嫌いだ。
言葉を選んで優しめの頼み方をしても、とてもめんどくさそうな顔をする。

その反面、俺にものを頼むときは高圧的だ。
「〇〇が無いから買ってきてくれる?}ではなく「〇〇が無いと困っちゃうんだけどー」だ。
だから、緊急事態以外は極力妻には頼みごとをしないようにしている。
ただ今回は妻が銀行の前を通って美容院に行くのがわかっていたのでつい頼んでしまった。
次からは、ついでの頼みごとをしないよう心がけよう。
まあ、嫌な顔をされるくらいなら、効率は悪くなるけど自分のペースで動いた方が気が楽だしね。

頼まれごとをされるのが嫌な人は、
自分が軽くみられてる気がするとでも思っているのだろうか?
頼みごとや指示されることへの抵抗があるのか?
自分の自由が脅かされたと感じると、人はそれに抵抗しようとするこころの動きが発生する。
自分の自由に使えたはずの時間を頼まれごとのために費やさなければならないとなるとイラつく。

妻をあまり刺激しないように頼み事は控えようと思っていたが、
翌日、妻のほうから「銀行行くんでしょ、一緒に行こう」と誘って来た。

まああの時は、虫の居所が悪かったんだろうな。
でも油断は禁物、取扱注意だ(笑)


つづく。


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理想的な逝き方

台風が過ぎ去ったと思ったらまた猛暑とゲリラ豪雨が戻って来た。
西日本ではフェーン現象も加わり猛暑、東日本では午後からのゲリラ豪雨。
先週の日曜日も、突然の雨に川あそびをしていた家族連れが危険を感じ、
海パンのままビショビショで県道の歩道を大勢が歩いて車に戻っていた。
仮装パレードを見ているようで少し笑ってしまった。


武見厚生労働相は、現行の健康保険証を予定通り12月2日に廃止する考えを示した。
河野デジタル相は自民党の国会議員に対し、マイナ保険証が利用できない診療所や病院があった場合、
公的な相談窓口への連絡を支援者に呼びかけるよう求める文書を配布しているという。

マイナ保険証の利用率が高まっているのであれば、
予定通り紙の保険証を12月に廃止しても問題ないが、
今年7月時点でもマイナ保険証利用率はわずか11.13%にとどまっている。
俺の通院する地方の総合病院では、高齢者が多いせいかマイナカードを受け付けてくれない。
しかし、処方箋を持って薬を貰いに行くとドラッグストアではマイナカードが保険証として使える。
なんか不思議だ。
まあ俺個人としては自慢できるような個人情報も無いし、
紐づけしている口座には数千円しか入れていないからどっちの保険証でも構わない。
ポイント目当てで作ったマイナカードもほとんど使わずに更新時期が近付いているから、
少しくらいは有効に使ってそのありがたみを実感してみたい。

国民のほとんどが利用継続を希望している紙の健康保険証を強引に廃止すれば、
紙の保険証の代わりとなる「資格確認書」を大量に発行することが必要になる。
そっちの方がコストもかかり大問題に発展しかねない。


フォロワー数が20万を超える91歳の女性が、自宅のベッドでひっそりと息を引き取ったという記事。
その方の「逝き方」に対して「理想の旅立ち方」、「なんて美しい人生」と、
SNSで多数の反響があった。
彼女のように、エンディングノートを残すのはとても良いことだと思う。
どのように最期を迎えたいのか、周囲にも伝えておくことも大切だ。
肝臓に爆弾を抱えている俺も彼女を見習わねば。

俺もPPK(ピンピンコロリ)を望んでいるが、
ピンピンコロリの確率(健常~要介護1までで亡くなる可能性)は、全体の10~20%
90歳を超えても、ピンピンコロリは5割くらいの確率だそうだ。

「急死」か「寝たきり」かという究極の2択。
そう聞かれれば、寝たきりを嫌がる人が多いに決まっている。
しかし、現代では医療の発達などで、急死はなかなか難しい。
多くの高齢者が望んでいるピンピンコロリとは、無病からの急死ではなく、
終末期の直前まで、要介護1くらいまでで自立生活ができていること。
そう考えれば、実は、もう既にピンピンコロリはおおむね実現しているような気がする。


つづく。


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