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ハザードマップ再考

今日は寝坊、2度寝してしまった。

昨日は前線の影響で気温も上がらず、朝から降ったり止んだりの天気だった。
毎晩のように起こるゲリラ豪雨から台風10号で地盤は大変緩んでいる。
土砂災害などへの警戒も続きそうだ。

日本列島に被害をもたらした台風10号、
台風10号が接近した屋久島で、樹齢3000年といわれる白谷雲水峡の「弥生杉」が倒れたそうだ。
樹齢1000年を越す物だけが屋久杉と呼ばれ、
伝承では樹齢2000年を超えたものには神の力が宿ると言われるそうだ。
「縄文杉」へのルート近くでは複数箇所で土砂崩れが起きており、通行止めになっている。
屋久島には神様がいて、屋久島の標高の高い山が台風の目を潰したという記事も。
その引き換えに弥生杉が犠牲になったのかもしれない。
仕事柄、俺も一度は見てみたかった巨木だった、残念だ。
最大の屋久杉である縄文杉は大丈夫だったのだろうか?

今回の台風が沈静化しつつあるので、改めて地域のハザードマップを見返してみた。
川に近い場所や裏に山を背負っている地域は赤や黄色に染まっているが、
人の住まない山林や、居住者の少ない山奥は真っ白。
制定する側も、いちばん土砂災害が起こりやすい場所まで手が回らないのだろう。
ただ、2019年の台風19号やそのほかのゲリラ豪雨では、そのようなマップで真っ白な場所が崩れ、
県道も市道も長期間通行止めや片側交互通行となっていた。
地中には表面的には見えない地下の水道(みずみち)が存在する。
とんでもないありえないような場所で水が湧いたりする。

四方を山に囲まれた地域に住む者にとっては、ハザードマップはひとつの指標でしかない。
ハザードマップを確認することは分かるが、災害エリアは非常に広い範囲が含まれる。
自治体によっては、居住可能な地域ほぼ全域が災害エリアに含まれているケースもあり、
「ハザードマップを見ても見なくても変わらない」と考える人が多いのも不思議ではない。

ハザードマップのことを調べると「1,000分の1確率」という言葉を目にする。
この数値を見て「1,000年に1回しか降らない雨のために、住む場所が制限されるなんて」
と考える人も少なくないだろう。
結局、自然災害大国日本に住むということは、
いつどこに居ても災害に遭遇する可能性があるという認識が必要だということだ。

そもそもハザードマップとは、災害が発生したとき、
危険な箇所や災害時の避難場所を分かりやすくまとめた地図という位置づけだ。
ハザードマップの黄色や赤色に注視するとともに、過去の災害事例を組み合わせて、
個々が災害に備えるしかないのだ。


つづく。


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