お彼岸中日

昨日の朝は一昨日夜からの雨が残っていた。
雨と言うより霧雨、標高約150ｍのウチでは霧雨と言うより雲の中とでも言うべきなのだろうか？
我が家は関東平野の隅っこに位置する。
海抜0～30ｍくらいの関東平野の始まる場所だ。
車で山に向かって30分も走ると標高は900～1000ｍの峠だ。
「山の天気は変わりやすい」と言うが、低い雲の中では霧雨が降りっぱなしだ。

午前中に帰省中の息子に手伝ってもらって冬野菜の種を蒔こうと思っていた。
しかし、雨の中の作業はやる気が起きず、「雨天順延だな」とお話していた。
すると、お昼くらいになったら薄日が差し始め、息子が「おとうちゃん、畑やっちゃおうよ」と。
昼食にお妻が作ってくれた彼岸のおはぎを食べ、「また雨が降り出す前に終わらせちゃおう」
前日買って来た堆肥と苦土石灰と肥料を持ち、2人で事務所裏の小さな畑に向かった。
俺が土を撹拌し、息子が種を蒔いた。
俺「自分が食べる大根だからな、丁寧に蒔けよ」
　「間引きと土寄せはおとうちゃんがやっおくよ、正月に帰って来た時には食べられるよ」
子「そうだね、後はよろしく」
前の週に雑草を抜き軽く耕してあったので、作業自体は2時間弱くらいで終わった。
雲っていて気温も高くなく、汗も殆どかかなかった。

15時過ぎには姉夫婦がお彼岸の墓参りに来た。
息子もおばちゃんたちに合うのも久しぶりだったので話に花が咲いた。
今話題の大谷選手のはなしになり、姉が「あんな息子が家族に居たら大変だろうね」と言った。
俺は息子に対して、「おまえも大谷みたいにメジャーで50-50やってくれたらな～、
そしたら俺はおんぶにだっこで養ってもらうのにな」と笑った。

墓地清掃は先週末に終わらせてあったのだが、先週は雨と晴れの日が交互に続いていたので、
1週間で雑草がまた元気に生えはじめているのを見てがっかりした。
こういう時ってとても悔しいんだよね。

能登の大雨のニュース、冠水や家屋崩壊、土砂崩れや相次いでいる。
元旦の大地震だけに終わらず今回の豪雨による被害、現地に住む人たちの心中お察しします。
地震を生き抜いたのに、豪雨で命を落とした方も居るようだ。
悔やんでも悔やみきれないだろう。
正月もそうだが3連休を使ったお彼岸の帰省の人も多かったことと思う。
これ以上の被害がでないことを祈ります。

こんなとき。「田舎に住むのがいけない」と言う輩が湧く。
首都直下型の大地震が来た時、彼らは田舎に疎開してくるのだろうか？
田舎に住みたい人も居るし住み続けなければならない人も居ることも忘れないで欲しい。


つづく。



にほんブログ村



アルコール依存症ランキング