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過去の振り返り

昨日は秋分の日の振り替え休日、息子の送りや家の仕事があったので本業は休みにした。
大根の種まきも終わったし、余った時間で過去の日記を整理してみることにした。
俺は精神科病院を退院し、断酒会例会に出席し始めたころから、
30分刻みのスケジュール表と日記を毎日のルーティーンに入れている。
それらは規則正しい生活習慣を付けるようにと入院中に医師から勧められたことだ。
もともとスケジュールは卓上カレンダーに付け、
日記まではいかないまでも覚書きを雑記帳に付けていたので、
それらの習慣はさほど苦にはならなかった。

去年までの9月後半の俺は何を思い何をしていたのだろうと日記を読み返してみた。
7年前から5年前までは、病気の勉強をしながら断酒例会用の原稿ばかり書いていた。
4年前のこの時期は肝細胞癌が発見され手術をしたころだ。

手術前ということもあり、当時の俺は不安と絶望で押しつぶされそうになっていた。
マイナスなことを考えないようにオーバーワークしたり、
入院中に見たり聴いたりする動画や音楽を編集してタブレットに納めたり、
畑をいじったり、ネコやメダカの世話をして気を紛らわせた。

今から4年前、2020年8月のCTとMRIで肝細胞癌になったことが発覚した。
アルコール依存症 → 重度の肝硬変 → 肝細胞癌
アル中の基本路線を教科書通り正直に歩んだ俺だ。

10月に腹腔鏡手術による肝細胞癌切除をした。
手術半月前の9月の最終週には手術直前の検診に行った。
その時のことを振り返ってみる。

08:30病院到着、最初に身長と体重を測った。
続いて肺活量を計った、全身麻酔を受ける患者はみんなやらされるそうだ。
測定結果は、6000cc
看護師がビックリしていた。けっこう良い数字らしい。
その後、もう一度エコーを撮った。
そして撮ったエコーの結果を見ながら医師の診察、
医「やっぱり消えてませんねー どうします?切ります?」
俺「とりあえず安心したいのでお願いします」
もう腹をくくっていたので、今更経過観察ってわけにはいかないよ。

そして10月中旬に入院をして肝臓の一部を腹腔鏡手術で切除することとなった。
入院に先駆け、限度額適用認定申請をした。
必要事項を記入し、PDFで保存してある運転免許証と通知カードをコピーして郵送。
ついでにマイナンバーカードの申請もした。

現在断酒歴7年半、肝臓の数値も良好で癌の再発転移も無い。
これからもたまに過去を振り返り、3歩進んで2歩下がりながら生きていこうと思う。


つづく。


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