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コロナ陽性

息子の風邪、検査キットで調べたらコロナだったことが判明。
せっかくの卒業旅行も、とんだ土産を持ち帰って来たものである。
彼が言うに、同行の友人は1泊目から体調の不良を訴えていたそうだ。
そして最終日には全員が風邪の症状だったそう。
帰国後に検査キットを買って調べたら全員陽性反応。
海外のコロナは感染力が強いのか?

うちの子以外は全員帰宅したそうだが、
卒業間近でアパートを引き払ってしまった彼には実家しか帰る場所はない。
しかし実家には92歳を迎えるばあちゃんが居る。
最終手段として彼がとった行動は、カプセルホテルで謹慎。
コロナを隠して宿泊したのだが、野宿というわけにもいかない。
宿泊施設の方には申し訳ないことをしたと言っている。

コロナも5類に引き下げられ、インフルと同じ扱いでなったそうだが、
何が変わったのか具体的なことは一般にあまり周知されていないように感じられる。
あくまでも原則として「個人の判断」だろうが、ケースバイケースで難しい。
法で規制されていないから、仕事や学校、家庭の事情で、
「コロナかも?」と思っても言えない人も居るだろう。
「個人の判断」も幅が広い。

カプセルホテル3連泊して、昨日の朝には陽性反応が消えていたので、
俺に「駅まで迎えに来て」とLINEが入った。
迎えに行くとそこには疲れ切った表情の息子が立っていた。

話を聞くと、行程のほとんどが重症の友人の看病で、観光らしいことが出来なかったそう。
「でもビーチには半日行ったよ」と初めての海外旅行らしい言葉が聞けた。
行きはトランジットの空港泊、帰りは機内泊、現地のホテル泊は3日だったそう。
てことは、帰国後県内のカプセルホテル3泊と同じ泊数じゃないか。
帰りの車中で、「どこに旅行に行ったの?県内旅行?」と聞いた(笑)

帰国しコロナと県内泊で疲れてはいるが、今日から引っ越しの荷物整理と、
4月から始まる社会人生活の準備、それに来週の卒業式の準備、
大阪に帰った大学の同級生に会いに行ったり、高校の同級生との飲み会もあるそう。

まあ学生最後の月だ、一生懸命疲れてくれ。

昨日は彼岸の入り、霊園付近の道は渋滞していた。
姉夫婦も墓参りに来たいと言ったが、「コロナ明けが居るから」と丁重に来訪を断った。
春分の日からは、長女が有休消化のために5日間の週末帰省、
また家の中がバタバタする予感。

つづく。


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墓地清掃と火事

昨日は暖かくとても春らしい天気だった。
事務所裏の花桃も満開に近い。
裏の小さい畑では、採りの残しのカブが黄色い花を咲かせてしまった。
今年度末は忙しかったので畑の手入れが出来なかった。
例年通りなら今ごろは畑を耕し、土を作ってジャガイモを植えるころだ。
少し遅いが来週一柵だけジャガイモチャレンジしてみるか。
でも、去年みたく5月から真夏日が続くようだと厳しいかもしれないな。

昨日は気温が上昇し、スギ花粉も激しく舞った。
長めの昼休みを取って、春のお彼岸前の墓地清掃に行ってきたのだが、
ウチのお墓は杉山に囲まれているので、
作業を終えて帰るころにはフロントガラスはまっ黄色だった。
ここでワイパーウォッシャー液を使ってはいけない。
乗車後、車の加速で吹き飛ばすさないと後々こびり付いた花粉をこすり取る羽目になる。

お墓掃除の途中、すぐ近くに住む親戚の叔母さんが、
リポビタンD を持って差し入れに来てくれた。
そしたら次に畑仕事を終えた叔父さんもやって来て、ネギと椎茸をお裾分けしてくれた。
先週は寒く乾燥した日が続いたので、3日前に降った雨と気温上昇で、
一気に椎茸が大きくなり、籠いっぱいの椎茸になってしまったそうだ。

作業の途中で防災無線のサイレンがけたたましく鳴った。火事だ!
俺が消防団員のころは、仕事中でもダッシュで詰め所に向かったものだが、
退団してから8年も経つと、身体と頭に染み付いたその条件反射も消えている。
辺りに煙が立ち上っていないのを確認し「近くじゃないな」と、
冷静に広域市町村圏組合の火災情報の番号に電話したら、
5kmほど離れた場所の林野火災だった、役所からの防災メールも入った。
畑から帰った叔父さんと「建物じゃなくて良かったね」と言い合った。
叔父さんも俺も元消防団分団長だ、建物火災の悲惨さを知っている。

そこにいとこ(叔父さんの長男)がダッシュで帰って来た。
彼は現副分団長で、必死の形相で消防作業服とヘルメットを取りに帰って来た。
「昔は俺たちもあんな感じだったよな」とその様子を見ていた。
荷物を車に詰め込み火事場に向かっていく彼に、「気を付けて行って来いよ」と言うと、
「えっ、七くんも一緒に乗って行ってくれないの?」と。
「OBが行っても邪魔になるだけだよ(笑)」と優しく見送った。

今年は2年に1度の消防団役員入れ替えの年だ。
なぜだか知らぬが、役員交代の年の3月には火災が多いというジンクスがある。
ということは彼も副分団長から分団長に昇進か。

作業中の世間話に花が咲いてしまったため、
お墓掃除に時間がかかり作業を終了したら夕方になってしまった。
今日は日曜日だからまあいいか。


つづく。


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酒宴が無くなった

昨日は大小2つの現場の完了検査があった。
大小といっても、大きな会社からしてみればウチの現場なんて小と極小だ。
作業も佳境に入ったころから雪や雨でずいぶん悩まされた。
工程管理がメチャメチャになった。
現場作業が遅れるから、それをまとめる事務作業も滞っていた。
でも工期は待ってくれない。

昨日が完了検査だというのに一昨日まで現場作業は続いた。
作業の最終チェックを終え15時ごろ、突然の豪雨・・・
最後の最後まで天気に邪魔された。
現場を後にし、最後の書類作成を終えたのが検査当日の昨日の朝だった。

七転八倒したのに、定刻には何事も無かったかのように涼しい顔をして完了検査を受けた。
無事に合格を頂き、少し長い昼休みを取って仮眠した。
ということで、今日は普通の週末を迎えることが出来た。
週明けに引渡書類と請求書を届ければ年度末の仕事を終え、通常営業に戻ることが出来る。

1つの現場が終われば、昔なら関係業者さんとの酒盛りが定石だった。
だがコロナ禍以降、酒宴は全く無くなった。
それに職人さんたちの高齢化も激しいので酒の話すら出なくなった。
アルコール依存症の俺にとっては好都合なので助かる。

アルコールの国民1人あたりの摂取量は減少傾向にある。
健康志向の高まりのほか、コロナ流行によって機会飲酒の減少により、
おのずと酒量も減少し、それに慣れると自らの飲み方を見直すことにもなる。
特に若い人たちの間では、「酒タバコを嗜む人はダメな人」的な思考にもなりつつある。

以前、ストロング系はヤバい!と書いたことがある。
ストロング系市場も縮小しているが、これは商売の話、
「健康」を前面に出しているが、売れない商品を製造販売しても赤字なだけだ。

お彼岸だというのに墓地清掃もやっていない。
今日は朝からお墓の掃除だな。

春の彼岸は墓石が黄色くなるほどのスギ花粉の洗い流しから始まる。
俺以外の家族は全員重度の花粉症だ。
手伝いは期待できない。
まあ1人でも半日あれば終えることが出来るだろう。
誰にも邪魔されず、自分だけのペースで作業ができるのは精神的にも良いことだ。
ささやかな自由を感じる。


つづく。


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帰宅できず

昨日の昼間、長男から妻にLINEがあった。
無事帰国できたが、今は風邪気味なのでカプセルホテルに滞在中だそうだ。
卒業旅行に同行していた友人の容体はどうなのだろう?
息子も熱が上がり始めたということも書いてあった。
病院に行って「はしか」かどうか検査したのか?
詳しいことはまだわかっていない。

世界的に流行しているはしかが今後、国内で広がる可能性がある。
はしかの感染力が極めて強い。
ウチの子供たちはワクチンを2回受けているから大丈夫だとは思うが心配だ。
免疫のない集団に1人の発症者がいたとすると、
インフルエンザは1~2人の人が感染するとされているのに対して、
はしかは12~14人に広がるとされている。
はしかは潜伏期間が10~12日と長く、
最初は咳や鼻水などの風邪のような症状が2、3日続き、
その後に39度を超える熱が出て全身に発疹が出る。
特効薬はなく解熱剤や咳止めなどの対症療法を行って回復を待つしかない。

はしかウイルスは飛沫核の状態で空中を浮遊し、
それを吸い込むことで感染するのでマスクでの予防は難しくなる。
唯一の予防方法は、ワクチン接種によって免疫をあらかじめ獲得しておくことだ。

はしかにかかった人は生涯の免疫ができている。
ウチでは俺も妻もばあちゃんも子供のころに発症しているかから大丈夫。
妻に至っては、はしかで入院もした経験がある。
でもワクチンを1回接種だと抗体がつくのは95%、
さらに30年も経過すると免疫は低下する。

今度は「はしか警察」が現れるのか?

一昨日の彼は高熱が出たそうだが、現在は平熱に戻ったと言う。
「まあ風邪だろう」家でそんなことを話していたら息子から新たなLINEが。
今日は様子を見てコロナ検査キットを買って調べてみるそうだ。

そうか、まだコロナの可能性もあるんだよな。
もしコロナだったら、旅行前にかかったのか旅行中にかかったのかもわからない。

今は息子からの続報を待っている状態だ。


つづく。


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はしか

卒業旅行で東南アジアに行っている息子からLINEがあった。
同行者が風邪をひいたそうだ。
成田までは帰れるだろうけどその後はわからないそうだ。

30年前、俺たち夫婦も新婚旅行でバリ島に行った時、代わりばんこに風邪をひいた。
その時は日本との気候の差と水が合わなかったのが原因だったが、
彼らの場合も単なる風邪だろうか?

現在アジアやアフリカを中心に「はしか」が流行している。
海外から帰国したり、観光で入国したりした人から感染したとみられている。
はしかは「麻疹(ましん)」とも呼ばれるウイルスによる感染症で、
感染力が極めて強く、飛まつや接触による感染だけでなく、
空気感染も起きることが知られている。

コロナの時のように入国できないということは無いだろうが、
もしはしかだとしたら、公共交通機関も利用できないし、
成田で監禁なんてこともあるのか?
監禁なんてことになったら、再来週の卒業式は出席できるのか?
妻も、「4年前の入学式はコロナで中止だったから卒業式は見に行きたい」と言っていた。
コロナに限らず出国前のワクチン接種が大事だな。


現在、俺もウチの子供たちも通った公立保育園の改修工事をしている。
昨日現場で、聞き慣れた声の人に呼び止められた。
振り向くと、ウチの子供たちがお世話になった先生がジャージにエプロンで立っていた。
「あれっ、〇〇先生復活したの?」と聞くと、
「午前中だけお手伝いなの」と。
少子化となった現在でも、保育園の保育士さんは人手不足なのだ。

2023年の出生数は75万8631人と前年に比べて5.1%も減少し、
8年連続でのマイナスとなっている。
一般庶民には縁遠い「異次元の少子化対策」も不発。。。
単なる票取りのパフォーマンスに過ぎない。
ばらまきの給付金はお年玉程度にしか思われていない。
そのお年玉も貰いっぱなしではない、税金や社会保障費の増額で返納するようなもの。

トラック輸送の業界では2024年問題もあって、圧倒的に人手不足。
建築現場は、工事需要の増加を横目に人手不足で工事が進捗しない。
就業者数は増えているが、定年の延長などによる高齢労働者の増加によるもの。
だが団塊の世代が75歳を越え、老後も働いていた職場から引退し始めた。
人口減少と人手不足が加速するのはこれからだ。


つづく。


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今日の日記は手抜き

昨日昼からの雨、身体には悪いが昼飯抜きで無理した。
濡れてしまうと乾くまで待たなければならない作業があったからだ。
他にも昼間の現場作業が滞り、夜のデスクワークも溜まって追いつかない。
連日の早出残業で、今朝はなかなか起きることが出来なかった。
段取りが悪いと言われればそれまでだが、資材が搬入されなかったのだから仕方ない。
もしかして24年問題やトラックドライバー不足が原因?
今さらコロナの影響ではないだろう。

しかし、24年問題とかは働きかた改革とか言われても、工期は待ってくれない。
代わりにやってくれる人がいないし、もしいても労務費を払う余裕が無いんだから仕方ない。
人材不足による長時間労働の常態化の改善とか言われても、
人手不足でも予算と工期は変わらないのだから、
他人に任せられない分、改善はおろか今いる少数の人の睡眠時間を削る羽目になる。

今朝も早出、
昨夜届いた材料を加工して8時には現場に持っていかなければならない。
たしかに火曜日に届くとは聞いたよ、
でも届いたのが19時では、明日の朝から加工していたのでは間に合わない。
「寝るな!」と言われていうみたいなもの。
金曜夜の発注で納期が月曜朝という時も、「休むな!」みたいな・・・

そういえば、お彼岸前の墓地清掃もやっていない。
ジャガイモを植えようと思ったが、畑を耕していない。
今週を乗り切れば、あとは楽になるはずだ、

もうひと頑張り。


そろそろ出発!


つづく。


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量と飲み方と病気

年度末のラストスパートも佳境に入って来た。
ウチは9月決算なので事務的にはそれほどでもないが、
役所絡みの現場は「工期がー」「検査がー」と慌ただしくなっている。
へとへとに疲れて帰って来た時、もしくは帰宅前に、
「昔だったら酒で頭と体の疲労を麻痺させていたよな」と、良からぬ感情が沸き立つ。

「酒好き」と「アルコール依存症」の境界線はどこか?
多くの「酒飲み」が、依存症への境界線や依存症初期のステージにいる。
「オレも?」と、ドキッとする人も多いだろう。
「飲み会は楽しいから、これからも飲むよ」、
「結構、飲むけれど、検診で異常ないから大丈夫」という人もいれば、
「肝臓の数値が上がってしまい、控えるように医者からいわれた」
医者に言われていないから酒好きか?医者から言われたらアルコール依存症か?

依存症にならないためには、「習慣飲酒」をせず、「機会飲酒」に留まることが肝要。
つまり、飲む日より飲まない日を増やすこと。
依存症の境界線は、多量飲酒が習慣化する前段階で、この段階ではまだ依存症とは言えないが、
二日酔いで仕事や生活に支障をきたす可能性がある。
依存症初期のステージでは、多量飲酒が習慣化し、
飲酒時の記憶がなくなる「ブラックアウト」の症状が頻繁に起こるようになる。
俺はブラックアウトする前に睡魔に襲われ寝てしまっていたので気づくのが遅かった。

酒が好きでも量を飲めない人もいる。
大酒のみでも酔わない人もいる。
少しの量でも、人が変わったように絡んだり暴れたりする人もいる。
このように、飲酒量やその酔い方だけでは判断しづらい。
アルコール依存症は精神病の一種なので、そのような線引きは間違いだ。

この病気は発病までの経路も回復の仕方も千差万別である。
自分はただの陽気な酒好きなのか? それとも病気なのか? を考えてみたとき、
「もしかして……」と気づくことができれば、まだ回復の見込みがある。
しかし、自暴自棄になり「もうどうにでもなれ」となったら、
回復はなかなか難しくなってしまう。

アルコール依存症のことを精神疾患だと最初から答える人は少ない。
「意志が弱い」「だらしない」
「酒さえ飲まなければ、あの人は良い人なのに」
周りからはいろんなふうに言われる。
誰だってなりたくてなったわけではない。
発病するまでには、他人には言えない悩みを抱えている場合も少なくない。
俺も、弱い部分があり酒に逃げたことは認める。
それを反省し、家族を始め周囲に対し償いと信用回復を始めたばかりだ。
飲酒欲求を呼び起こしてもそれをかき消すため、
日々のこの日記もその抑止力になっている。

つづく。


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13年前の3.11

平成以降の人的被害が生じた巨大地震
1993(平成5年) 北海道南西沖地震 M7.8
1995(平成7年) 阪神・淡路大震災 M7.3
2004(平成16年) 新潟県中越地震  M6.8
2005(平成17年)福岡県西方沖地震 M7.0
2007(平成19年)能登半島地震   M6.9
2007(平成19年)新潟県中越沖地震 M6.8
2008(平成20年)岩手・宮城内陸地震 M7.2
2011(平成23年)東日本大震災   M9.0
2016(平成28年)熊本地震     M7.3
2018(平成30年)大阪北部地震   M6.1
2018(平成30年)北海道胆振東部地震 M6.7
2021(令和3年) 福島県沖地震   M7.3
2022(令和4年) 福島県沖地震   M7.4
2023(令和5年) 石川県能登地方地震 M6.5
2024(令和6年) 令和6年能登半島地震 M7.6

今年の元旦にあった能登半島地震は記憶に新しいと言うより現在進行形で復興中だ。
中でも1万8千人以上の死者を出した東日本大震災3.11はいつまで経っても忘れてはならない。
苦しんでいる人は13年経った今でも毎日1分1秒苦しんでいる。
思い出さないようにしていても、決して忘れることはできない。
にわかは、キャッチーな謳い文句で簡単に「復興」を語ってはいけないと思う。
補助金が出ても、エセ支援で東京からの出稼ぎ大手企業に持って行かれたり、
オリンピックに名前だけ利用されたりして、
本当の復興にはつながらない場面もしばしば見受けられた。

以前、精神病院にアルコール依存症で入院していた時にも、
福島から移住してきた70歳くらいの人が同室になった。
実家には帰れない、家族や仲間とはバラバラ、
メンタルやられて「酒」に逃げるしかなかったそうだ。
でも、そのおじさんは病院内では至って明るく振舞っていた。
俺は、どう声をかけたら良いのかわからなかったのを思い出す。

その時うちの辺りでは震度5強だったと記憶している。
外回りから帰って事務所のドアを開けている時だった。
激しい揺れに、書庫と冷蔵庫を抑えていた。
外を見ると、電柱は踊りを踊っているように揺れ、電線が波打っていた。
廻りの山からは煙のように杉花粉が飛び、もやがかかったようになっていた。
事務所内はモニターが倒れただけだったが、
林場の材木が倒れ、復旧にはそうとうな時間が掛かった。
子供たちは学校で、机の下に隠れていたそうだ。
生徒より先生のほうがパニクっていたと言っている。
地震の活動期に入ったといわれている今、
いつ・どこで巨大地震が発生しても不思議ではない。

備えあれば患いなし、
現に最近地震が頻発している千葉では備蓄用の水が品切れ状態だと言う。
明日は我が身である。


つづく。


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脳の病気

漫画家の鳥山明さん(68)が「急性硬膜下血腫」により急逝した。
突然発症する急性硬膜下血腫は、緊急性が非常に高いのが特徴で、
発症後は早期の迅速な対応が重要。

急性硬膜下血腫とは、
頭部外傷により脳を覆っている硬膜と脳の間に出血が起こり、血腫が生じること。
受傷直後から意識障害を伴うことも多いのが特徴で、
血腫量が多く、脳への圧迫が強い場合には血腫除去術や開頭減圧術などの治療を行う。

俺も14年前にクモ膜下出血でトラックの荷下ろし中に倒れた。
突然目の前が真っ暗になり、気が付いたら地面に倒れていた。
周りに職人さんたちも居たので、気を使わせないように、
「ダイジョブです、ただの貧血です」と、車に乗り込んだ。
しかし激しい頭痛は止まらないし、夏なのに寒気と滝のような冷や汗、
吐き気も止まらなくなった。
症状は治まらないものの、早くこの場を立ち去ろうと残りの荷物を降ろし終え、
少し遠くのコンビニまでトラックを走らせた。
そしてそこで力尽き、家に電話して助けを求めた。
妻と叔父が来てくれて、トラックを叔父に頼んだ。
妻の車に乗り込み消防署まで連れて行ってもらった。
消防署には「今から行くので救急扱いにしてください」と。俺から連絡した。
当時俺は消防団に所属していたので、消防署員には顔見知りも多かった。
後に通院するのに便利なよう、家の近くの病院を指定して護送してもらった。
病院に着いて様々な検査をしたような気がする。
医師に「今日は家に帰れますか?」と聞くと、「帰れないかもね」と。
その後のことはほとんど覚えていない。
ICUのベッドの上で目が覚めてから妻に聞くと、
手術待ちで半日、開頭クリッピング手術に8時間かかったそうだ。
手術後2日間眠り続けて目が覚めたのだそうだ。
そして3週間の入院を経て帰宅した。

クモ膜下出血は、手術に救命できた場合でも後遺症が残るリスクが高く、
非常に恐ろしい病気のひとつとされている。
後遺症には運動麻痺、感覚障害、死や障害、高次脳機能障害、認知障害などがある。

クモ膜下出血の3分の1は病院で死亡する。
3分の1は障害を待って生活する。
3分の1が通常の機能に戻る。

病院で亡くなられた人も居るし、重い後遺症に悩まされている人も居る。
俺は運良く元の日常生活に戻るのはわずか30%に入ることが出来た。
拾ったような命だ、大切にしよう。


つづく。


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国際女性デー

昨日は午前中仕事の合間に、駅まで息子を送って行った。
今ごろ彼は海外のリゾートアイランドだ。

彼が成田空港で出発を待っているころ、我が家に彼のアパートの荷物が届いた。
ダンボール箱15個と聞いていたので、次女の引っ越しの時のように楽勝と思っていた。
しかし、引っ越し屋さんのダンボールはデカかった。。。
事務所の半分が彼の荷物に占領され、接客が出来ない。
あと半月、不便だが耐えるしかないな。


昨日3月8日は「国際女性デー」とニュースで見た。
その中で「女性働きやすさ」
ワースト3はトルコ、韓国、そして日本はワースト3位だった。
ちなみにベスト3はアイスランド、スウェーデン、ノルウェーと北欧の国々が上位を占めている。

今の日本はスウェーデンが30年前に直面した状態のようで、
スウェーデンは女性の権利を擁護し、職場と家庭の両方において、
女性を支援する仕組みを何十年もかけてつくりあげてきた。
社会が女性の労働力が必要だったという理由のほかに、
スウェーデンでの「専業主婦」は「家にいる婦人」という評価がある。
日本の「専業主婦」ように社会的に立派な役割を果たしていなかった。
社会的な地位もなく、男女間の不平等への不満が女性の間に高まり、
今では、男女が平等に家事・育児をシェアすることが当然となった。

スウェーデン女性は特に保育と医療、福祉、教育の分野で広く活躍している。
そのほか、看護師、教師という仕事も女性が独占的だという。
レストランやホテルなどのサービス業も女性が多い。
パートタイムでも、時給や社会保険などの労働条件にフルタイムの人と差はない。

日本の問題の原点は、働き方や根強い男性社会にあり、
育児の大変さを経験していない男性に、その大変さは想像できない。

とても耳の痛い話だ。
俺たちが若いころは、結婚、子供、兄弟姉妹、3世代居住は普通にあった。
ウチの場合は特に、3Kの職人の家だったので、
汗とホコリにまみれ働くのは男、専業主婦も当たり前すぎて何の疑問も持たなかった。
だが今の若者は違う、結婚も子供も住まいも個々に真剣に考えている。
今までの「当たり前」や「普通」は通用しなくなっている。

ただ向き不向きのほかにも、男性に向いている、男性しかできないことや、
女性に向いている、女性にしかできないこともあるので、
全てが男女平等とはいかない。
適材適所も必要だと思う。


つづく。


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