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生活様式の変化

昨日は、ある協議会の総会直前役員会があった。
昼食の弁当付きでラッキーではあったが、仕事を中断しなければならないし、
年々会員数は減っているし、予算も削られ続けているので、
そろそろ昼間の会議はやめた方が良いと思う。
コロナも沈静化し始め、今年度から総会も書面ではなく対面で行わるようになってきた。
アルコール依存症者としては、総会後の懇親会も廃止してもらいたい。

火災や災害時で活躍する地域の消防団も、
人口減少や高齢化ライフスタイルの変化などで団員の減少に歯止めがかからない。
家庭やプライベートを優先する若い世代の価値観の変化などが要因。
消防団の活動を「災害対応」に限定すれば、消防団に入りたい人は増えると言う意見もある。
俺も、基本的に団活動は、本番を想定した訓練と有事の際の出動だと思う。
式典や運動会は足枷にしかならないと、団員だったころから思っていた。

しかし現実はコスパタイパ、自分の時間を消防団に奪われたくないというのがホントのところ。
受け入れる側も、名前だけの幽霊団員ならば最初から要らない。
年度報酬も個人口座振り込みなので、幽霊に払う金は無い。
幽霊になる可能性が高い人は勧誘に行けばだいたいわかる。
そういう人は後がめんどくさくなるので無理には誘わない。

今の消防団は、昔のような飲み会も無いので強引な飲酒の強要もない。
長年続いていた操法大会を取りやめるなど、
負担軽減策について話し合いを続けても、団員確保には至らない。
入団拒否する人は「本職に任せればいいじゃん」というスタンスだが、
過疎地域では消防署員の人数も人口割で決まっているので署員数も少ない。
消防署員の人数も面積割りにしてくれれば消防団なんていらなくなると思うのだが無理だ。
「火事場には一回も出場したことがない」と、都市部の消防団員に聞いたことがある。
そうなると人口密集地の消防団って何をやっているのだろう?と思ってしまう。

俺も少しでも貢献したいなという思いがあって30年ほど前に入団した。
消防技術を覚え、細かい地理を覚え、そこに住む人の名前を覚え、災害時にも何度も出動した。
48歳の時に退団したが、最初は「10年で辞められるから」と言われていたが、
入ってくれる人が居なくて、結局団員として22年もかかってやっと辞められた。
そのへんの新入団員不足と中途退団は、バブル崩壊と就職氷河期とも密接に関係している。

ウチの地域の消防団の年齢層は周囲の団と比べてとても低い。
「現場で使えない勲章目的の爺さんは要らない」と、20代から40代までが殆どだ。
しかし現役団員に聞いてみると、「50になっても辞められないかも・・・」と言う。
少子化に加え、卒業、就職、結婚と同時に転出する若者が多く、人員確保がままならない。
新入団員が全く入ってこない、いつまで続ければいいのだという気持ちだそうだ。

消防団に限らず、今はみんな自分のことで精一杯で、
なかなか仕事と家庭以外のところには頭が回らないのかもしれない。


つづく。


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