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昭和61年

俺は宮藤官九郎クドカンの作るドラマが好きだ。
先週始まった新ドラマを見て、久しぶりに地上波のドラマを見たいと思った。

ドラマの内容は、1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしたが、
コンプライアンスに縛られた令和で不適切な言動を繰り広げる”意識低い系”コメディー。
コンプライアンス度外視の“ハラスメントワード満載”で、
昭和では“常識”だったが、今では“死語”となった懐かしの言葉が連発
「部活中に水を飲んではいけない」「部員にケツバット指導」「バスの中でたばこ」など。
ひさびさ地上波ドラマでタバコを吸ってるシーンを見た。

ドラマの設定は昭和61年で、タバコの値段や流行っているものは61年だが、
ドラマの内容的には昭和50年代後半で合致する。
当時多感な時期、いわゆる青春ど真ん中(死語)の50代の人ならわかる。

昭和61年1月の俺は高校卒業を間近に控えていた。
ちなみに昭和61年春からタバコ消費税増税で20~30円値上げされた。
俺はそのころからタバコを吸い始めたので10円20円の差には敏感だった。
当時の俺は部活を引退し受験勉強をしながらキャスターを吸っていた。
未成年だった俺は、たまに隠れて親父のマイルドセブンをくすねていた。
成人男性の8割が喫煙者だった時代、未成年でも吸いたくなるのも無理はない。
校則で縛られた高校を卒業すれば、周りの同級生の多くが吸っていた。
まあ、酒も同様だった。 そんな時代だ。

現代の若者は、昭和の死語満載のテレビドラマを見て理解に苦しむのだろうか。
主人公の不適切な言動の数々が、
コンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与えるのだろうか。

現在は、相手がそう思ったら誹謗中傷にハラスメント。
多様性多様性ってうるさいわりに個人の意見は認めない。
あらゆる方面へ配慮しなくてはならず、ちょっとした偏見や失言が叩かれる。
あらゆることに〇〇ハラスメントという言葉がうまれ、
ささいなことでもすぐ被害者ぶる人が現れる。
気に入らなければ匿名で晒す。
昔はそれを「チクリ」と呼び、その卑怯な行為は嫌われた。
SNSがない時代に学生生活を過ごせたのは良かったと思う。
今の子どもたちはSNSで人生壊れるからね。

それぞれの時代に良い部分も有るし、悪い部分もたくさんある。
時代によって正解は変わるものだ。
令和の誰も傷付かない社会、
今の時代も後の世代にとっては歪んで見えることだろう。


つづく。


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喫煙と飲酒と癌

肺がんの罹患数(新たに診断された人数)は年々増加しており、
2018年には約12万3000人(男性 約8万2000人、女性 約4万1000人)
男性の方が女性の約2倍多く、年齢があがるほど罹患率も高くなり、高齢になると急激に増加する。

肺がん患者の喫煙率は男性で55%、女性で16%
一方、肺がんでない人の喫煙率は47%、女性で13%
上の数字ではタバコを吸おうが吸うまいがあまり変わりないんじゃない?と思ってしまう。
しかし、喫煙率のピークと肺癌死亡率のピークの間には30年以上のタイムラグがあるらしい。

昭和40年代には80%以上の男性がタバコを吸っていたが、現在は30%以下、
しかし、肺がんの罹患数は増加している。
30年のタイムラグがあるとはいえ、ここまで喫煙率が低下したのならば、
肺がんの罹患数も減少に転じても良いころではないのか?

がんを含む生活習慣病は喫煙のみならず運動不足や栄養の偏り、飲酒など、
様々な要因が複雑に絡み合って発症する。
喫煙を減らしても肺がんが減るかどうかは疑問だ。

だが全てのがんに対しての死亡率は、喫煙者より吸わない人や禁煙者のほうが明らかに低い。
禁煙者の禁煙年数も長ければ長いほどがんによる死亡率は低くなる。

たばこ = 肺がん発症 ではなく、禁煙 = 全がん死亡率低下 という結論に至った。

では、飲酒率と肝硬変、肝臓がんについてはどうだろう?
日本人の飲酒率は戦後の経済成長もあり近年まで飲酒量が増加していたが、
平成4年のピークを境に現在は若者の酒離れもあり、低下に転じている。

アルコール性肝障害は一般的に飲酒量が多いほど、飲酒期間も長いほど進行しやすい
アルコール性脂肪肝 → アルコール性肝炎 → 死亡or肝硬変 → 肝臓がん

酒とアルコール性肝障害との関係のほうが、タバコと肺がんの関係よりわかりやすい。
アルコール性肝硬変肝臓がんというように病名すらある。

その一方で問題飲酒者として治療を受けている患者数は年間4万人と言われて久しい。
いまだにほとんどのアルコール依存症者が専門的な治療を受けていない。
健康診断や内科の受診はするが、精神科には足を運びづらいのはわかる。
特にプライドの高い人にとっての精神病院受診は屈辱や汚点となる。
ただ、この先人に迷惑をかけたくないのであれば、
問題飲酒で悩んでいる人は勇気を持って、
アルコール専門科のある精神病院やクリニックの受診を勧める。


つづく。


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久々の礼服

ガタンッ! 新聞がポストに入る音がした。
次にサイドスタンドを蹴る音、アクセルを開けてカブが走り去る音、
家ネコのみぃも押入れの布団の間から起きて朝食の催促。
さあ起きる時間だ、アラームもそろそろ鳴るだろう。
と思って布団を上げながら時計を見ると、3時・・・
うわー、やっちゃった、新聞屋さんは4時半のはずなのに。
今日はいつもと違う人が配達しているんだな。

布団も畳んでしまったし、猫もゴハンを欲がっているし、
事務仕事も無いわけではないので起きてしまおう。
玄関を出て徒歩で事務所に向かっていると、塀の上に黒い影が。
ニャ~(腹減った)
去年、隣の公営駐車場に捨てられたノラ猫のチビだ。
「おはよ、寒いね、お前はどこで寝ているんだい?」

チビにカリカリをあげていると、やはり野良のサビ親子も起きて来て朝食の催促。
事務所に入って電灯を点けると、事務所ネコのシロもニャ~。
普段より1時間以上早いが、いつもの朝だ。
さあ、新しい1週間の始まりだ、今週も頑張ろう。

昨日の日曜日も晴れたが寒い1日だった。
子供たちの週末帰省も無く、のんびりした休日だった。
妻は断酒会の1日研修会に風邪で出席できなくて悔しそうだった。
夕方には知人のお通夜に参列した。男性の93歳は大往生だと思う。
亡くなられたのは同業種の前社長さんで、仕事のほかにもたくさんの役をされていたので、
コロナがまた流行り始めてはいるが、参列者数はとても多かった。
俺はとても久しぶりに礼服を着た。
ネクタイの折り目も消えて結ぶ目印を無くしてしまったので、結ぶのに時間がかかった。
お通夜参列から帰宅して妻と話した。
「もし家族葬だけだったら、個別弔問で家族は1ヵ月くらい家を留守にできないな」
日本の冠婚葬祭の形も変わりつつあるが、亡くなられた方の生前の付き合いを考えると、
一概に簡素化が良いとも言えない。


タレントの見栄晴さん(57歳)が、ステージ4の下咽頭がんだそうだ。
部位は違うが同じ癌経験者としては、ガンのニュースには嫌でも目が止まってしまう。
下咽頭がんの好発年齢は50歳以降で60~70歳頃にピークがあり、
男性に多いがんで、喫煙や飲酒が危険因子とされている。
症状としては、初期には自覚症状がみられない事もあるが、
飲み込む時の違和感、続く咽頭痛、首にできるしこりや声の変化等が挙げられる。
治療には手術、抗がん剤や放射線を使った治療が行われる。
下咽頭がんは治る癌だ、見栄晴さんも頑張って治療して完治してもらいたい。


つづく。


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のど風邪

全国のコロナ感染者数は9週連続で増加しており、入院患者は昨年末の2倍だそうだ。
やはりマスクを外しているのでウィルス感染しやすくなっているんだろうな。

ウチでも先週俺が、週明けにばあちゃんが、そして現在妻がのど風邪をひいている。
極度の冷え込みと乾燥から来るものだと思う。
のど風邪は家庭内感染だろうが、なぜか今回はコロナをあまり心配しなかった。
発熱も無いので、かえって花粉症のほうを気にしているほどだ。
2年前にこの症状になったらたぶん大騒ぎになっていたころだろう。
それだけコロナに対する意識も薄れている。
油断からの感染者増加も頷ける。
ちなみに、買い置きしてあったコロナの抗原キットでは皆陰性だった。

今日は断酒会の1日研修がある。
家族会役員である妻は出席の予定だったが、
会長さんに風邪をひいている旨をLINEを入れたところ、
「症状が治まらないのであれば、無理をしないでください」と、軽く拒否られた。
そりゃそうだ、大人数集まる場所でコロナを疑われたら本人も主催者側も大変だ。
断酒会は高齢者の多い団体だ、命の危険も伴う。
2年前、他県のブロック会に出席した役員さんたちがコロナを貰って帰って来た過去もある。
コロナではなく単なる風邪ても、使命感を優先させて無理に出席しても、
後日そこに集まった人が体調不良を訴えたら、あとで何を言われるかわからない。
欠席するのが無難である。

俺は今夜知人のお通夜があるので研修には欠席だ。
それに鼻から行く気も無かった。
その研修には断酒会に入会して2年間出席したし、
研修内容も分かっているので義理は果していると思っている。
発表者の体験談を聞いてみたい気もするが、
毎年出席していると、次期役員候補者という目で見られてしまう。
万年平会員を継続するためには、そのへんの調整も必要だ。

それに執行部側に立つと、受付や駐車場係などの裏方に回ってしまい、
酒害体験談や講師の講演など聞いている時間が無い。
その他各種団体での行事でも、執行部になってしまううとイベント業者と化してしまい、
その日1日会場では何をやっていたのかわからずじまいだ。
俺はそれをイヤと言うほど経験している。

それでも昔はイベントの後には必ず慰労会があった。
かつての俺は、慰労会だけが楽しみで勢いだけで出役していた。
スタッフ一同はたらふく酒を飲んで労をねぎらっていた。

ズルいと思われても仕方ないが、酒を飲まない今は、
そのへんの自分の立ち位置を冷静に見極めることが出来ている。


つづく。


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ノンアルとゼロニコチン

俺の愛用している加熱式たばこが壊れたのでネットで早速購入した。
というかポイントなので0円だ、マイナカードさん ありがとう。
タバコと言ってもゼロニコチンタールのメンソール、
植物性グリセリンの水蒸気を吸っているだけだ。

本体は加熱式たばこの形をしているが、中身は全くの別物。
本体と言うよりバッテリーの寿命だった。
壊れた時用に予備をストックをしているのだが、
夜に部屋でゲームをしている長女と、
卒論でPCに向かう長男の眠気覚ましにはこれがちょうど良いらしく、
帰省した際に1セットまた1セットと、俺の予備ストックを持って帰られるので、
そのたびにネットで買い足す羽目になっている。
買い足すと言っても1セット1000円くらいなので、バッテリーも1年持てばOK
デスクワークと車の運転時には最適だ。
煙ではなく水蒸気ではあるのだが、さすがに公衆の面前では吸引できない。

若いころから常に口の中にはガムが入っている俺だ。
以前は1日1箱半紙巻きたばこを吸っていたので、吸引の癖も抜けていない。
正月、喫煙者である次女に紙巻きたばこを1本もらって吸ってみたが、
久しぶりの本物のタバコはとにかく不味く、頭がくらくらした。

酒のアルコール成分と同様に、タバコのニコチンタールの誘惑には勝っている。
酒にもノンアル飲料があるように、タバコにも代用品はある。
ノンアルビールは飲酒欲求を呼び起こすので、飲まないように医師からも言われていた。
だがタバコの場合は、ニコチンタールの欲求を防ぐためにガムや禁煙パイプがある。

なぜノンアル飲料はダメで禁煙パイプはOKなのか。
俺の場合、紙タバコは臭くて吸えない、ノンアルビールは不味くて飲めない。
なのでノンアルビールはアルコール依存症者にとって危険だと感じたことは無い。

しかし、ノンアル酎ハイを飲んだ時には、「ヤバい!」と思った。
元々焼酎党だった俺は、その味と清涼感に昔を思い出した。
飲んでいた時の味と酔いかた、周りの雰囲気が瞬時に脳裏に浮かんだ。
医師の「ノンアルは飲まないでください」と言うのは正解だった。

現在は、ノンアルワインやノンアルハイボールなどの商品もある。
ワイン派やウイスキー派だったアルコール依存症の人は、
俺にとってのノンアル酎ハイ同様に、あれらには手を出さないほうが良いと思う。

すぐに昔が蘇ってしまいます。
お気を付けください。


つづく。


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大雪に対する装備

名神高速道路の立ち往生は、災害派遣要請を受けた陸上自衛隊の出場もあり、
昨日の早朝には全面的に解消したようだが、
まだまだ北陸や東北の山沿いを中心に、雪の降り方が強まる所がありそうだ。
また能登でも断続的に雪となるため、地震で損傷を受けた建物は、
積雪の重みによる倒壊にも注意が必要となる。
風も強く吹くため、見通しの悪化に注意が必要とのニュース。

無理をするなと言ってもそれどころではない方々も多いと思うが、
不要不急の外出は命取りになるので無理のない程度に控えてもらいたい。
命あっての物種です。

大雪が続くと、地震によってできた亀裂が雪で覆われ見えなくなったり、
軟弱化した斜面では、雪が解けるとその水が土砂の中に入り込んで、
さらに土砂が崩れやすくなるということで、土砂災害と雪崩と両方起きやすくなる。

ウチの近くでも、大型台風で土砂災害に遭った場所に亀裂が入り、
翌年の大雨で同じ場所が崩れたことがあった。
土砂崩れの既に起こっている現場を通過する皆さんもぜひご注意いただきたい。

非常食や 携帯トイレ、冬用タイヤやチェーンはもしものために準備しておくべきだと思う。
それに、立ち往生の時、EV車は大丈夫なのだろうか?
アメリカのシカゴでは、北極嵐で氷点下20~30℃まで冷えこみ、
急速充電ステーションが凍てつき、電池切れで動けなくなったテスラ車の墓場と化した。
寒冷地でEVは時期尚早だなと思った。


スマホの爆発的な普及により、PC専用のネット掲示板(BBS)やチャット部屋は見なくなった。
「スマホからも入力可能」と謳っていたサイトも「PCからもどうぞ」みたいな感じで、
スマホ主流に切り替わった。
スマホからネットデビューする人も多く、ネットリテラシーが欠けていたり、
身バレ上等!的に、危機管理能力の乏しい人も見受けられる。
昔からネットを利用している人は、「架空の人物」同士で盛り上がっていた。
年齢性別詐称、ネカマもネナベでも良かった。
現在は芸能人でもないのに承認欲求や収益のために「自分」をさらけ出す人が多い。
写真を送ったり住所を特定しやすくなる情報などを送らなければ、
誹謗中傷で被害者からの裁判を起こされない限りは特定されないのに。

BBSと聞いて、「なにそれ?」とピンと来ない人も少なくないのではないだろうか。

(´∇`) m(_ _)m (T_T) ←語尾にこんな顔文字を使っていたころが懐かしい。


つづく。


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女尊男卑

戦後から高度成長期にかけては圧倒的多数の人たちが結婚し子供をたくさん持った。
「亭主元気で留守が良い」というCMもあったが、専業主婦の女性も多かった。
花嫁修業という家事手伝いのニートも当たり前に存在した。
俺たち50代が生まれたころから夫婦共働きも増え始め、子供の人数も2人が多い。
今の若い人たちは結婚をしない人も多いし、子供を持っても1人っ子が多い。

時代劇に出てくるような「男尊女卑」を絵にかいたような高齢者も居るが、
現代の日本はジェンダーの考え方も多様化し、平成の時代から劇的に変化している。
女性の社会進出といった言葉も聞いて久しい。
女性がスキルアップしていくには結婚や出産は足枷になりがちだ。
それに景気低迷も伴って、婚姻率や子供の出生率が下がるのも当然である。
「男性が女性を守る」とか「女性が男性を支える」なんて今の時代にはナンセンスだ。
ウチの娘たちも、長女は「結婚は1億%しない」と言っているし、
結婚した次女も「孫は期待しないでね」と言っている。
俺も生まれてくるのが30年遅かったら結婚しなかったかもしれないし、
結婚しても妻とはパートナーとして付き合い、子供は持たなかったかもしれない。
今の中高年が寿命とともに居なくなり、人口分布の逆ピラミッド型が解消される頃、
日本の出生率もまた上昇していくことだろう。

ジェンダーレス社会を目指すうえで、
「男尊女卑」が浸透してしまっている状態が、好ましくないのは言わずもがなだが、
日本ではその逆の「女尊男卑」もかなり浸透してしまっている。

「日本は相変わらず男尊女卑だ」という声も少なくないが、本当にそうだろうか。
女性はもはや虐げられてはおらず、逆に男性のほうが虐げられているようにも見える。
今の日本は、男性が女性をけなすことは許されないが、
女性が男性を特にオジサンを酷評する分には許容されている部分もある。

男性は、ちょっとでも油断すると「セクハラだ」とすぐに言われてしまうから、
職場などでは常にヒヤヒヤ緊張し通しだったりするし、
仕事だけで手いっぱいなのに、育児や介護などのケアワークも求められる。
今の社会は男性のほうが結構大変だったりするのではないだろうか。

俺は仕事をするようになった20代前半のころから、男だから女だからと区別していない。
肉体的な差は有れど、男女と言うよりも一人の人間として付き合っている。
幸い俺の働く建設業界は現場ではほぼ100%オジサンばかりで、
昔ながらのタテ社会ではあるが、男女格差などは皆無だ。
友人の会社では、オジサンたちが若手社員や女性社員の人たちへの気遣いがハンパ無いと言う。
ハラスメントの考え方が悪用され攻撃を受けるハラハラもあるそうだ。
その人は、飲み会などの無駄なコミュニケーションが不要になったし、
指導をパワハラだと言われるなら、何も言わずにいたほうが楽チンだと言う。

書きたいことを羅列していたら文章が繋がらなくなってしまった。


つづく。


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再発を恐れている

日曜日にお祭りでの酒の無い直来の席で8年ぶりの手締めを経験したためであろうか、
久しぶりに酒宴の夢を見た。
そこは畳敷きの大広間で、テーブルが川の字に3列ほど並んでいた。
テーブルの上にはせんべいやポテトチップスなどの乾き物と、
ペットボトルの2Lウーロン茶が並んでいた。
俺は自宅から持参した水筒に入ったコーヒーを飲んでいた。

昔を思い出してみた。
テーブルの上には鍋や刺身やおしんこ、瓶ビールと徳利が5本ずつ等間隔に並んでいた。
時間が経つにつれ、ビールや日本酒のお代わりをする人、焼酎と水と氷に変える人、
今の俺のように時間が経つのをひたすら待ちながらソフトドリンクを飲む人が居た。

8年間断酒と宴会欠席を続けていると、宴席の光景やテーブルに並ぶ飲食物を忘れつつある。
夢の中でも飲酒欲求は全く起きず、テーブル上の乾き物も持参したコーヒーも飲まず、
ただ周囲の人たちと談笑している俺が居た。

アルコール依存症という病気は、断酒してから10年経っても、
酒を1滴でも飲むと、瞬時に元に戻ってしまうと言う。
飲酒欲求も起きていないのに、再飲酒してしまう機会というのはどんな時に訪れるのか?
幸運なことに俺にはまだその経験は無いが少し考えてみた。
・再飲酒したらホントに元に戻ってしまうのだろうか?といった興味本位
・人生を投げ捨ててしまおうと思った時
・失敗や挫折、裏切り、その他強烈な心的ショックなどを受けてしまった時
など、いろんなケースが思い浮かぶ。

アルコール依存症者はみな再飲酒からの再発を常に恐れている。
だれもがあの忌まわしい過去を忘れていない。
その恐怖感を払拭するために、アルコール依存症と診断されて間もない人は精神科への通院を続け、
人によっては抗酒剤なども処方され、再発防止に努めている。
通院も処方薬も要らなくなった人は、自助グループに通ったり、
自分の病気について反復学習をしたり、依存症やその他の精神疾患について深く勉強している。

断酒に役立つアルコール依存症治療の三本柱
1:抗酒剤、2:通院(プログラム)、3:自助グループ(セルフヘルプグループ)、の三点
まさにこれらは理にかなっている。
依存症からの回復には自分一人の力では難しく、周囲の人たちの協力は欠かせない。
それに専門的な治療を受けることや仲間を得ていくことも重要である。


つづく。


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性依存症

若い世代はメールやLINE、掲示板に改行と句読点を使わない。
俺はどうなのかと思い返してみた。
メールは殆ど業務用なので、挨拶から入り要件を伝えて差出人住所名前,TEL,MAILを入れる。
もちろん本文には句読点も改行も入れている。
本文はいわゆる昔のファクシミリ送信案内票代わりだ。
まあメール本文よりも添付書類のほうが重要で、メール全体が証拠書類となっている。
LINEは仕事の写真を送る以外はほぼ家族との連絡用なので、短文で句読点も改行も入れない。
例会での発表原稿やこの日記には、発表しやすいよう読み返しやすいよう、
句読点も改行もスペースも入れる。(PC用なのでスマホでは読みづらい)

丁寧に読みやすくしたつもりが、
若い人たちにとっての改行や句読点は、逆に怒りの意思表示と受け取られる可能性がある。
改行や句読点に、「かしこまっている」という印象や威圧感、怒りの感情を読み取ってしまうのだ。
若い世代が句点から怒りの感情を読み取るのは、句点で会話が切られることで、
「コミュニケーションを続けたくない」という意思表示に受け取られてしまうらしい。

まあ直接会って話したり直電で通話してしまえば、
文面で腹の探り合いなんかしなくて済むんだけどね。
そもそもオジサンが若者の文化に無理して合わせる必要はない。
メールやLINEの文面も世代間で違っていても良いと思う。
必要以上に他の世代を意識した文面を駆使しようとすると、
かえって不思議な文面になってしまう。
育ってきた時代や文化が少し違うし、
いずれ今の若者も時代遅れと言われるようになるのだから、
今のオジサンもあまり気にしないで良いと思う。


最近毎日のように芸能人の性加害事件のニュースばかりが目に留まる。
そもそも「性」に関しては双方の合意が大前提であって、
加害者でも被害者でもあってはならないはずなのだが。

スマホの爆発的普及により盗撮や痴漢が増えたような気がする。
アルコールやギャンブルと並んで「性依存症」という病気がある。
これも精神心疾患のひとつとなっている。
風俗通いが止まらないとか、不特定多数の相手と性交渉を繰り返す「犯罪性のない性依存症」と、
盗撮やのぞき、下着窃盗、痴漢や小児性犯罪、レイプなど「犯罪性がある性依存症」に分かれる。
常習者が多い痴漢は、衝動を制御できずに痴漢行為を反復してしまう窃触障害の疑いが強い。
「やめたくてもやめられない」状態に陥るしくみは、
アルコールや薬物、ギャンブルなど、ほかの依存症と同じだ。

痴漢を始めるきっかけは性欲ではなく支配欲や征服欲のほうが強いのだそうだ。
仕事上のストレスが引き金となることも多く、憂さ晴らしに痴漢をするという人もいる。

どんな依存症でも完治することはないが回復することはできる。
治療の結果、衝動の制御やリスクマネジメントができるようになれば、
回復が軌道に乗ってきたと解釈することも可能だ。
しかし、痴漢が性依存症だとしても、その行為は決して免罪されるものではない。

どの依存症でも、自分の気づきが無ければ回復には向かわないのだが、
自分はもちろん周囲も注意し。犯罪を未然に防がなければならないと思う。


つづく。


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ドシャ降りのお祭り

昨日は朝から近所のお祭りの役員として出役だった。
朝起きたらドシャ降り・・・
これから駐車場係なのに 勘弁してよ~
でもまあ雨が降っていたおかげで朝の冷え込みが無かったころだけは救いだった。
結局警報級の大雪ではなかったのでホッとした。

朝8時、俺は担当地区のみなさんから集金した祭典奉納金を持って神社に行った。
どんな時でも他人のお金を持っているのは嫌なものである。
朝一にサッサとお金を奉納し、お返しとして供物を人数分頂いた。
あー、これもまた1軒1軒配って回らなくちゃいけないのかぁ。。。

1月の神社は寒いはずが雨のおかげで暖かかった、でも濡れた。
ジャンパーにレインガードをこれでもかってほどにスプレーし、
傘と長靴と手袋で重装備したのだが、朝から雨の降る中4時間外に立ちっぱなしでは、
手袋も靴下も帽子もビショビショ、作業用のカッパにしておけばよかった。
昼食の時間に弁当を5分で平らげ、速攻一時帰宅し着替えてまた神社に戻った。
そのころには雨も上がり、太陽の陽も差してきた。
4時間ズレてくれていたら良かったのに・・・

午後の式典も終わり、来賓たちは皆車に乗って帰って行った。
もう駐車場係もすることが無いので、お祭の片付けを始めた。
午後3時にはすべての片づけが終わった。
神社から借りた半纏みたいな白い服を返し、「解散」の一声を待っていた。
すると宮司から、
「お祭りは4時までとなっていますので、社務所の中で暖を取っていてください」と。
いや~、みんな雨で濡れているから解散でも良いんじゃない?と思ったが我慢した。
昔はこういった時間に注しつ注されつ盃を酌み交わしていたんだろうな。
俺たちは不毛な1時間をほぼ無言で過ごした。

能登半島地震のこともあり、直会は無いと聞いていたので、
神様に供えていたものを分配してもらった。
ちなみに直会(なおらい)とは、神さまに供えた御神酒や神饌を祭典終了後に下げて、
これを祭典に関わった者たちで共にいただくことをいう。

この直来も、昔はお祭りの楽しみのひとつだったのであろう。
要は、神様に上がっていたお供え物をつまみに御神酒で宴会をしていたということだ。
だがみんな神社まで車で来ている、そんな宴会など有るはずもない。

4時になりスタッフ全員が集められ社務所の大広間に着席した。
3人の偉い人の話を聞き、やっと帰れるなと思ったら、司会者から、
「それでは恒例の手締めを3名の方にお願いします」
え~っ、今時まだ手締めするの?
思い出してみたら、病気になってから宴会スルーしていた俺にとって8年ぶりの手締めだった。
少し懐かしささえ感じた。


つづく。


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