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ばあちゃん入院

ばあちゃんが入院した。
昨日の朝、「病院に連れて行っておくれ」と言うので、「どうした?」と聞いた。
すると、「前夜から明け方にかけて下血している」と言うのだ。
下血とは穏やかではない、仕事そっちのけで妻も連れて3人で病院に連絡し急行した。
病院までの車中で、「気分は?」「吐き気は?」「吐血は?」「腹痛は?」「血の色は?」と、
下血に関係することを機関銃のように聞いた。
するとばあちゃんは、「気分は悪くないしお腹も痛くない、お腹空いた」と。
これは胃や食道ではないなとすぐにわかった。

ここでも何度も書いているが、俺は7年前に激しい吐き気と吐血、下痢と思ったら下血で、
トイレを血の海にし、精神病院に強制入院させられた経験がある。
俺の場合は、日々続く連続飲酒と不摂生で胃と十二指腸の間が裂け、上から下から大量出血となった。
そんな過去があるので、今回のばあちゃんの下血には冷静に対処できた。

病院に到着するとすぐさま採血とエコー、そしてCT検査となった。
血液検査の結果は、血糖が少し高いものの、この人はホントに91歳?と言わせるくらい、
ほとんどの数値が基準値以内に納まっていた。
肝硬変で血小板の数値が毎回低い俺は、その値が少し羨ましくなった。
CTの結果を見ると、大腸に憩室と呼ばれる凹みが見て取れた。
医師に「原因はコレかもしれないですよ」と言われた。

そしてまだ血が止まっていないので、2~3日入院することとなった。
CTの結果で、悪性のお腫瘍は発見されていないと書いてあっても、
入院手続きをしている間、ばあちゃんは、
「あ~私は大腸がんだ」「とうとう覚悟する時が来た」と訴えかける。
「悪性腫瘍は見つからないって書いてあったじゃん」と言っても聞く耳を持たない。
出血が止まって大腸の検査が終わるまで、冷静さを取り戻すまで、待つしかないな。

帰宅後に大腸憩室症を調べてみると ↓
大腸壁に5~10㎜の袋状のへこみができた状態で、通常は1㎝程度のものがほとんど。
多くの場合は無症状で、大腸内視鏡検査時などに偶然発見されることがほとんど。
通常は無症状だが、憩室部の血管が破れて出血する大腸憩室出血や、
憩室内に細菌が感染して起こる大腸憩室炎といった急性疾患の合併につながることがある。
主な原因に、食物繊維の摂取量の不足があげられている。
多くは保存的治療によって自然に止血するのを待つが、
出血量が多かったり、出血が持続したりする場合は止血クリッピング手術をすることもあるそう。

2日後の大腸内視鏡検査までに出血が止まっていれば即日退院となるが、
そうでなければ、止血クリッピング手術となるので、
入院期間はその分長くなりそうだ。
入院が長引くと、膝の悪いばあちゃんの足も心配なので、
早めの退院を望む


つづく。


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