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陸路・海路・空路

昨夜妻と話した。
今回の能登半島地震は、以前に起きた震災よりもいろいろと遅くない?
岸田さんが週末に行くらしいけど、今さら来られても邪魔じゃない?
でも保守王国だから歓迎されるだろうね。

被災地にとって不運だったのは日本人が全国各地に散らばる正月休みそれも元旦、
自衛隊や地元の役所や事業者は地震直後から必死に動いているだろうが、
官公庁、各企業、復旧作業を担う地元の建設業者の本格稼働が4日からのところが多い事も、
スタートダッシュが切れず、社会全体の支援体制が整わない原因のひとつとなっているのだと思う。
コロナ禍開けで帰省や長期旅行者も多いのと働き方改革で、
休暇取得が奨励されていることも関係しているのではなかろうか。

それに被災したのが能登半島の最先端という地形も関係して、
東西南北から道が繋がっているわけでもなく、
大動脈の道路も土砂崩れによって各地で寸断されている。
着岸できるはずの港も隆起して大きい輸送船も近づけない。
空港も滑走路が損傷しヘリコプターしか離着陸できない。
あらゆる面で支援物資や重機、資材の輸送を困難にしているのだろう。
業者と資材をかき集めてインフラの復旧を最優先にしてほしい。
救助、捜索、復旧工事をされている方々の疲労も気になる。
ただ、余震もまだまだ続いている中、二次災害の危険性もある。
判断も難しいいところだろうとも思う。

ライフラインの復旧にはまだまだ時間がかかりそうで、
被災者の方々も、不衛生で窮屈な避難所生活は更なる犠牲者が出ると思う。
都市部とはちがい高齢化率も非常に高いため、長期間の避難所での生活には無理がある。
息の詰まる避難所暮らしでストレスも想像以上で、命にかかわる問題だと思う。

若者の人口流出、国策的な色の強いコンパクトシティ化も関係しているのではないか?
先祖代々からの土地や住み慣れた家から離れざるをえない人も出てくるだろう。
自ら高いインフラコストを払ってでも愛着のある土地に住み続ける「居住の自由」を取るか、
行政サービスの行き届く居住推奨地区で集住するか。
これも難しい問題だ。

この地震に限らず各地で起こる震災は他人事ではない。
過疎化が進み、四方を山で囲まれた俺の住む地域も大災害時には困難を極めるだろう。
日本のどこで地震が起こるかわからない。
日本列島は断層だらけで、まだまだ分かっていない断層もある。

日本のどこに住んでいても「明日は我が身」である。


つづく。


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