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正月、酒の誘惑

大晦日だが普段通りの朝だ。
ネコたちがいると、1年365日同じサイクルで起床することになる。

先日、断酒会の夜例会に出席した時、
以前書いた、最終的にアル中は焼酎4リットルペットに行きつくという話をした。
そうしたら、焼酎嫌いなビール党だった人は、発泡酒や第3のビールに落ち着くと言った。
日本酒党だった人は、2リットル紙パックと言った。
大きな容器で買うと、吐きながらでも飲み尽くしてしまったという人は、
不経済だが缶ビールや缶チューハイを買っていたそうだが、
その日の晩に何度も買い足しに行ったそうだ。

俺がたどり着いたのは焼酎甲類4Lペットだったが、途中にいろいろと試行錯誤していた。
ウイスキー4Lペットも安いと聞きつけ、チャレンジしたこともあったが、
愛用マグカップに目盛りを刻み込み、水:焼酎=3:1が俺のペースだったので、
ウイスキーでは配合量がわからず、効きすぎてしまった。
たまに購入するストロング系缶チューハイも、爽快感と口当たりの良さから、
ペース配分がわからず、2本も飲むと隠れ酒を隠しきれないほど効いてしまった。

当時のメモを見ると、
1リットル当たりの値段と、アルコール度数の1度ごとの値段も綿密に計算していた。
そうすると、焼酎25度の値段を1(リットル/度)とした場合、
安いウィスキーがその1.3倍、紙パックの日本酒が1.8倍の値段となった。
缶チューハイやビールはさらにその上の数値が算出された。

このメモから、脳が酒に支配されながらも、いかに安く効率的にアルコールを摂取できるか、
ち密な計算をし、血のにじむような努力をしていたかがわかる(笑)
こんな計算が出来ていたうちは、まだこちら側の人間だった。

自宅のトイレで立てなくなり、病院に緊急入院してからの1ヵ月間は、
夢と現実の狭間を行ったり来たりで、ほとんど記憶がない。
ベッドに寝かせられ、1日に3度のエサと薬を与えられ、排泄するだけの日々が続いた。

隠しきれていないのに、「隠れ酒がバレていない」と思い込んでいた俺も、
トイレで立ち上がれなくなって初めて、
妻に、「病院に連れてって~」と頼んだそうだ。(記憶にない)

明日からの数日間は酒の誘惑も多くなってくると思う。
特に日本酒に慣れていない人は注意が必要だ。

酒を我慢して、お茶、コーヒー、ジュースで正月を過ごしてみませんか。
ここを乗り越えられれば、断酒への自信も付くはずです。

つづく。


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ホームシック、鬱

現場作業は昨日で納めて、今日は大掃除と正月の準備だ。
と言っても、簡単な掃除は毎日してるし、今年は車もワックスがかかっているので、
あまり慌てないで済みそうだ。

去年は現場の都合で31日まで、そして1月2日から仕事だった。
30日にケガをして発熱し、31日にPCR検査、元旦に陰性の結果が出た。
これも巡り合わせだ、仕方がない。

正月はどこにも出かける予定がないし、子供たちも帰って来ていて、
家の中は昼夜逆転だろうから、元旦以外は事務所待機だと思う。
先ほど新潟に居る息子からLINEが入り、今日鈍行で帰ってくるそうだ。
長女はすでに帰って来ている。31日は出勤なので、行ったり来たりだ。
次女は「正月に帰るかも?」と言っていたが、彼氏と一緒にコミケだろうから不明。


知合いの娘さんがホームシックと鬱で、相当悩んでいるようだ。
東京に残るか、地元に戻るか、まさに人生の分かれ道だろう。
東京でうまくやれるかどうかは、人によって違うので一概には言えないが、
これは本人以外にはわからないことだ。

東京での仕事は楽しく、地元では得られない良い刺激があるだろうし、
とにかく便利だからね。
「親を頼らないで生きていかなきゃ」という危機感とプレッシャーも大きいのだろう。
地元から遠く離れて、なんとなく寂しさや安心できる場所がなかったり、
最悪な状態になったときに助けてもらえないという不安もあるのだろう。
ただ、ここで地元に戻ってしまうと、上京した意味も必要も最初から無く、
過去の頑張りも職歴も能力も「総て水の泡」になってしまうかもしれない。
それに、地元に戻ったら戻ったでヒトの目もあるだろう。

病院に行った方が良いか?と聞かれたので、
「精神科やクリニックに行って、専門医の診断を仰ぐのは良いと思いますよ」と答えた。
精神科って、俺の入院していた病院のように「キチガイ病院」とレッテルを張られていては、
なかなか足が向きづらいかもしれないが、勇気をもって病院の門を叩くことを勧めた。
俺の場合、精神病院の入院が無かったら、今ごろ生きているかどうかもわからなかった。

相談された側も、素人では自分の主観が入ってしまいがちだし、
素人がアドバイスをしても、それが正解かどうかわからない。
俺の経験上、鬱ってそんなにすぐには完治しないから、
焦らずゆっくりと構えるべきだと思う。
やはり苦しい時に、気持ちを緩和する処方薬は必要だし、
通院することで引きこもりにならずに済む。
ただ、その処方薬もケガを治す薬と違って、
治癒させるものではなく症状を緩和させるものなのであり、
処方薬依存にも注意が必要だとも言った。
鬱と付き合える様になった人は、東京に居ても地元に居ても必ず強くなれるはず。

亡くなった俺の義妹は、東京に出て来て統合失調症を発症した。
俺はは地元に帰って来て、鬱からアルコール依存症を発症した。

ケースバイケース、答えはひとつではないと言った。


つづく。


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今年の最終例会

昨夜は、夜例会に行ってきた。
その例会場には今年に入って1回も出席していなかったし、
支部の例会としては今年最後だったので、
「生きてるよ」と、忘れられないための顔見せだ。
以前にも書いたが、俺は早寝早起きを習慣化させているため、
19時から21時までの夜例会は苦手だ。
普段の日なら21時には布団の中だ。

例会では、そのことについて話した。
早寝早起きと、朝晩のルーティーンを習慣化させることは、
酒のことなど考えなくなる手法のひとつだと言った。
4時起床、21時就寝
朝のルーティーンは、家と事務所とノラ計5匹の食事とトイレの掃除、
片付け、ゴミ出し、事務所の掃除、そしてこのブログの更新。
その全てが終わるころには夜が明けて辺りが明るくなり、
暖機運転を終え、頭を仕事モードに切り替えられる。

俺の断酒法は、
・酒のことを考えるヒマをつくらない
・努力、気合い、辛抱我慢
・断酒根性論を全否定しない
決して推奨される断酒法ではないが、このやり方が性に合っている。
自分を追い込むことによって断酒を継続し続けている。
「明日から断酒」と思うなら「今からやろう」である。
その思考の根源には、「肝臓がんがいつ再発するかわからない」があるからだ。

毎日続けているA4サイズ1枚分のこのブログも、
記事数が1000を超え、閲覧数も45万を超えた。
毎日だから断酒のことばかり書いていてはネタが尽きてしまうので、
時事ニュースや仕事のことについての話題もちりばめている。
断酒についても、あくまでもブログ内に書いていることは俺の持論であって、
決して万人受けするものではない。

自分で言うのも恥ずかしいが、俺はもともとお人好しで弱い人間だ、
バカ正直で真っすぐで、他人の言うこと簡単に信じてしまい、
過去に騙されそうになったこともある。
そんな経験を踏まえ、物事を斜め方向から見る癖が付いた。
突っ走ってしまう性格と同時に、あまのじゃくでへそ曲がりでもある。
算数のように1+1=2ならば納得するが、
アルコール依存症、断酒についての正解は無数にある。
書物やネットに書かれていることも疑いながら読んでいる。

そんなことを昨夜の例会で喋って来た。


つづく。


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新年から断酒

日曜日、全国高校駅伝をライブ映像で見た。
午前中が女子、午後が男子だった。
自分の県の代表校ももちろん応援していたが、
女子で優勝した長野東がゴールテープを切った時、「よしっ!」と叫んでしまった。
その高校は、公立高校で、外国人選手がいない、県外選手がいないチームだ。
駅伝は高校にも大学にも言えるのだが、
出身校を見ると全国から集まっている精鋭のチームばかりで、これって同窓会?と思ってしまう。
それに加えてギアが1段違うんじゃないかと思えるほどの走りの外国人選手を揃えても、
この地元の生徒だけの県立高校には勝てなかった。
他のスポーツを見ていても、どうしても公立高校を応援してしまう。


以前なら、正月直前には酒の量販店に、
年始用のチョットお高めの酒類の買出しに行ったものだ。
普段なら高くて手を出しづらい吟醸酒や外国産のバーボンやワインなど。

正月とお屠蘇(とそ)
正月と御神酒(おみき)
正月と鏡開き

日本酒は正月と関わりの深い存在であった。
新年には、神様を迎えて悪魔を払って新年を祝うために日本酒がお供えされ、日本酒が飲まれていた。
今でも新年には日本酒が飲まれており、初詣で御神酒(おみき)として日本酒をいただくこともある。

そんな古くからの風習を何の疑いもなく続けて来ていたが、
俺がアルコール依存症と診断されてからの我が家の正月には、酒が無い。
最初の年こそ、不思議な感じで手持無沙汰になっていたが、
現在はそれが当たり前となっている。
妻も、「酒の支度が無いと楽ね」とか、「テーブルの上がスッキリして良いね」とか言っている。
まあ、近年は正月の来客に対して、酒をふるまわなくなってきているが、
朝から食卓に徳利とお猪口が無いことに寂しさを覚えていた。

「新年から酒をやめよう」と、大みそかまで浴びるほどの向きでいる人も多いだろう。
しかし、その目標を成し遂げることが出来た人はほとんどいないのが現実だ。
「明日からダイエット」と同じ理論だ(笑)
古くから酒文化のある風習を目の前にして、飲まずに我慢できるはずがないのである。

「正月から断酒!」と言っている人は、家にある酒類を全部捨てて今から準備してください。
決して備蓄酒の買出しなど行かないように。

つづく。


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冬至に柚子湯

先週の冬至(22日)には柚子湯に入った。
うちの柚の木は2本あるのだが、周りの杉の木が高くなってしまい、
手入れもせずほぼ野木となってしまった。
柚子は実るのだが、ピンポン玉くらいの大きさにしかならない。
なので、今年も北海道の親戚に送る分と一緒に農産物直売所で買ってきた。

柚子湯は温まってとても良いのだが、
以前のように体にエキスを塗りたくって風呂を出ることが出来ない。
なぜならば、ネコたちが柑橘系のにおいを嫌うからだ。
去年の話、風呂上がりに事務所で雑務をしていると、
いつものようにシロが股の間に抱かって来たのだが、
柑橘系のにおいに気づき、なんと俺の太ももにピッ!っと、
オシッコ掛けられてしまった(笑)
柑橘系のものって、ネコには中毒成分が入っていて有害なんだそう。
調べてみると、人間にとっては大丈夫な柚子ではあるが、
柑橘類の皮には「リモネン」という成分が含まれていて、
肉食動物である猫は、体内でリモネンを代謝するために必要な酵素を作り出せない。
猫が摂取すると中毒の原因となり最悪では死に至るため、
ネコに柚子を与えるのは絶対にダメ!

冬至を過ぎたということは、これからは日々陽が伸びる一方だ。
しかし、寒さが厳しくなるのはこれからが本番だ。
今これだけ寒いのに、もっと寒くなるのかよ~。。。

2週連続で先週末も日本海側は大荒れだった。
暴風雪で、屋外では一気に雪が降り積もり視界も悪く、数々の被害が出てしまった。
大雪のニュースを見て、新潟に住む息子にLINEで、
「雪だるまマークが斜めってるけどダイジョブ?」と聞いたら、
「暴風には慣れてるから気にならないよ」と帰って来た。
予報によると新潟市はみぞれから雨だったそう。

しかし、ライフラインと物流が止まってしまうのは、一大事である。
用心して買い溜めしたくても物が無くては買えない。
雨の場合は数日我慢すれば復旧するが、
雪の場合は、溶けた雪がアイスバーンになったり忘れたころに屋根が落ちたりして、
後々まで長引いてしまう。

うちの周りは、冷え込んでカラッカラに乾燥したいつも通りの週末だったが、
大雪の降った地方の方々は、ホワイトクリスマスどころの騒ぎではなかったろう。
これからも2次災害、3次災害が起こる可能性がまだまだ残っている。
お気をつけて。

つづく。


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焼酎ペット4L

妻のお供でドラッグストアに買い物に行った。
酒売り場にうず高く積まれている焼酎ペットボトルの山を見た。
年末年始の買い溜め用かな?
俺が買っていたころよりもチョイ高くなっているなと、
最近では値段のチェックをする余裕もある。

アル中の最終的に行き着く先は4Lペットだと思う。
買い置きができるし長持ちするなどの利点もあるが、
なんといっても安価であること。
アル中にはこれが重要になってくる。
アルコール依存症になると、とにかくアルコールが食事や飲料水替わりの流動食であり、
飴やチェーンスモーカーのタバコのように、身の周りに「酒」を置いておかないと安心できない。
「酔いたい」とか、「味を楽しむ」といった次元を超えてくるので、
とにかく安価で、濃度は身体の調子によって水で割って調節できる。
無くなったから買いに行くだけ、それの繰り返し。
家にないなら飲まないといった考えでは皆無である。
アルコール依存症末期症状で病院に担ぎ込まれた俺が言うのだから間違いない。

キッチン収納に、お値段高めのバーボンや日本酒を貯蔵して、
記念日や節目の時に「自分へのご褒美」と、ちびりちびり飲んでいたころもあったが、
それは単なる「酒好き」であって、まだアルコールに依存していない状態である。
「酒ならば何でも良い」になったら注意信号、
「飲んでも酔わなくなってきた」になったら危険信号、
「酒が無いと生きていけない」になったらもうアウトだ。

当時、俺が気づかなかったことは、4Lペットを買う時の他の客の目だ。
当時の俺は、店員に顔を覚えられるからと、毎回酒を買う店をローテーションしていたが、
他の客の目は気にしていなかった。
たしかに、取っ手を持ってアレだけをレジに出す姿を見れば、
「あ~あの人は・・・」って思われるよな。
ただ、最近は容易にネット購入ができてしまうので、
アル中への近道になっているのではないだろうか?

脳はアルコールに支配されているが、とにかくバレることだけが怖い。
1月の消費量を熟知し、財布の中身と相談して綿密に計算している。
人に隠れて酒を買い、消費したら空容器の捨て場所まで考えている。
しかし、必ずその計算が出来なくなってくる時期が来る。
部屋から出なくなり、容姿も臭いも、乱雑な部屋も気にしなくなる。
頭と身体が麻痺して、付いていけないのだ。
俺の経験上、入院までの2ヵ月間くらいがその状態だった。
底つきの状態でも、周りの人に発見されるまで本人はその生活を止めることが出来ない。
その発見が遅れてしまうこともあるので、やはり人との関係は断ってはいけない。


つづく。


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ホワイトクリスマス

この年末、日本海側では大雪の被害が大きくなっている。
ホワイトクリスマスなどと言って浮かれている場合ではないだろう。
仕事や学校にも支障が出ているだろうが、
まずは日々の生活が元通りにならなければならない。
一刻でも早くのライフラインと物流の復旧を願う。


昨日は午後からヒマになり、電動工具の修理とメンテをした。
メンテは普段通りの作業だが、壊れた電動工具の修理となると、
半分ダメもとと思ってやらないと破壊してしまった時のショックが大きい。
半日かけてじっくり作業したら、3台のうち2台が復活した。
もう買い替えかな?と思っていたものなので、なんか儲かったような気がした。

メンテと言えば、俺の愛車も古い車なので、定期的なメンテが必要だ。
俺の愛車とは35年の付き合いなので、メンテの方法は熟知しているつもりだ。
その愛車だが、まだ一度もスタッドレスタイヤを履いたことが無い。
てか、買ったことも無い。

大雪の時には、オールシーズンタイヤにチェーン装着が俺のやり方。
大雪と言っても30~40㎝くらいしか積もらないが、
その程度だから4駆にギアを入れてハブをLOCKし、前輪にチェーンを巻けば、
雪道ではスタッドレより強いと自負している。
スタッドレスタイヤだって、溝に雪が詰まれば滑る。
ただ、チェーンは雪が解けてくると、ガシャガシャ音がうるさいのが難点ではある。
うちの周りでは10年以上大雪が降っていないので、
いまのところチェーンは箱の中で眠ったままだ。
大雪になったら現場も動かないので、1日除雪作業になるから、
よほどのことがないと車は運転しないことのほうが多い。

もともとあまり雪の降らない土地なので、アイスバーンにだけは毎朝気を付けている。
10cmくらいの雪なら、オールシーズンと言えどもMADタイヤ、
タイヤのブロックも高いので、普通タイヤでも4駆に入れて優しい運転をすればOK!
・急加速、急ブレーキはしない。
・カーブに入る前に減速、
・カーブを曲がりながらブレーキを踏まない、
・カーブを曲がりながら急ハンドルを切らない、
・時間はかかるが、アイスバーンの山道は避けて平坦な回り道を走る。
・山道を走る場合には用心のため荷台にチェーンを積む。
くらいでほぼ事故は防げる。
まあ、いちばん大切なことは、
時間に余裕をもって家を出発するってことだけどね。


つづく。


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精神科病院で虐待

日本海側の暴風雪が続いている。
昨夜、息子が言うに、
「新潟に来て、今回が一番ヤバいかも?」と。
みなさんお気を付けください。


精神科病院で虐待行為の映像が放映された。
俺が入院していた精神病院にはそんなことは無かったが、
数々の病院でそんな暴力行為が頻繁に行われていると聞く。
コロナで陽性者が犯人扱いされていたころには、
患者が便器1つのタコ部屋に押し込まれ、監禁されたケースもあるのだとか。

これは、我が国の精神病院の在り方から元を正さねばならない。
ここからは過去のブログを引用する。
精神病院大国と呼ばれる日本、世界の病床のおよそ2割が我が国に集中している。
国連やWHOなどからは「深刻な人権侵害」と勧告を受けてきたにもかかわらず、
人生の大半を病院で過ごした人、入院治療の必要がなかった人が多く居る。

高度成長期、国は精神障害者の隔離収容政策を進めていた。
かつての日本では、精神障害者によって年1,000億円の生産を阻害されている、
精神障害者を「危険な存在」と見なす社会の風潮を作りあげた。
世間には、精神障害者に対する根強い差別偏見がある。
俺が入院していた病院も、近所からは「キチガイ病院」と呼ばれていた。

欧米諸国では人権尊重の観点から入院治療から在宅の地域医療へと切り替わってきたが、
日本では資金面での優遇措置が取られ、精神科病床数が大幅に増加した。

精神病院が「収容所」として利用される原因は、
医師や看護師数の基準を緩和、患者一人にかける手間を減らし、
病床数を増やすほど精神科病院が儲かるといったシステムと、
患者の家族が退院を容易に拒めることにある。
精神病院は、「もうかる商売」と化していったのだ。

入院治療がすでに必要ない状態なのに、
帰る所がないといった理由で長期入院を強いられている状態を「社会的入院」と言う。
長期入院者のなかには、「社会的入院」の人が相当多いと言われており、
そのために日本の精神科の平均在院日数は諸外国に比べて突出して長くなっている。

生活保護費のほぼ半分を占めている医療扶助、医療扶助は入院が多い。
その中でも精神科の入院が多い、しかも長期入院が多い。
どうして生活保護では精神障害による入院が多いのか?
入院がとても長い傾向にある精神科では、
入院患者だけが保護を受ける「世帯分離」がたいてい行われる。
その人は、家族から「厄介者」として見放される。
精神科特有の入院制度である「医療保護入院」
本人が入院に同意しない場合に、家族など1人の同意に加え、
同じく1人の精神保健指定医の診断があれば、強制入院させられる。
そんなケースを何度も見た。
そしてこれからそれを試みようとしている人も知っている。


つづく。


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JPCZ

今週は連日最低気温が-6℃∼-4℃と非常に寒い日が続いている。
昨日は雨が降ったので、既に道路はキラキラしている。
スリップ事故だけは避けたいところ。

昨夜はひとつ大きな失敗をした。
夕方事務所に帰所後、冷えた体を温めようと石油ストーブに加えエアコンも入れた。
事務処理を終了し、ネットニュースを見ながらマッタリしていたら、
「ごはんだよ」と妻からのTEL。
妻もパートから帰るのが18時半くらいなので、我が家の夕食は19時半がデフォだ。
料理は妻、片付けとゴミ出しは俺と決まっている。
事務所のシロと3匹の野良にも夕食を与え、電気を消して帰宅した。
いつものように、ストーブを消して電気を消して指差し確認よしっ!
今朝来てみたら、事務所の中が温かい。。。
やっちまったー、エアコンを切り忘れていた(恥)
まあ、シロは快適な夜を過ごせたわけだからOKとしよう。


恥ずかしながら今回の新潟の豪雪で「JPCZ」という言葉を初めて知った。
JPCZとは…
Japan sea=「日本海」
Polar air mass=「寒帯気団」
Convergence=「収束」
Zone=「帯」
の頭文字をとったもので、
冬型の気圧配置が強まると、シベリア大陸から冷たい風が日本海に流れ込む。
この冷たい風は、朝鮮半島北部に位置する長白山脈によって、いったん二分されるが、
その風下である日本海で再び合流し、収束帯が形成され、雪雲が発達しやすくなる。
この収束帯のことを「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」と言う。

近年、豪雨が続き急速に知名度を得た「線状降水帯」のように、
毎年のように大雪が続けば「JPCZ」も市民権を得る日が近いかもしれない。
「JPCZ」と聞いたら大雪に備えるようにとのことだ。

先週末から週明けにかけて新潟県を中心に記録的な大雪となったが、
今週末も冬型の気圧配置が強まり、今回の寒気よりさらに強い寒気が流れ込むらしい。
JPCZも発生するため、東北から北陸を中心に日本海側の山沿いだけでなく、
平地でも大雪に警戒が必要だそうだ。
危険な雪の降り方をするJPCZは、とどまると「ドカ雪」となる。
雲が次々と流れ込むため、東海など太平洋側でも大雪になることがあるそうだ。

先週末から週明けにかけて、車の立ち往生が発生したり、
北陸を中心に停電が発生したりするなど、被害もでている。
天気予報には注視が必要だ。

つづく。


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百貨店離れ、豪雪

今日は久しぶりの雨だ。

昨日、遅ればせながらお歳暮を買いに、百貨店(いわゆるデパート)に行った。
古くからある老舗的なデパートだが、年々客足が遠のいている。
賑わっているのは地下の食料品売り場だけで、1階から上は閑散としていた。

俺が子供のころは、
休日に家族揃ってデパートに連れて行ってもらったと話す友人が羨ましかった。
ウチは自営で年中無休のため、親とのお出かけは皆無だった。
たまに連れて行ってもらうことが決まると、姉も俺も前日からワクワクが止まらなかった。

誕生日プレゼントはおもちゃ売場で、お昼ご飯は最上階の食堂で、
食べ終わったら屋上の遊園地で遊ぶといった、かつての百貨店にあった風景は、
今は、車で行ける郊外のショッピングモールに舞台を変えているようだ。

今の百貨店というと、デパ地下もお高め、高級な紳士服、婦人服、贈答品、
そんな特別なキラキラした場所という認識で、
『日常と異なるものを購入する場所』というイメージから、なかなか足が向かない。
デパートには普段使いできるという親しみやすさが欠けている。
品揃え、親しみやすさが、ショッピングセンターやモールがその役割を担っているのでは?
まあ最近の俺は、スーパーやドラッグストアとコンビニくらいしか入店しないのだが。


東北北陸の豪雪のニュースを見て、夜に新潟に住む息子にLINEを入れた。
「雪 ダイジョブ?」
すると、窓から見る雪景色の写真を送って来て「こんな感じ」と。
雪国での冬も3年目ともなれば慣れたもので、あまり気にしていない様子。
こんな雪が降ったら、雪の降らない関東の人は大騒ぎだ。
それに交通機関が完全に麻痺して、一大事となる。
こちらでは積雪5cmでもテレビの中継が来る。
我が息子ながら、「たくましくなったな」と思ったが、
除雪が間に合わないほどの豪雪、行動には注意してもらいたい。

雪で立ち往生しているというニュースを見て毎回思うのが、自動車の完全EV化。
猛スピードで降り積もる雪と、日照時間ゼロの中での立ち往生では凍死しかねない。
完全EV化なんて無理なはなしだ。
立ち往生している中にEV車がいないことを願う。
家の中に居ても電気が止まる場合もある。
停電が長続きすれば、いくらソーラーパネルを屋根の乗せている家も、備蓄した電気が底を付く。
そんな時のために石油ストーブだよね。
オール電化で化石燃料は悪者になっているが、
非常時のことも考えなければならない。

つづく。


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