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専門医の診断が必要

アルコール依存症豆知識 ↓

アルコール依存症とは、
長期間にわたってアルコールを大量に摂取し続けることによって、
アルコールを摂取しないといられなくなる状態に陥る病気である。

病院に行かずに、「オレはアルコール依存症だ」という人が居るが、
医療機関で、医師よりアルコール依存症と診断されなければ、
それは単に、アルコールに依存している人、もしくは吞兵衛である。

アルコール依存症の診断には、専門医による診断が必要である。
WHO(世界保健機関)では、次のような診断基準を定めている。
過去1年間に次の項目中、3項目以上に当てはまる場合にアルコール依存症と診断される。

・お酒を飲めない状況でも強い飲酒欲求を感じたことがある。
・自分の意思に反して、お酒を飲み始め、予定より長い時間飲み続けたことがある。
・お酒の飲む量を減らしたり、やめたりするとき、手が震える、汗をかく、眠れない、
 不安になるなどの症状がでたことがある。
・飲酒を続けることで、お酒に強くなった、あるいは、高揚感を得るのに必要なお酒の量が増えた。
・飲酒のために仕事、付き合い、趣味、スポーツなどの大切なことをあきらめたり、
 大幅に減らしたりした。
・お酒の飲みすぎによる身体や心の病気がありながら、
 それがお酒の飲みすぎのせいだと知りながら、それでもお酒を飲み続けた。
・アルコール依存症は、日頃の飲酒量や飲酒にまつわる行動など、

さまざまな要因を総合的に判断したうえで診断が下される。
一般的な病気のように、血液検査や画像検査など客観的な情報から診断が下されるわけではないため、
受診には普段の状況をよく知る家族などの協力が不可欠だ。
また、アルコール依存症は大量のアルコール摂取による肝臓や脳への障害、
栄養失調などさまざまなトラブルを抱えやすい。
必要に応じて肝臓の機能をチェックするための血液検査、
脳の状態を調べるCTやMRIなどの画像検査が行われることもある。
恐怖心やプライドが邪魔をするだろうが、
不安に思ったら勇気を出して精神病院の専門科に行ってみることをお勧めする。

アルコール依存症は精神・行動障害のひとつとされ、
WHO(世界保健機関)により診断基準が定められている。
なお、アメリカ精神医学会により、
「アルコール依存症」から「アルコール使用障害」と病名の改訂が行われた。

飲酒の欲求を抑えることが困難な強迫的飲酒欲求
飲酒量や飲酒行動をコントロールできないコントロール障害
飲酒量を減らす、または断酒によりイライラや発汗・震え・幻覚などの症状が現れる離脱症状
アルコールに対し耐性がつき、酔うことができず飲酒の量が増える耐性
飲酒以外の興味が失われ、アルコールのみに依存する飲酒中心の生活
飲酒により肝機能障害や、うつ症状などを生じても断酒ができない
上記の診断基準が定められていたが、
2022年より「コントロール障害」「飲酒中心の生活」「生理学的特性(離脱症状・耐性)」のうち、
2つが当てはまればアルコール使用障害と診断されるようになった。


つづく。


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冠婚葬祭の在り方

昨日、知人と葬儀の参列についての話題となった。
その人の義父の兄の奥さんが亡くなられたそうだ。
本人は分家の嫁という立場で、お中元とお歳暮を送る程度の付き合いでしかなく、
一家総出で参列するのもどうか?といった内容だった。

結婚式とは違い、招待状が届くわけではないし、
付き合いの密度にもよるから、葬儀の場合はケースバイケースで難しい。
自分の親兄弟姉妹ならば、家族での出席は当然ではあるが、
叔父叔母などの親戚の場合は、通夜や葬儀に参列しても、
通夜振舞いから先は、相手方に負担をかけさせてしまうということもあり、
それほど親密な関係ではないのであれば、
通夜や葬儀の参列から先は、一家を代表して1人だろうとは一般的な意見。

俺自身に当てはめてみると、義父さんも義母さんもご健在であるのならば、
義父母さんにあとのことは任せて、通夜までの列席だと思う。
義父さんからしてみれば、いわゆる「義理とメンツ」なのだろう。

ただコロナ禍による家族葬の場合だと、参列者の顔ぶれも変わってくるからまた複雑だ。
今回のお嫁さんのケースだと、
日ごろからの付き合いも無く、周りは知らない人ばかりだから、
同席しても居場所がないだろう。
「ワタシはダレ?なんでワタシここにいるの?」って。

過去に逆の立場だった時に来てもらっていたとか、
自分の結婚式に来てもらっていたとか、
故人にいろいろと世話になったとか、
あと、その土地の慣習、本家分家の関係などの様々な兼ね合いと、
仏事の場合は、亡くなられた方への思い入れもあるので、
正解が1つでは無いと思う。
結局、後々のことを考えると、
「参列しておいたほうが無難だよ」という結論になってしまう。

うちの場合だと、そこに商売が絡むので、なおさら難しくなってくる。
会社の名前で俺が、俺の名前で妻がという形で、2人で参列する場合もある。
それに、若いころから親父の代役で葬儀に参列することも多いので、
亡くなられた方の顔も名前も知らないこともある。
「親父の同級生の親ってダレ?」みたいな。
多くは親父の葬儀の時の芳名禄を見て、
来てもらっていた人が亡くなられた時は行くといった、Give&Takeな感じだ。

しかしコロナで情勢は一変し、これからは冠婚葬祭の在り方自体が変化していくと思う。
それにどこかで区切りをつけて行かないと、日本中が親戚知人になっちゃうよ(笑)


つづく。


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防火パトロール


昨日は日曜日、のんびりしていたら、
駐車場にノラ3匹が集まっているのが見えた。
お昼に近かったでゴハンが欲しいのかな?と思い、近づいていくと、
3匹の中心には野鳥の死骸が・・・
と言うか、狩りでGETして捕食している最中だった。
とても生々しかった。
勘弁してよ~、

去年産まれた1歳さくらネコのクロが捕ってきたようで、
他の2匹はクロの食事の様子を遠巻きに見ていた。
トカゲやネズミは以前にも食べているところを見たことがあるが、
野鳥を捕まえられるなんて、野生の俊敏さが無ければできない芸当だ。

去年の今ごろ、クロは兄弟のサバをトンビに連れ去られている。
こんどはクロが鳥に仕返しをしているように見えた。
しかし、残骸を片付けるのは俺だ。
もうちょっと人に見えないところで食べてくれないかな。


一気に寒くなって来た。
雲が早く流れ、時折北からの突風も吹いている。
灯油高で我慢していた事務所のストーブにも、ついに火を入れた。
このところ全国的に人家火災が多くなっている。
ファンヒーター、石油ストーブのほかにも、
空気が乾燥しているので、ちょっとした漏電でも火が付く。
にわかキャンプの残火処理にも注意が必要だね。

昨夜も、消防団による防火パトロールが回っていた。
俺は6年前まで消防団員だった。
この時期は毎週、消防車に乗って防火パトロールに回っていたな。
現在には無いが、20年くらい前の防火パトロールと言えば、
パトロール終了後に、巡回メンバーで21時くらいから消防団詰所で酒盛りだった。
「無償で2時間巡回しているんだから、2~3杯飲んでも良いよな」って感じ。
当然2~3杯では止まることはなく、日付が変わるころに帰宅していたものだ。
あの頃はその行為に対して、何の疑問も抵抗も感じていなかった。
今そんなことをしていたら大問題だ。
現在の団員には飲酒の習慣はなく、直行直帰が原則だ。

そんな感じで、人が集えば必ずと言って良いほど「酒」が付いて来た。
昔ながらのアル中は、こんなことの積み重ねで仕上がっていたが、
昨今のアル中は精神的に病み、独り飲みが止まらなくなり、
アルコール依存症を発症するといった傾向にある。

アルコール依存症を、1つの病気と括るのには無理があると思う。
だから回復の仕方も、昔ながらの「我慢の断酒」では解決しないケースも多い。

つづく。


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東京一極集中を是正?

木曜日の早朝、ふたご座流星群を見た。
真上には北斗七星が見えた。
5分ほどで3つ南西の空に流れるのを確認できた。
ラオウステージが終わるときのようだった(20年前の話わかるかな?)
もう少し見ていたかったが、寒さで指先と耳が痛くなってきたので終了。
ホントは前夜の22時ごろが見ごろだったので、
その時に見ようと「時間になったら起こして」と妻にお願いしてあったのだが、
睡魔には勝てずに夢の中だった(笑)
妻は寒空の中、ふたご座流星群を堪能したそうだ。
「あっという間に流れちゃうから願い事できなかった」と言っていた。
良い時間帯には1時間あたり40個から45個が流れていたと言う。
寝転がって空全体を見るのが良いとされていたが、
「そんなことしてたら凍えて凍死しちゃうよ」と思った。

コロナも東京では年末3万人/日になるとか。
去年までは、数字に踊らされて大騒ぎしていたが今年の場合はなんか違う。
特に厳しい規制も無いし、ワクチン打ってもマスクをしても感染する。
無症状の人も大勢いるはずだから、もう防ぎようがない。
それに自粛ばかりでは食っていけない。
コロナ自体も感染力は強くなったが重症化率は下がっている。
俺の周りではインフルと同じような扱いになりつつある。

政府は、地域活性化の新たな5カ年計画「デジタル田園都市国家構想総合戦略」案を公表。
2023~27年度の5年間に実施する施策と数値目標を明記。
東京圏の転入超過を27年度に解消し、一極集中を是正するとした。

何度目だよ! 数値目標は単に目標であって現実味は無い。
コロナ禍で一般的になったリモートワークの広がりから、
二拠点居住や地方移住も選択肢となりつつあるが、
痴呆で暮らすには、自家用車が必須アイテムとなる。
便利な生活に慣れた人たちが、僻地に移住するのは難しい。
「都会の雑踏から逃れて自然の中で暮らしたい」とは、絵に描いた餅。
旅行やキャンプ、ドライブで田舎に訪れるのは楽しいだろうが、
1年365日、そこで暮らせと言われれば、NO!だろう。
「スローライフを楽しみたい」と平屋を新築する人たちもいるが、
そこはウイークエンドハウスで、住所は都市部にある。
転入してくるのは、工業団地に勤める外国の人だ。
その外国の人たちも円安で母国への仕送りが減り、転出し始めている。

とにかく田舎には職がない、学校が無い、店が無い。
そこで生まれ育った若者も、高校卒業、就職、結婚を機に都市部に転居している。
人口も減少していく中で一極集中を是正なんて無理がある。
人口が増加傾向にあったバブル期でさえ、この計画は失敗しているのだから、
少子高齢化が激しく進む現在に、偉い人たちが何回会議を開いても無駄だと思う。


つづく。


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昨夜も家族会

昨夜もまた、妻は家族会の例会だった。
例会が終わり帰宅しても何も言わないし、俺も何も聞かない。
断酒会は彼女の「趣味」だと放置している。

以前から書いているように、俺は断酒会からある程度の距離を置いている。
なぜならば、肝硬変の悪化と肝細胞癌の再発転移を防ぐため一生断酒が確定している。
再飲酒をすれば、死期を早めることを痛いほど知らされている。
それに断酒は当然のこと、その先のステップを大切にしているからだ。

一方の妻はと言えば、酒害者本人の俺が欠席にもかかわらず、
断酒会の例会、家族会の例会はもとより、
断酒会の年間行事、セミナーや講演会に足しげく通っている。
妻の場合は、完全に自分のために通っているとしか思えない。

家族もアルコール依存症を理解し断酒の勉強をするのが、回復への道のりではあると思うが、
妻は俺への干渉はしないが、飲んでいた過去への批判や攻撃はする。
過去の悔しさ、惨めさ、恨みが解消できず、嫌悪感・拒否感を抱いている。
飲酒当時の家族の苦難への償いを限りなく求め、
俺を窮地に追い込もうとしているように見える。
過去の酒害による家庭の不幸にとらわれて、前向きな生き方をしない。
このため、自己憐憫と被害者意識から脱却できてないのだと思う。

飲んでいた過去への批判や攻撃、そしてひたすら反省を促す。
飲酒に振り回された生活の苦しみを忘れることは難しいが過去を変えることはできない。
しかし、酒害者も過去を反省し償おうと前を向いて進もうと努力しても良いのではないのか?

被害者意識と自己憐憫は家族自身の変化と成長を妨げる自己中心の産物だと思う。
過去にとらわれて現在と未来を不幸にしたくない。
肝臓がんが発症した時点で、俺の人生のカウントダウンは加速度を増しているのだから。

(雑談)↓
厚生労働省は、コロナワクチン無料を期限を延長し、
23年4月以降も無料接種を当面継続するようだ。

副反応に対する恐れなどもあってオミクロン株対応ワクチンの接種率は約25%と低迷している。
ワクチン接種を有料化すれば、その費用は約1万円、
今度は経済的な理由から「ワクチンを打たない」という選択をする人が急増することは間違いない。
薬害の可能性すらあるのに、それについてはひた隠しだ。

有料化すれば「ワクチン洗脳」も解けるのでは?
ワクチンの接種は任意と言って逃げ道を作っているが、
「無料だからワクチンはとにかく打て!」
「ポイントあげるからマイナカードもとにかく作れ!」
その後どうなるか、そのビジョンが見えないからみんな洗脳されないでいるのだ。


つづく。


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ホームシック

東京に居る知り合いの娘さんがホームシックのようだ。
コロナ禍によるリモートワークの影響もあるだろうが、
「東京での生活に疲れた」と言っているそう。

俺たちの業界にはリモートワークは無いが、
リモートワークが徐々に解除されていることを受け、
中には「自宅での仕事に戻りたい!」という気持ちが強すぎて、
ホームシックになってしまう人もいるのだとか。
そんな人たち向けのサウンドサンプリングシステムという商品があるそうだ。
サウンドは実に様々で、車の通過音はもちろん、
ゴミ収集車の音や近所の犬・ネコの鳴き声も含まれているそう。
テレワークが必要な状況はもうちょっと続きそうだが、
こんな商品もあるんだね。

俺も若いころ、都心に3年間だけだが通っていたことがある。
便利ではあったが、なんか毎日背伸びをしているような気がして、
気を使って行動を他人に合わせるのがめんどくさかったのを覚えている。
朝のラッシュは今よりも厳しく、
電車内では足が宙に浮くほどのおしくらまんじゅう状態だった。
道も今より渋滞していたよな。

うちの子たちは三者三様で、
長女は、他人に興味がなくマイペース、
会社保有のアパートからの通勤時間は5分で、
空いた時間は自室内で自分の趣味に没頭している。

次女は、他人の流れに乗っていきたい波乗りタイプ、
彼女は流行には敏感で、どうしても欲しいものがあれば徹夜並びも苦にしない。
都心の会社に就職し、やさしい彼氏と同棲中だ。

長男は先天性田舎人で、進学の時も都内の私立よりも、
学びたい分野があるということもあり、地方の国公立を選んだ。
お財布にやさしいから親としても有難い。
雪国の冬、息子もやっと慣れて来たようだ。
最初のころは、「太陽が無い・・・」とボヤいていたが、
3年目の今では、当たり前になっているようだ。
ただ、今年からは移動手段をチャリからカブに変えたので、
雪道には気を付けてもらいたいところ。事故だけは起こしてもらいたくない。
毎年正月に帰省してくると「こっちは空気が乾いてる」と言う。
「コロナで学校にいけない」という理由だけで高校の時と同じ運動部に入ったのだが、
運動部の部活をしいると、気温や湿度には敏感なようだ。

つづく。


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年間死亡者数110万人

週末帰省を終え、日曜の午後に娘をアパートまで送っていく途中に激しい渋滞にハマった。
「この混みかたは火災か事故だな」
徐々に進んでいくと、路上にPCの赤色灯が見えた。
2tトラックと乗用車3台の計4台が絡む玉突き事故だった。
最後尾が荷物満載のトラックで、
最前列は初心者マークの古い型のプリウス。
お父さんの車だな。
挟まれた軽乗用は前後ろからサンドイッチで、
運転席は無事だったが前後のガラスは割れ、車長が短くなっていた。
大ケガをしていなければ良いのだが。
ドラレコ装着が珍しくない昨今、
4台も絡んでいれば、少なくとも1台はドラレコを装着しているだろうから、
事故の解決にはさほど時間がかからないだろう。

我が国の年間死亡者数は110万人以上といわれ、例年12~1月に患者数が最も多くなる。
団塊の世代が70代後半となる。
人口分布から言っても、これからも年間死亡者数は増え続けるだろう。

今週に入って、大御所芸能人の死去のニュースが多い。
中でも声優の水木さんの髄膜播種(はしゅ)の記事は、他人言ではないと思った。
俺の肝細胞癌も、再発転移が懸念される。
肝臓内での再発は早期発見ならば、切ったり炙ったりできることは確認しているが、
いちばん恐れているのが転移だ。
肺に転移が見つかると、脳転移、リンパ節転移などの恐れがあるという。
食事や睡眠、運動などの健康管理は気を付けている。
中でも断酒は必須項目だ。

年間110万人以上というのだから単純計算3000人/日
毎日どこかで誰かがが亡くなっている、

俺は、死を覚悟する病気にかかっているということを知っているのだから、
健康体の人よりも、死への恐怖心も薄いのかもしれない。
「遅いか早いかだ」、そう思えば自分を慰めることもできる。

今更ではあるが、
アルコール依存症患者の死亡率は高く、平均寿命は50~55歳(一般人は85歳)
内臓を壊す人も多いが、自傷行為に及ぶ人も少なくない。
自己破壊衝動が強く、慢性自殺者とも言われ
治療を行わないと慢性疾患で予後不良の死に致る恐ろしい病気だ。
生きたくても生きられない人もいる。
誰にでもいろんな困難は無数にある。
どんなに辛いことがあっても、死に急ぐことだけはしないで欲しい。


つづく。



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人間関係リセット症候群

先週末は長女が週末帰省していた。
土曜日の午前中、4回目のワクチン接種直後に、
「おとーちゃん、駅まで迎えに来れる?」と電話があった。
ちょうど昼休みだったので駅まで車を走らせた。
俺「おかえり、熱は出てないか?」
娘「うん、だいじょぶ」
結局24時間以内の発熱は無かった。
娘は、モデルナ→モデルナ→モデルナ→ファイザー
3回目までは頭痛と発熱で次ぎの日に欠勤したほどだったが、今回は何ともなかった。
娘の身体にはモデルナワクチンが合わなかったようだ。

熱も上がらず大丈夫そうだったので、日曜日には一緒にスタッドレスタイヤ交換をした。
ついでに妻の車のタイヤも取り換えておいた。
作業終了と同時に妻がやって来て、
妻「断酒会の忘年会に行ってくるから~」
俺「役員さんは大変だね、いってらっしゃ~い♪」
妻が出発後、
娘「おとーちゃんは行かなくていいの?」 
俺「うん、断酒会はおかーちゃんの趣味だから(笑)」
娘「そうだね(笑)」


「人間関係リセット症候群」というワードが共感を集めているらしい。
「人間関係リセット症候群」とは、人によって厳密な意味は異なるものの、
これまで築いてきた人間関係を衝動に駆られて断ち切ってしまうことなのだとか。

まあこれは今に始まったことではないので「症候群」と位置付けるかは疑問だが、
生きていく上では、ある程度のリセットは必要だと思う。
今までも、「自分にとってプラスだな」と思った人とは今でも付き合っているし、
「この人とは合わないな」と思った人とは距離を置いて、
その人を嫌いにならないように努めて来た。

俺の中での人間関係リセットと言えば、酒絡まりの付き合いだ。
はっきりとアルコール依存症とは言っていないが、断酒は公言している。
よって、当然飲み仲間はゼロとなった。
そのほかにも、不必要な酒宴には出席しなくなった。
どうしても出席しなければならない酒宴では、
無理やりウーロン茶かノンアルビールを流し込んでいる。
交通法規の強化や若者の酒離れ、コロナ禍も手伝って、そのへんは上手くいっている。

5年前からお世話になっている断酒会も、最初は週2~3回だったが、
現在は、リセットとまでは行かないが、年に数回しか出席していない。
ただこれは衝動的ではなく、数年かけて考えた結果なのである。

つづく。


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断酒会忘年会不参加

先週の日曜日、妻は断酒会の忘年会に出席した。
妻「おとーちゃんも行く?」
俺「行かない、雑談とビンゴだけでしょ?」
俺「行事消化なんだから、役員さんが行けばいいんだよ」
妻「プイッ!」

妻は断酒会家族会の役員さんである。
数年前、妻が役員を引き受けるとき、
「出役回数が増えるよ」、
「後任を見つけてから受けないと辞められないよ」と言ったが、
役職経験の少ない妻は、俺の話に聞く耳を持たなかった。
俺は若い時に簡単に役職を受け、何度もその苦労しているので、
簡単に役を引き受けることは無い。
しかし妻は、酒害者本人の俺よりも断酒会活動に熱心だ。
というか、なぜか断酒会が大好きだ。
彼女の断酒会に対する行動力には頭が下がる。

その忘年会も、同窓会 or 敬老会状態なのが現状である。
参加者のほとんどが大ベテランさんの面々で、最近の例会では見たことが無い人も多い。
忘年会上では、その中を役付きの若い衆が忙しく走り回っている。
俺も入会したての2年間は参加していたが、
「もう義理は果たした」と、それ以降の参加は無い。

例会の場で悩みや体験談を話し、自分以外の出席者の話を聞くことや、
セミナーや講演会に出向き勉強をするのは回復に向けて意味があることだと思うが、
忘年会や新年会、その他各種の年間行事は、単なる親睦と安否確認に過ぎない。

「例会に行っていれば飲酒欲求も抑えられる」とか、
「例会が開かれている19~21時は飲みたくなる時間帯だから出席する」とか、
他の人の発言を聞いて、「みんなも頑張っているんだ」と勇気づけられる。
発言をすることで、過去の自分を悔い改めることが出来る。
そういう人こそ例会に参加すべきであり、
そんな人たちの集まる例会場は出席者も多く、比較的に年齢層も低い。
一方、単に例会出席が習慣化し、病気とは関係ない話が多い例会場は、
出席者も少ないし、年齢層の高いベテランさんが多い。

アルコール依存症者数は減らないのに、自助グループの会員数は減少の一途だ。
「若者の酒離れ」も進んでいるが、それだけが問題ではない。
「断酒に卒業無し」というが、断酒会には卒業があっても良いと思う。
若しくは会を年齢別にしても良いのではないか?
現にネット上では、年齢の近い人同士がアルコール依存症について深く語り合っている。

断酒会自体、会員の約3分の2が60歳以上である。
古き良き慣習は一度リセットして、
本来果たすべき「自助と共助」を追求していくべきだと思う。

つづく。


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発言1000回突破

このブログを始めてもうすぐ丸3年、
気づけば記事の数が1000回を超えました。
毎度お付き合いいただきありがとうございます。

おかげさまで、訪問、閲覧して頂いた皆様の人数が44万人、
てことは、単純計算一つの記事に対して440名の方々に、
このブログを見て頂いたという計算になる。
酒に悩み酒に苦しんでいる人のお役に立当てればと始めたブログだが、
多少なりとも参考にして頂けているだろうか?
本やHPに書いてある教科書通りのはなし以外にも、
一般論ではない当事者である俺の率直な意見、
裏ではどう思っているかを赤裸々に書いているつもりなので、
たまに屈折した発言や爆弾発言もあるが、
個人的な意見としてその辺はご了承いただきたい。

1度休んでしまうとサボり癖が付いて自然消滅してしまうので、
1年365回、毎日欠かさずA4用紙1枚分を書くようにしている。
断酒と同じで「継続は力なり」と、自分に言い聞かせている。
酒を飲まなくなったおかげで、自由時間が増えたからブログを書き続けられる。
人生の中で、飲酒していた時間を酒以外の作業に充てると、
飲酒以外に時間を有意義に過ごそうと思えば、「時間が無いから」と諦めていたことも、
時間的にも気持ち的にも余裕ができて、何事にもチャレンジしたくなる。

ただ、過去の酒を飲んでいた時間のことを全否定するべきではないと思う。
楽しかった思い出、円滑な人間関係の構築など、例を挙げればきりがないが、
酒があったからこそ経験できたこと、学んだこともたくさんある。
飲み方と量に問題があったから、アルコール依存症という病気になってしまっただけで、
それさえ守っていたならば、今でも俺は酒を飲み続けていたことだろう。
酒が悪いわけではない、酒に逃げ、酒に溺れた俺に問題があったのだ。

アルコール依存症になってしまった今、
精神的にも身体的にも、酒が及ぼす害について勉強することによって、
飲酒欲求が起きないようにブレーキをかけている。
「酒は毒」、「酒は悪」と思わなければ、これから先断酒継続することができないから、
自分に暗示をかけている状態だ。

一生断酒を誓ったからには、今後酒に手を出すことは無いと思うが、
もしまた飲みたい衝動に駆られるようなことがあったなら、
その時の心の動きも、事細かにこのブログに書くようにする。
ヤバいときの言動や思考を文字に残すことによって、
それを見て冷静に反省することが、
今後起きるかもしれない飲酒欲求に対する抑止力になるような気がする


日記と覚書きメインのブログですが、少しでも参考にしていただければ幸いです。
これから先も毎日書き続けようと思いますので、宜しかったらまたお立ち寄りください。


つづく。


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