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ホームシック、鬱

現場作業は昨日で納めて、今日は大掃除と正月の準備だ。
と言っても、簡単な掃除は毎日してるし、今年は車もワックスがかかっているので、
あまり慌てないで済みそうだ。

去年は現場の都合で31日まで、そして1月2日から仕事だった。
30日にケガをして発熱し、31日にPCR検査、元旦に陰性の結果が出た。
これも巡り合わせだ、仕方がない。

正月はどこにも出かける予定がないし、子供たちも帰って来ていて、
家の中は昼夜逆転だろうから、元旦以外は事務所待機だと思う。
先ほど新潟に居る息子からLINEが入り、今日鈍行で帰ってくるそうだ。
長女はすでに帰って来ている。31日は出勤なので、行ったり来たりだ。
次女は「正月に帰るかも?」と言っていたが、彼氏と一緒にコミケだろうから不明。


知合いの娘さんがホームシックと鬱で、相当悩んでいるようだ。
東京に残るか、地元に戻るか、まさに人生の分かれ道だろう。
東京でうまくやれるかどうかは、人によって違うので一概には言えないが、
これは本人以外にはわからないことだ。

東京での仕事は楽しく、地元では得られない良い刺激があるだろうし、
とにかく便利だからね。
「親を頼らないで生きていかなきゃ」という危機感とプレッシャーも大きいのだろう。
地元から遠く離れて、なんとなく寂しさや安心できる場所がなかったり、
最悪な状態になったときに助けてもらえないという不安もあるのだろう。
ただ、ここで地元に戻ってしまうと、上京した意味も必要も最初から無く、
過去の頑張りも職歴も能力も「総て水の泡」になってしまうかもしれない。
それに、地元に戻ったら戻ったでヒトの目もあるだろう。

病院に行った方が良いか?と聞かれたので、
「精神科やクリニックに行って、専門医の診断を仰ぐのは良いと思いますよ」と答えた。
精神科って、俺の入院していた病院のように「キチガイ病院」とレッテルを張られていては、
なかなか足が向きづらいかもしれないが、勇気をもって病院の門を叩くことを勧めた。
俺の場合、精神病院の入院が無かったら、今ごろ生きているかどうかもわからなかった。

相談された側も、素人では自分の主観が入ってしまいがちだし、
素人がアドバイスをしても、それが正解かどうかわからない。
俺の経験上、鬱ってそんなにすぐには完治しないから、
焦らずゆっくりと構えるべきだと思う。
やはり苦しい時に、気持ちを緩和する処方薬は必要だし、
通院することで引きこもりにならずに済む。
ただ、その処方薬もケガを治す薬と違って、
治癒させるものではなく症状を緩和させるものなのであり、
処方薬依存にも注意が必要だとも言った。
鬱と付き合える様になった人は、東京に居ても地元に居ても必ず強くなれるはず。

亡くなった俺の義妹は、東京に出て来て統合失調症を発症した。
俺はは地元に帰って来て、鬱からアルコール依存症を発症した。

ケースバイケース、答えはひとつではないと言った。


つづく。


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