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冠婚葬祭の在り方

昨日、知人と葬儀の参列についての話題となった。
その人の義父の兄の奥さんが亡くなられたそうだ。
本人は分家の嫁という立場で、お中元とお歳暮を送る程度の付き合いでしかなく、
一家総出で参列するのもどうか?といった内容だった。

結婚式とは違い、招待状が届くわけではないし、
付き合いの密度にもよるから、葬儀の場合はケースバイケースで難しい。
自分の親兄弟姉妹ならば、家族での出席は当然ではあるが、
叔父叔母などの親戚の場合は、通夜や葬儀に参列しても、
通夜振舞いから先は、相手方に負担をかけさせてしまうということもあり、
それほど親密な関係ではないのであれば、
通夜や葬儀の参列から先は、一家を代表して1人だろうとは一般的な意見。

俺自身に当てはめてみると、義父さんも義母さんもご健在であるのならば、
義父母さんにあとのことは任せて、通夜までの列席だと思う。
義父さんからしてみれば、いわゆる「義理とメンツ」なのだろう。

ただコロナ禍による家族葬の場合だと、参列者の顔ぶれも変わってくるからまた複雑だ。
今回のお嫁さんのケースだと、
日ごろからの付き合いも無く、周りは知らない人ばかりだから、
同席しても居場所がないだろう。
「ワタシはダレ?なんでワタシここにいるの?」って。

過去に逆の立場だった時に来てもらっていたとか、
自分の結婚式に来てもらっていたとか、
故人にいろいろと世話になったとか、
あと、その土地の慣習、本家分家の関係などの様々な兼ね合いと、
仏事の場合は、亡くなられた方への思い入れもあるので、
正解が1つでは無いと思う。
結局、後々のことを考えると、
「参列しておいたほうが無難だよ」という結論になってしまう。

うちの場合だと、そこに商売が絡むので、なおさら難しくなってくる。
会社の名前で俺が、俺の名前で妻がという形で、2人で参列する場合もある。
それに、若いころから親父の代役で葬儀に参列することも多いので、
亡くなられた方の顔も名前も知らないこともある。
「親父の同級生の親ってダレ?」みたいな。
多くは親父の葬儀の時の芳名禄を見て、
来てもらっていた人が亡くなられた時は行くといった、Give&Takeな感じだ。

しかしコロナで情勢は一変し、これからは冠婚葬祭の在り方自体が変化していくと思う。
それにどこかで区切りをつけて行かないと、日本中が親戚知人になっちゃうよ(笑)


つづく。


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