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祭りの思い出

「週末の関東地方は、広く警報級の大雪の可能性あり」
山沿いを中心に大雪となるおそれがあり、平地でも積雪となる可能性がという予報。
今日から明日にかけて、大雪警報の可能性[中]だそうだ。
この警報級の可能性[中]というのは、[高]ほどの可能性は高くはないといった、
とても抽象的で絶対に断言しない日本らしいなものだ。
天気予報というより天気実況となっている昨今、
大雪になったら「高」に切り替えるだろう。

多雪地方の人たちがからしてみたら、
「そのくらいの雪で騒ぐな」と言われそうだが、
雪用の着衣や靴も持っていない、冬用タイヤも履かない人も居る。
そんな地域では、少しの降雪でもパニックとなってしまう。
ウチの地域では雪も降るし道路も凍結するので冬装備はしているが、
年に一度か二度、雪の降らない年もあるので慣れていない。
降雪時よりも翌朝のスリップ事故が多い。

とはいえ週末なので現場の雪養生は欠かせない。
それに、明日は近くの神社の祭典となっている。
今年神社の役員をしている俺は、朝8時から神社に詰めなければならない。
雪の降る中での出役は勘弁してもらいたいところ。

神社の役員は高齢者ばかり、50代は下っ端なので駐車場係だ。
このお祭りには消防団員のころから祭典警備をしていたので、
大人になってからは「客」の立場でお祭りを見たことが無い。
小学生のころはお年玉で頂いた千円札1枚を握りしめて、
出店の焼きそばとアメリカンドッグを買うのが楽しみだった。

そのお祭で姉が、ヒヨコではなくアヒルを5百円で買ってきてしまい、
家中大騒ぎとなったことがある。
結局そのアヒルは犬用のケージで数年間俺が飼うこととなった。
アヒルのエサは犬といっしょのドッグフード、みごとに大きいアヒルに育った。
犬はばあちゃんが散歩に、アヒルは俺が水浴びに連れて行くのが日課となった。
水浴びには、アヒルのほうが俺を先導して近くの川に行ってバシャバシャしていた。
アヒルを飼い始めてから3年ほどっ経った頃、
朝出勤前に朝食をあげて俺の人差し指を噛ませて挨拶をしたのが最後、
帰宅したころにはアヒルは息を引き取っていた。
心無い人が棒アイスを与えてしまい、その棒ごとのみ込んでしまい、
のどに詰まってしまったのが死因だ。
翌朝、家の裏の畑の隅に土葬した。
寺の娘である妻がお墓の前でお経を唱えてくれた。


つづく。


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