コロナじゃなく風邪

昨日は5日こどもの日の振り替え休日だった。
お俺は仕事だったが、周りもあまり動いていないので電話も少なく開店休業状態だった。
Uターンラッシュで高速道路を側道から見るとガッチリ混みあっていた。
お泊りの帰省地や観光地は静かになりつつあるだろうが、
ウチの周辺は日帰り観光スポットが多いので、逆に込み合っていた。

連休で実家に帰省していた新社会人の長男も今の住処に昨日帰っていった。
ホントは5日の日曜日に帰るはずだったのだが、風邪をこじらせてしまい昨日となった。
4日に手伝ってもらった竹林伐採後から「調子が悪い、風邪かも？」と言っていた。
熱を測ると37.5度と微熱、一晩寝れば治るだろうと高をくくっていたのだが、
翌日には39.2度まで上がり、コロナやインフルまで心配した。
買い置きしてあった検査キットで調べてみるも陰性、風邪をこじらせただけのようだ。
そういえば俺も、喉（鼻と口の奥の方）が痛かったが熱は上がらなかった。
帰りは彼が都心まで乗り換えが無くても良いように、
家から少し離れているが、都心まで直通の電車の走る駅まで送った。
送る車中で「明日から仕事だけどダイジョウブ？」と聞いたら、
「熱が下がって体に力が入らなくて身体が宙に浮いているようだけど、
おばあちゃんに高いユンケル買ってもらったし、もう一晩寝れば大丈夫」と。
駅に着いて、「頑張り過ぎないように、あまり無理しないように」と送り出した。
息子も「うん、だいじょうぶ」と力の入っていない返事だったが笑顔だった。

彼の大学時代はコロナで学校にいけない分、陸上部で毎日走っていた。
社会人となって1ヵ月、現在はデスクワークばかりで全く走っていないのだそう。
覚えなければならない仕事もたくさんあるし、周りにも気を使うし、身体もなまっているし、
学生時代とは全く違う環境下で心身ともに疲れて風邪をこじられてしまったのだろう。
職場も楽しいと言っているので、身体が今の環境に慣れるまでの辛抱だ。

菓子製造の会社に勤める長女は、かき入れ時の連休中は忙しく働いて、
明日から遅めのゴールデンウィークを取って帰省してくるそうだ。
中高年だけの静かな我が家がまた賑やかになりそうだ


妻は断酒会家族会の役員会で朝から出かけた。
総会前の打合せと6月にある家族会主催の講演会の準備のためだそう。
断酒会では万年平会員を決めている俺は、「いってらっしゃい♪」と言うだけだった。
明日の夜も仕事が終わってから月に1度の家族会例会に行くそうだ。
なんでも、新しく酒害相談に来られた方がいらっしゃるそうで、
家族会例会にも初めて出席するらしく、現在の妻は相談を受ける立場なのだそう。
顔を忘れられない程度の出席率の俺とは格段の差だ。


つづく。



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