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発展途上の断酒道

オリオンビールがストロング系チューハイの生産を終了したんですね。
ビールより安く手に入るチューハイ、中でも売れ筋はストロング系。
アルコール依存症者増加原因の一端はストロング系にあると考えます。
極端な話、酒税の網をすり抜けてきたストロング系の販売及び購入は、
犯罪とさえ思ってしまいます。極端すぎるでしょうか?



(2019.11.23の日記より)

俺が、この日記を始めた根本的なことをまだ記していなかった。
それは「アルコール依存症であると認めない」と言う第一の否認から、
「酒さえ止められれば良い」と言う第二の否認からの脱却だ。
全てを受け入れ反省し、生活を見直し、信頼の回復に勤め、酒のない新たな人生を送るべく、
改めていろんな視点からアルコール依存症と言う病気について勉強しなおすために、
この形で始めた。
  
アルコール依存症は病気であるから本人の“意志”では治せない。とよく言われる。
だがそれを口にする人は、書籍や医師のカウンセリングからの文字や言葉の受け売りであって、
その人本人の言葉ではない。
俺は俺の意志で回復できる、「断酒根性論」を全否定はしていない。
幸い飲酒欲求も、何時ごろからなのかと忘れてしまうくらい“ゼロ”のままである。
もし万が一飲酒欲求が起きたとしても、気合でねじ伏せる自信がある。
一生断酒すると心に誓い公言している以上、それを曲げることはあり得ない。

俺は前にも述べた通り「白黒思考」の持ち主である。
白か黒、YESかNO、ONかOFF、答えは2つにひとつしかない。
飲むのならばとことん飲む、飲まないのであれば絶対に飲まない。
もし間違って飲んでしまったら、俺を殺してもらっても良い。
それくらいの覚悟で断酒に臨んでいる。
  
そう思えたら気持ちに余裕ができてきた。
この日記を書き始めたのもその気持ちの表れの一つだ。
最近、ネット上のブログや5ちゃんを読み漁っている。YouTubeも見ている。
同じ病気のメル友さんもいる。
断酒会の人のブログ、AAの人のブログ、どちらにも毒されていない人のブログ、
読んでいるといろんな考え方が見えてきてとても勉強になる。
  
気持ちに余裕ができてきたついでに、AAのミーティングにでも参加してみた
何せ俺は2年以上、断酒会しか知らないので最初のアウェー感は隠せなかった。
断酒会を選んだ理由の一つが、「家族も同行できるから」であったが、
AAのオープンミーティングも家族同伴OKなんだよね。
  
ブログを見るとAAは年齢層も低いし、組織からの無言の圧力も無いみたいだ。
しかしどうしても耐えられないのが、ニックネームへの羞恥心。
俺は「アルコール依存症の○○です!」と本名で名乗った。
だって「ななです♪」って、恥ずかしいじゃん。
  
断酒会命の妻には、AAにも行っていることをいつ頃切り出そうか思案中。
  
「俺の断酒道」は、まだまだ発展途上にある。
  

つづく。


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