オンライン慣れ

クロがまだ帰ってこない、これで丸3日だ。
外でサビ母さんがクロ呼んでいるが、まだクロの鳴き声は返ってこない。
俺も何度も近所を探し回ったが、何の痕跡もない。
何とか生きていてくれれば良いのだが。

今日は屋根の上の仕事、
熱中症には注意！

オンライン慣れの学生が増えているそうだ。
「同級生と会えなくて孤独を感じる」からの、
「授業に行くのが怖い」

コロナ禍では、人との接触が「不要不急」とされたことで、
自分にとって必要な人間関係は何かをチェックする「人間関係の棚卸し」が行われた。
人と直接会うには、それに見合った「価値」を求める傾向が強まり、
特にオンライン文化に慣れ親しんだ若者に顕著になった。
なんでも損得で物事を考え、
人間関係をコスパでみる傾向はコロナ収束後もすぐに戻ることはないだろう。

うちの子供たちも、生身の人間よりも2次元の世界が大好きで、
同じ趣味の顔も本名も知らない「ともだち」と仲良くやっている。
「その人と会ってみれば？」と俺が言うと、
「めんどくさいし、お金がかかるからイヤ」と言う。

対人恐怖や社交不安障害をもともと持っている人ならば、
人と会わない生活に慣れてしまい、急に外出先で対面すると強く症状が出て、
気にするなと言われても辛さは本人以外に理解されにくい。
そんな人は、勇気をもって病院やクリニックに行く必要があるだろう。

アルコール依存症についてはどうだろう。
自粛下におけるストレスに対処するための飲酒量が増加し、
その結果アルコールによる肝疾患やアルコール依存症による緊急入院が増えた。
自粛により飲酒量が増え、　飲み会に行けないストレスから、
知らず知らずのうちに暴飲に走る。
「今日はこれでやめよう」と思っていても、
飲んでしまったら、また飲みたくなって、コンビニにGO!
酔っ払ってる時は仕事に対する不安を忘れられる。
酔いがさめたら何も状況変わっていないのだが、飲んでるときだけ現実を忘れられる。
外食にも制限がかけられ、家飲みにも拍車がかかり、
オンオフのさかいがなくなっていく。
コロナはまだ収まってないから、コロナアル中は今後も増えていく可能性がある。

アルコールは、肝機能障害のほかに心のほうにも影響が出てくる。
うつ病を引き起こし、飲む量が増えて依存症になっていくといった逆のケースもある。
鬱　→　アルコール依存症　→　肝硬変　→　肝臓がん
これは、俺が歩んできた過去から現在の姿だ。

コロナ化はまだ続く、
予備軍だと思っている人は、俺みたいにならないでほしい。


つづく。



にほんブログ村



アルコール依存症ランキング