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マイナカードとインボイス

ウチは8月決算だ。
昨日は税理士さんが決算書の下書きを持って来所した。
決して良い決算結果ではなかったが、とりあえず今期も乗り越えることが出来そうだ。

そのとき、マイナカードとインボイス制度の話題になった。
政府が2024年秋にも原則廃止をめざす紙の保険証について、
岸田総理はマイナンバーカードを持たない人も保険診療が受けられるよう、
「資格証明書ではない制度を用意する」と言った。
そもそも任意であったところのものが「実質義務化」というのがおかしいのでは?
ここまで来ると何のためのマイナンバーカードなのか目的も疑問だし、
わざわざ新たにマイナカードを持っていない人向けの制度までやらなくても。
保険証が良い人は保険証持てば良いし、カードが良い人はカードにすれば良いんじゃないかと思う。

それに、コロナや物価高、ロシアの戦争などによって影を潜めて、
あまり騒がれていないインボイス制度。
2023年10月からスタートするが、
売手が買手に対して、正確な適用税率や消費税額などを伝えるというのが目的。
制度開始からインボイス発行事業者となるためには、3月31日までに登録申請が必要で、
あと半年を切っているにもかかわらず、理解率が低いというのは、
マイナンバーカードの普及同様、低空飛行でのスタートとなる可能性もある。

インボイス発行事業者になるかならないかは任意だ。
ただ、インボイス発行事業者であるか否かで、取引の線引きにされてしまうとかなりの痛手となる。
インボイスをきっかけに廃業・転職するという人も多く存在する。
小規模の飲食店や小規模スナック等も廃棄を検討している人が多いと聞く。
ウチの業界では、材料支給で工事のみ請け負うフリーの職人が廃業危機である。
ただでさえ人手不足なのに拍車がかかりそうで怖い。

末端の個人事業主は免税ありきの低い単価で仕事している。
今の消費税免税対象になり易い個人事業、零細企業などの取りこぼしをイ課税したいのが目的。
免税の個人事業主の生活を守るために課税分の値上げをしなくてはいけなくなるだろう。
そしてそれは多業種に言えるので、
結局世の中の消費者が負担することになり、国民に関係ない人はいない。
要するに値上げ→物価高物価高、免税事業者がずるいとかそういった問題ではない。

個人事業主には多くの年配の方がいることを考えればマイナカード同様、
インボイス制度を理解させるのは難しい。
インボイス制度で収入の少ない個人事業主を狙い撃ちして増税することに意味があるのか?
多くの個人事業主を廃業に追い込んでどうしたいのか?


*** チビ猫情報 ***
昨日は寒かった。
クロとチビは、おがくずの上で身を寄せ合いながら丸くなっていた。
まるで姉弟のようだった。


つづく。


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