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寝床が無い・・・

コミケ帰りのウチの次女に、「彼氏は?」と聞くと、
「実家に帰ったんじゃね?」だって。。。一緒に住んでいるのにね。
「明日はライブがあるから今日帰るね」だってさ。

元旦から2日間、俺は事務所でシロと就寝・・・
なぜかと言うと、
大みそかから続いている子供たちの狂喜乱舞の夜更かしに耐えかねての結果なのだ。
完全に昼夜逆転で、逆に昼間はおせちも食べずに部屋ごもりで静かだ。

子供たちの乱痴気騒ぎは夕食後すぐに始まる。
ネット上の友達もそのころからエンジンがかかり出すようで、
子供たち3人で喋っていたかと思うと、
いつの間にかスマホやゲームの向こう側の友達と喋っていたりする。
特に次女の声量は大きく、「ギャッハッハッハー」、「っザケンナヨー!」
それに加え、耳の遠いばあちゃんのテレビの音量も大きく、照明も煌々と点いていては、
とてもじゃないけど9時就寝の俺にはとてもじゃないが耐えられない。

そのかわり事務所では、シロも久しぶりにケージの外での就寝で、はしゃいでいる。
あまり眠れていないようで、朝になった現在は、自らケージに入って眠っている。
ノラたちは、相変わらず4時には朝食の催促に来ている。
子供たちが家に居る間は、俺は事務所が寝床になりそうだ。


大晦日の「笑ってはいけない」シリーズが無くて寂しいという声が多い。
俺も近年は見ていなかったが、最初のころは録画してでも見たかった番組だったので、
大掃除をしながら、あの番組をチラ見する大晦日の夜が我が家の恒例となっていた。
大晦日の夜は、テレビ迷子になった人が多く居たのではないだろうか?

元々俺は紅白は好きじゃない。
チャンネル権の無かった子供のころ、アニメやドラマを見たいのに、
半強制的に紅白と時代劇を見せられていた嫌な記憶があり、
それに、中学校に入ったころから洋楽にハマり、歌謡曲と演歌の紅白には興味が無かった。

「コンプライアンス」がテレビを支配して大晦日から笑いが消えた。
ほとんどテレビを見ない俺だが、これでは余計にテレビ離れに拍車がかかる。
紅白も「歌合戦」であり、男女に分かれて戦うという点から批判も多い。
それにLGBTQの問題まで絡めて来ては、もう何もできなくなってしまう。
正月3が日は、テレビで駅伝の途中経過をちょこちょことを見るくらい。
まあ、ネットでライブ中継を見るくらいでも良いか。

何でもかんでもコンプラで規制をかけることには疑問がある。
確かに最低限の線引きは必要だろうが、多少は見る側の倫理観に委ねても良いのではないか?
年に一回ぐらいは、次の日のことを考えずに腹を抱えて思いっきり笑って一年を終えたいものだ。

未来の日本を背負って立つ子供たちに悪影響だからとクレームが入ったのだろうが、
夜中に、敵を殺すゲームに夢中になっている子供のほうが危険だと思う。


つづく。


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