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赤ちょうちんの誘惑

土曜日、妻はパートの日を他の人と変えてもらい、自主製作映画的なものを見に行った。
なんでも、9月ごろに予約していたチケットの存在を忘れていいたらしく、
公演時間変更のメールで気づいたそうだ。
たぶん夜中スマホの最中、ノリでチケットをポチってしまったのだろう。
俺も用事が入っていたのだが、駅近の駐車場は高いということで、
予定の合間を縫って、仕方なく駅まで行き帰りの運転手をした。

昼ごろに送り、帰りは辺りは陽が落ちた夕方だった。
もう少し早く帰ることが出来たそうなのだが、
何を間違ったのか逆方向の電車に乗ってしまったそうで、駅で30分ほど待たされた。
駅のロータリーで30分も待っていると、何度もバスやタクシーに邪魔にされ、
停車場所を変えながらロータリーを何周もグルグル回る羽目になった。
駅前なので当然居酒屋や焼きとり屋もある。
車のヒーターを外気導入にしていると、店で焼かれる焼きとり臭が換気扇から漂ってくる。
むかしならその匂いに誘われて「一杯飲みてえなあ」となったところだが、
酒を飲まなくなった今は、「煙てえな、臭えな」となり、また停車場所を変えた。

駅の階段を下りて来た妻に、「赤ちょうちんを見ても大丈夫?」と聞かれた。
「逆にムカつく」と答えた。
飲んでいたころは、店の赤ちょうちんを見ると、
店内の雰囲気やこれから始まる楽しい出来事を想像してワクワクしたものだが、
素面で酔っ払いの相手をし、苦痛でしかない酒宴を何度も経験している今は、
早くこの場を立ち去りたいというのが正直な感想だった。
人も状況が変わればその見方も変わるものである。


来年度に実施する児童手当の拡充策の一つ、「第3子以降の加算倍増」について、
政府は「第1子」が22歳の年度末まで「第3子」の加算対象とする案を軸に調整に入った。
「第1子」が学生でも働いていても、要件を満たせば「第3子」加算の支給対象とする方向。

え~と、ウチの場合第3子である長男が22歳の学生だが、第1子の長女は27歳、
ダメじゃん。。。
少子化は今始まったわけじゃないし、20年前に言ってよね。

そもそも第1子も生まれなくなっている。
若者の非婚化改善のためには、児童手当の第三子加算の条件緩和程度の政策では、
超少子化の歯止めにならない厳しい現状と向き合う必要がある。
異次元とは程遠い少子化対策はバラマキで好印象と勘違いさせ、その裏では国民負担増。
国民のためではなく、すべては自分の選挙のためである。
若者や子育て世代はがっかりして聞く耳すら持たないでいる。


つづく。


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