どこまで注意すれば？

コロナさんの勢いが止まらない。

去年の年末年始は、子供たちが3人とも帰って来ていた。
長女は年末の書き入れ終了後、1月3日から来た、
次女はコミケのために飛行機で帰省したがインフルで正月三が日はダウン、
長男はセンター試験3週間前で元旦から塾だった、
始発に乗ってコミケに行った次女は
「駅まで迎えに来て～～」と、昼過ぎに途中棄権、インフル2日目だった。
帰ってきたら40度　、俺の布団に5日間寝かした。
センター20日前の長男は
「アイツ（次女のこと）、何で帰って来たんだよー」とピリピリ。
おかげで家族全員が病院でタミフルを処方された。
インフルには薬があるがコロナにはまだ無い。
後遺症など、どれだけ怖いものなのか症例も少ないのでわからない。
わからないことだらけなので、過剰に反応してしまう部分も多々あるだろう。

今年は俺たち夫婦とばあちゃんの3人だけの年末年始。
次女は、開催されるはずだった2020東京五輪とコロナの影響でコミケも中止、
それに、就活も終わっていないので帰省をパス、
大学生になった長男は、塾バイトと、
何より周りの目が気になって関東には帰って来れない。
「新幹線の搭乗口に行くのが怖い」と言っている。
長女は、車で1時間のところなので帰ってくるかもしれない。

年末は、コロナは風邪だ！と言う人や自粛を我慢できなくなった人たちが、
街に多く繰り出すだろう。
「例年通り」と言う言葉が大好きな国民性は簡単には変えられない。
たぶん年明けには、コロナ陽性者数は今と変わらずに増え続けていることだろう。

肝硬変と肝細胞がんの俺は、妻に作ってもらう雑煮と、おせち
それに飽きたら、ビビりながらコンビニで買って来た品物を、
除菌シートで拭いてから食べていることだろう。

除夜の鐘も行かない。
初詣も時期をずらして行こうと思っている。
年始回りも当然行けない。
具合が悪くなっても、病院から受け入れ拒否されるかもしれない。

今年はアブノーマルな年末年始になりそうだ。
危険は冒せない、大人しく籠っていよう。


つづく。



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