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おじさんは叩いて良い?

昨夜、畳んだ着替えの中から長さ10㎝越えの大きなムカデを発見!
胴体は黒光りして無数の足はオレンジ色、
妻に殺虫剤のありかを聞いた。
妻が持ってきたのは「凍殺ジェット」 凄いネーミングだ。
至近距離からスプレーしたら瞬殺だった。
凍殺ジェットは名ばかりではなかった。


「おじさんは叩いて良い風潮」といったコラムを読んだ。
高給取りなのに仕事の手を抜く「働かないおじさん」、
「臭い」とか「キモい」といった容姿への中傷など。

社会が不安定になると、不満のはけ口として何かを叩くというのは昔から繰り返される。
2000年代はニート、もっと最近では生活保護受給者がその対象になっていた。
ネガティブなイメージが広まった一因として、
情報収集の仕方が劇的に変わってきていることが挙げられる。
SNSでの情報収集が主流となり、短くてインパクトのある言葉、写真が繰り返し閲覧され、
ネガティブな情報が次々に発信され、拡散するわけだ。

おじさんは社会的強者、だから強い者を叩くのは正義である、最大の理由がこの理屈だ。
だが、イメージではなく、おじさんの現実をしっかり見ることも重要だ。
金銭的な余裕があり、優雅な生活を送っているおじさんは一握りの人だけだ。
誰もが生きるのに必死な時代、大多数のおじさんは権力もなければ、お金も持っていない。
おじさんの3割近くが未婚で、今後もその割合は増えていく。
非正規雇用者も増え貯金もなく、明日の生活に不安を抱えているおじさんも少なくない。

現代において中高年の男性を「おじさん」と一括りにして叩くのは時代錯誤である。
「おじさん」と一括りにした方が面白おかしく叩きやすいのだろうが、
世代別や性別関係なく、優れている人は優れているしダメ人間はダメ人間だ。

おじさん同士、おばさん同士、若者同士、男同士、女同士と、
俺も、一線を画して付き合っている感は否めない。
同世代の人とは性別関係なく話しやすいが、
子供たちの年代に対して深く突っ込めない自分がいる。
そこには「アルコール依存症の恥ずかしい父親」という引け目も感じているからだ。
自分を認めてもらいたいとは思わないが、
男女間や世代間で距離を置くほうが円滑にいく場合もある。

まあケースバイケースだよね。


つづく。


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