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鬱病と顔つきの変化

かつて俺は、仕事の不振や環境の変化から、うつ症状が現れた。
煮え切らない日々の生活から逃避するために、大好物だった酒の力を借りたわけなのだが・・・
うつ病の人は顔つきが変わると言う。
俺も無気力から口数と笑顔が減り、無表情になっていたのだと思う。

うつ病とは? ↓
気分の落ち込みや興味・喜びの減退などの精神症状や不眠、倦怠感、
食欲の低下などの身体症状が継続することにより、社会生活が困難になる病気。
強いストレスがかかっている状態にあると発症しやすくなる。
また、神経生物学的要因や身体的要因、遺伝子的要因も関係しているらしい。
国際疾病分類では「気分障害」に分類され、
気分障害には、気分の落ち込みと高揚を繰り返す双極性障害なども含まれる。
うつ病は、生涯を通して15人に1人がかかると言われており、決して珍しい病気ではない。

うつ病の人に見られる行動の特徴
欠席や欠勤が増える、ネガティブな発言が増える、言葉数が減る、
楽しい予定も断るなどの特徴が挙げられる。
うつ病と言えば、ネガティブな発言をする病気のイメージがあるかもしれないが、
1人で抱え込んで誰にも弱音を吐かない人もたくさんいる。
失くしものや忘れ物が増える、簡単なミスが目立つ、食欲が減る・または増す
「身体がだるい」「前と比べてすぐ疲れるようになった」
というような倦怠感が生じるので、活動量が低下する。

うつ病になりやすい人の特徴
「生真面目」「完璧主義」「責任感が強い」「自分に厳しい」といった性格の人が多い。
人からの頼みや依頼を断れず、タスクをかかえ込んでしまったり、
臨機応変な対応が出来ずに自分を追い込んでしまったりする傾向にある。
うつ病は本人が「うつ病ではない」「まだ大丈夫」と受診を拒否することが多い。

鬱の症状はアルコール依存症に酷似している。
鬱からのアルコール依存症、アルコール依存症からの鬱が多いのも頷ける。
落ちこんだ気分が一時的にはアップするため、
「うつ」のつらさを飲酒による酔いで紛らわそうとし、
つらさを誰かに打ち明けたり、助けを求めたりするよりも、
「自分の力で何とかしようとする」傾向が強く、
その手段としてアルコールという薬物を使用する。
いわば抗うつ薬代わりに「自己処方」することがある。

また、うつに伴う不眠の苦しさを解消しようとして、寝酒という手段をとる人も少なくない。
けれど、これらは非常に危険な方法であり、
アルコールは長期的には、抑うつ傾向を高める効果をもたらすものの、
一時的に気分がアップしたように感じても、
連用すればむしろ、うつの症状を強めてしまう結果になる。
また、アルコールは眠りの質を低下させるため、睡眠障害も悪化させてしまう。

習慣的な飲酒は、薬物療法の効果を弱めるとの指摘もある。
結局、休養を取り、規則正しい生活をするといった結論に達してしまう。
俺がもし健康体だったなら、欲を言えばもうちょっと足掻いてみたいんだどな。


つづく。


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