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厚労省ガイドライン

厚生労働省がビールロング缶1本のアルコール摂取でも、
大腸がんの発症リスクが高まるなどとするガイドラインを発表したことで、
ビール各社が「ストロング系」の販売から撤退する動きが活発化する見込み。
アサヒとサッポロがアルコール度数8%以上の缶酎ハイの新商品を販売しない方針を示したが、
本音は、ストロング系で強い販売力を持つサントリとキリンに負けただけだと思う。
販売戦略としてきれいごとを言っているだけだと感じた。
オリオンビールのようにストロング系から完全撤退したと言うならまだしも、
アサヒはセブンイレブンブランドで今後もストロング系を売り続けるだろう。

俺のアルコール依存症の末期症状が出始めたのが、
季節的には2017年のちょうど今頃、2月の下旬だ。
ストロング系など既に通り越してジュースみたいなもので、
ストロング系は4Lペット焼酎の買出しに行った時、
のどの渇きを抑えるためジュース代わりに買っていただけ。

焼酎をストロング系チューハイで割るといった爆弾のような酒を飲んでも酔わなかった。
というか、酔いっぱなしなので麻痺していた。
ストロング系からアルコール依存症を発症する人も多いと聞くが、
俺の場合は、缶チューハイのアルコール度数が少し上がってラッキー!程度に過ぎなかった。

そのころ、対外的な仕事は妻に頼み、デスクワークを酒に侵された脳ミソでしていたので、
ミスも多く周囲に迷惑をかけていた。「ヤバいっ!」と思い始めていた。
それに、三度の飯より好きだった飲み会も、手の震えを隠すために遠慮しがちになり、
ひたすら机の引き出しに隠してある焼酎を飲んでいた。
その後、固形物を口から入れなくなり、酒臭さを家族に知られたくないから自宅に戻らなくなり、
身体が思うように動かなくなり始め、風呂も週に1度となっていた。
あれだけ気を使って隠し通してきたのに、身体も脳も麻痺して、
もう完全に隠しきれない状態に陥った。

そのころ妻は、保健センターと断酒会に相談を始めていたそうだ。
そしてその2ヵ月後、断酒会の人から紹介された精神病院の入院説明を聞きに行くことになった。
しかし、妻が病院に行く予定日の朝、俺は吐血下血して緊急入院となった。
その後のことは過去に何度も書いたので省略する。

連続飲酒で朝も昼も夜も関係なくなっていたところ、
「もう俺ダメかも?」「このまま逝っちゃうのかな?」などと、
家族や周囲への責任や迷惑などはそっちのけで、自分勝手なことばかり考えていた。
まるで子供戻りしたようで、思考回路がメチャクチャだった。

ストロング系ばかりじゃない。
酒は飲み過ぎると身体ばかりじゃなく、人間性も変えてしまう恐ろしい薬物なのだ。


つづく。


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