SSブログ

長男帰省

日曜は、予定通り畑を耕した。
雑草だらけの荒れた畑で作物を育て始めてから3回目の春が来た。
石まじりだった土も、徐々に畑の土っぽくなってきた。
苦土石灰と堆肥を拡散させながら、
腰を気遣い、休憩をこまめに入れながらの作業となった。
中にはここをトイレにしているクロのうんちも混ざっていただろうが、
「もし触っても手袋と長靴の上からだ」と、気にせず作業を進めた。
約半日かかってしまったので、
妻が「今おとーちゃんが着てる服を入れないと洗濯機回せないから手伝うわ」
「アリガト」
(どうせならもうちょっと早く来てくれればよかったのに)

サビ親子の捕獲作戦の準備にも取り掛かった。
5年前にシロを捕獲するために買った簡易ケージを洗って乾かし、
夕ご飯の時にはそのケージの中で食事をさせた。
最初は警戒していたものの、空腹には勝てなかったようで、
親子そろってケージの中で夕ご飯を食べた。
今週はこのやり方で食事を与え、
作戦決行時には、
食事中にケージの入り口のジッパーを閉めて病院に搬送するつもり。
長女に聞いたところ、
5年前にシロを捕獲した時には、
ケージのネット部分を破って脱走さられそうになったとのこと。
はたしてうまくいくだろうか?

その日の夜、新潟から末っ子長男が春休みのために帰省した。
妻への電話では、
「途中で群馬の温泉に寄ってから帰る」
「10時ごろ駅に迎えに来て」と言っていた。
朝が早い俺には、さすがにその時間は爆睡中なので迎えは妻に任せた。
そしたら夕食後、玄関を開ける音が。
ダッフルコートのフードをかぶり、ネックウォーマーと手袋、
完全防備のエスキモーのようないでたちで息子が立っていた。
時間は20時50分、
どうやら妻は20時と10時PM(22時)を間違えたようだ。
車なら5分の距離だが、50分かけて歩いて帰って来たそうだ。
さすがは陸上部、5㎞を5000mと脳内変換したようだ。
俺「電話すればよかったじゃん」
子「いやー、寝てたら悪いと思って」
親思いの息子である。
よく見ると靴下がビショビショ、
群馬県北部の温泉地は大雪だったそうだ。
せっかく日帰り温泉をはしごして帰ってきたのに、
もう一度、家で風呂に入りなおしていた(笑)


つづく。


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村



アルコール依存症ランキング












nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:健康